※出演された組合長・理事長等の氏名は収録当時のものです。
2020.03.06
熊本地震からの生活・営農再建を支援しながら、生産者所得の向上を目指す!
JAかみましき 組合長
梶原哲
今日は、熊本県 JAかみましき 梶原哲組合長。
2016年の熊本地震では最大震度7を経験。
組合員や地域住民の生活・営農再建を支援する一方で、
自己改革にも力を入れる。
「これまで6つあったカントリーエレベーターを3箇所に再編して、
規模・機能を強化しました。
中長期で見れば、
農家の利用料金を減らしていけると考えています」
食と農をつうじた地域のつながりも積極的に作っている。
「親子によるイチゴ狩りなど、
食農体験ツアーを定期的に開催しています。
未来を担う子どもたちに、
農業の魅力をこれからもたくさん伝えていきたいと思っています」
JAかみましき 梶原組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.05
北陸最大のトマト産地として6次産業化商品を次々と開発する!
JA小松市 組合長
西沢耕一
今日は、石川県 JA小松市 西沢耕一組合長。
北陸最大のトマト産地。
規格外品を活用した6次産業化で、
さらなる産地の拡大を目指す。
「トマトカレーを作っております。
レトルトパックのトマトカレーなんですけど、
非常に好評をいただいています。
それからトマトジュースについても、
去年から発売しておりますけれども、
爽やかな飲み口ということで好評いただいています」
6次産業化商品のヒットによって、
年間を通じて、原料を安定供給できる体制が整っている。
「たとえば高速道路のサービスエリアとか、
あるいはスーパーとか、
どんどんどんどん置いていただいているということで、
売れなければなにを作っても意味がない、
ということなので、売るのに今精一杯努力していると、
そういうことでございます」
JA小松市 西沢組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.04
長野県内でも有数の農畜産物の生産地として、食と農をつうじた地域の結びつきに力を入れる!
JA佐久浅間 組合長
浅沼博
今日は、長野県 JA佐久浅間 浅沼博組合長。
長野県内でも有数の農畜産物の生産地。
現在では、ユーカリの産地化にも取り組んでいる。
「ユーカリはですね、軽量で大変栽培しやすく、
鳥獣被害も受けにくい、
また、低コストということで
高齢化対策、さらに、中山間地の耕作放棄地対策として
非常に期待しているところでございます」
食と農をつうじて、地域の結びつきも生み出している。
「JAの女性会の取り組みとしてですね、
年に2回、地域の高齢者を対象に、
「まごころ弁当」の配食サービスをしております。
地元食材をたっぷり取り入れて
1食100円ということで大変喜ばれております」
JA佐久浅間 浅沼組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.03
JAの独自肥料を使ったブランド米、「土づくり実証米」の振興に力を入れる!
JA秋田しんせい 組合長
小松忠彦
今日は、秋田県 JA秋田しんせい 小松忠彦組合長。
「秋田由利牛」や「秋田鳥海りんどう」など
さまざまな特産のブランディングを進める一方で、
主力の米は、JAの独自肥料を使ったブランド米、
「土づくり実証米」の振興に力を入れる。
「土づくり実証米は、JAが土づくり肥料の散布費用を
無料にすることで、農家の負担を減らしています。
食味もよい独自のブランド米として全国にPRしながら、
生産者の所得向上につなげています」
企業や農機具メーカーとも連携して、
スマート農業にも積極的に取り組んでいる。
「試験的にではありますが、ドローンを活用して水田を撮影し、
そのデータを活用することで、
圃場内・圃場間の生育のバラツキをなくし、
安定収量確保の取り組みをおこなっています」
JA秋田しんせい 小松組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.02
農家の手取り最大化を掲げ、米だけに頼らない水田農業を目指す!
JAつがるにしきた 組合長
長内隆彦
今日は、青森県 JAつがるにしきた 長内隆彦組合長。
農家の手取り最大化を掲げ、
米づくりにかかる肥料や農薬のコストカットに力を注ぐ。
その一方で、
米だけに頼らない水田農業も目指している。
「農家が取り組みやすいブロッコリーの産地化を目指しています。
JAとしましても、選果機、
製氷機を導入して、首都圏にも販路を伸ばしています」
地域農業の担い手の元へも積極的に出向き、
課題や要望を丁寧にヒアリングする。
「JAの情報を提供し、要望をどんどん出してもらえるよう
「担い手わげもの会」を設立しました。
地域に愛されるJAとなれるよう、
一丸となって取り組んでおります」
JAつがるにしきた 長内組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.21
JAがハウスを建設し、生産者へ貸し出すハウスリースを実施していちごやトマトの産地化を進める!
JA遠州夢咲 組合長
堀内和清
今日は、静岡県 JA遠州夢咲 堀内和清組合長。
いちごやトマトの産地形成のため、
JAがハウスを建設し、生産者へ貸し出すハウスリースを実施。
生産量拡大を目指す。
「トマトでは、約4㏊。いちごでは、約1㏊のハウスを建設し、
既存の生産者や新規就農者に貸し出し、生産力の強化を
進めています」
ハウスリースとともに、機械選果場も整備し、
生産者の荷造り軽減にも取り組んでいる。
「令和元年度には、トマトの機械選別機や
いちごのパッケージセンターを更新し、所得向上を目指しています」
JA遠州夢咲 堀内組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.20
品種ごとに用途分けをしながら、需要に応じた生産・販売で稲作を振興!
JA東びわこ 理事長
大脇利博
今日は、滋賀県 JA東びわこ 大脇利博理事長。
稲作では、オリジナルの肥料を開発してコストを削減!
生産者所得のアップに力を注ぐ。
「キヌヒカリや日本晴を業務用に、
それから、みずかがみやコシヒカリ、
秋の詩をブランド米にというように、
品種ごとに用途分けをして、
需要に応じた生産・販売を進めて稲作を振興しています」
さまざまな特産品の活性化にも取り組んでいる。
「特に人気のある彦根梨は、
選果ラインを増設したことで、処理能力が倍増しました。
さらなるブランド力の向上を目指しています」
JA東びわこ 大脇理事長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.19
園芸ときのこの両輪で、6次産業化商品の開発にも力を入れる!
JA中野市 組合長
望月隆
今日は、長野県 JA中野市 望月隆組合長。
園芸ときのこの両輪で、
6次産業化商品の開発にも力を入れながら、
生産者の所得向上を目指す。
「干し柿の新しいブランドとして「琥珀の華」、
エノキタケの粉末を使いました「えのき茶」など、
消費者のみなさんそれぞれの
ニーズに合った商品を開発させていただいておりまして、
好評いただいておるところであります」
この1月には国際線ファーストクラスの機内食に、
JA中野市産のリンゴが採用された。
「自然に恵まれた信州中野には、
農産物がほんとうに豊富にあります。
国外の消費者のみなさん方にも
喜んでいただけたらな、
と、こんな思いでがんばっています」
JA中野市 望月組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.18
でんぷん製造工場から発生する副産物を肥料や飼料に変換し、循環型農業を実現!
JAこしみず 組合長
佐藤正昭
今日は、北海道 JAこしみず 佐藤正昭組合長。
若手農家を対象に、農業の基礎や地域の歴史を教える
独自の講座を開き、
JAを支える担い手の育成に力を注ぐ。
「経営や技術はもちろん人間性を学ぶ場として
若手担い手の為の駿農人講座を開いています。
高齢化で農業者も減少する中、
時代の変化に対応できる経営者がしっかり育っています」
でんぷん製造工場から発生する副産物は、
捨てることなく、
肥料や飼料に変換する施設を自前で作った。
「土づくりに取り組む中で生まれた独自のシステムは、
環境問題やコストなど、
将来の農業を見据えて、より高度化を図りました。
でんぷんを製造する過程で発生する副産物を、
液肥化や飼料としフル活用しており、
循環型農業を実現しております」
JAこしみず 佐藤組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.17
リンゴの輸出拡大に力を注ぎ、生産者の所得向上を目指す!
JA津軽みらい 組合長
山内敏
今日は、青森県 JA津軽みらい 山内敏組合長。
主要な農産物であるリンゴの輸出拡大に力を注ぎ、
生産者の所得向上を目指す。
「台湾や香港を中心に、ベトナム、タイ、
マレーシアにシンガポールと、
リンゴの輸出は順調に拡大しています。
輸出先からの要望もあり、
農業生産工程管理の「グローバルGAP」も取得しました」
東北有数のミニトマト産地も目指している。
「りんごと米を組み合わせた複合経営や、
新規就農者の加入もあって、ミニトマトの販売額は、
年々、増加しています。
消費者のみなさまから、
本当に美味しいと評判の津軽の桃と合わせて、
ぜひ、ご賞味ください」
JA津軽みらい 山内組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.07
全国有数のサトイモ産地。高齢化にも対応した選果場を稼働し、生産者の所得アップを目指す!
JAいるま野 組合長
大木清志
今日は、埼玉県 JAいるま野 大木清志組合長。
全国でも有数のサトイモ産地。
多くの時間を費やす出荷調整作業の負担を減らして
安定供給につなげるため、
新たに、サトイモ選果場を構える。
「農業者の高齢化にも対応した
サトイモの選果場を今年稼働します。
これにより、生産者の所得アップ、
さらには、農業生産の拡大につながるように
しっかり取り組んでまいります」
食と農をつうじた地域のつながり作りにも力を入れる。
「20代から40代の女性を対象に、
カルチャースクールを開いております。
子育て実践講座や料理教室など、
仲間作りの場としても、大変、好評いただいております」
JAいるま野 大木組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.06
酒米の振興に加えて、主食用米の加工品開発に力を注ぎ、生産者の所得向上を目指す!
JAなんと 組合長
上田憲仁
今日は、富山県 JAなんと 上田憲仁組合長。
米の作付面積のおよそ4割で、
酒米を栽培する富山県内有数の酒米産地。
毎年、酒米の生産者と蔵元が交流する
「なんと酒米サミット」を開催している。
「五百万石に雄山錦、山田錦と、
一丸となって酒米の栽培技術を向上させながら、
需要に応じて生産性をあげています」
酒米振興の一方で、主食用米の加工品開発にも力を注ぐ。
JA管内で栽培・収穫した特別栽培コシヒカリを100%つかった、
パックごはんは大変好評をいただいております。
JAなんと 上田組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.05
大型農産物直売所を拠点に地産地消を進め、次世代を担うリーダーも育成する!
JAあつぎ 組合長
大貫盛雄
今日は、神奈川県 JAあつぎ 大貫盛雄組合長。
都市近郊の農業を維持・発展させるために、
独自に「組合員講座」も開き、
次世代を担うリーダーの育成にも力を入れる。
「大型農産物直売所の夢未市を拠点に、
地産地消を推進しております。
昨年は、新たにオープンした大手スーパーの中に、
直売所の出張所も常設いたしました」
耕作放棄地の解消を目指して、小麦や大豆の生産も拡大する。
「厚木地粉うどんにさがみビールと、
小麦を使ったオリジナルの商品を、
次々と、生み出して生産拡大にもつなげています」
JAあつぎ 大貫組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.04
特産の梨は海外への販路が年々拡大し農業者の所得増大に貢献している!
JA常総ひかり 組合長
塚本治男
今日は、茨城県 JA常総ひかり 塚本治男組合長。
力を注ぐ、梨やメロンの輸出は、年々、輸出先が拡大し、
農業者の所得増大に大きく貢献している。
「とくに、梨につきましては、
ベトナムに加えて昨年はアメリカへも輸出しました。
メロンも、カナダをはじめ、
昨年は、シンガポールにも輸出しています」
肥料や農薬といった生産資材のコストカットに加え、
共同購入トラクターを提案する。
「これは、必要な機能を絞り込むことで価格を抑えたトラクターで、
生産者のニーズをとりまとめた中で、
一括で仕入れることでさらに価格を還元する取り組みです」
JA常総ひかり 塚本組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.03
特産品のブランド化に力を入れながら、販路の拡大も進める!
JA日向 組合長
藤本隆康
今日は、宮崎県 JA日向 藤本隆康組合長。
香酸かんきつのヘベス、みやざき地鶏のじとっこ。
特産品のブランド化に力を入れながら、
販路の拡大も進めて農家所得の拡大を目指す。
「農家の担い手の元へ定期的に出向き、
多様なニーズに答えています。
妊娠牛の供給をする繁殖センターや、
担い手を育成するトレーニングハウスも建設しました」
食と農をとおして地域のつながりを作りながら、
宅配便業者や路線バスの事業者とも連携を進める。
「青果物の集荷や輸送が困難な中山間地域で、
効率的な輸送体制を整備して、
生産者の生涯現役を支援していきます」
JA日向 藤本組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.24
地域農業の担い手のもとへ出向き、あらゆる課題を丁寧にヒアリングしながら所得向上を目指す!
JAむなかた 組合長
川口正利
今日は、福岡県 JAむなかた 川口正利組合長。
地域農業の担い手のもとへ出向き、
あらゆる課題を丁寧にヒアリングしながら、
生産者の所得向上を目指している。
「組合員からは、肥料の価格を下げて欲しいなど,
多くの要望が集まりましたが、
集約可能な肥料や農薬を選んで仕入れ、
共同購入の量を積み上げて、値下げを進めています」
農家の高齢化が進む中、人手不足にも対抗する。
「厚生労働省の認可も受けて、農作業ヘルパーを募集し、
農家とつなげています。
イチゴのパッケージセンターも
新設に向けて着実に歩みを進めております」
JAむなかた 川口組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.23
世界農業遺産にも認定された静岡の茶草場農法!掛川茶の認知度向上に力を入れる!
JA掛川市 組合長
松永大吾
今日は、静岡県 JA掛川市 松永大吾組合長。
世界農業遺産にも認定された
「静岡の茶草場農法」を活用して、
地域の特産である、
「掛川茶」の認知度向上に力を入れる。
「茶草場農法で生産された茶葉を使ったリーフ茶はもちろん、
掛川茶ラテ、掛川茶ほうじラテなど、
直売所やインターネット等で販売しています。
掛川茶の付加価値、これをあげることで生産者所得のアップ。
これを目指しています」
この1月には、直売所「さすが市」の隣に料理教室をオープンした。
「あぐりきっちんという名前の料理教室ですけども、
幅広い世代の方に来ていただいて、
地域をさらに盛り上げていきたいと思っています」
JA掛川市 松永組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.22
地産地消を掲げながら6次産業化にも力を入れる!
JA兵庫六甲 組合長
木下祝一
今日は、兵庫県 JA兵庫六甲 木下祝一組合長。
肥料や農薬は、銘柄を集約した予約購買でコストカットを実現。
地産地消を掲げて販路を拡大させながら、
6次産業化にも力を入れている。
「昨年は、イチジクジャムや、
三田市産のピーマンたっぷりピーマンカレー、
川西市産イチジクアイスなどを開発して、
大変、好評いただいています」
地域の農業振興に役立つ活動を支援する、
独自の基金も設置する。
「ろくちゃん食農支援基金と題して、
食農教育に取り組む組織や学校を支援しています。
今後も、地域の農業振興に積極的に取り組んでいきます」
JA兵庫六甲 木下組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.21
一大果樹産地として輸出にも力をいれながら、商品ブランドの価値を高め、販路の拡大につなげる!
JAフルーツ山梨 組合長
中澤昭
今日は、山梨県 JAフルーツ山梨 中澤昭組合長。
桃やぶどうなどの一大果樹産地。
国内はもちろん海外への輸出にも力をいれるほか、
農業生産工程管理
「GAP」の取り組みも進める。
「いまの時期になると特産の
枯露柿を台湾に輸出しています。
海外に輸出することで、
商品ブランドの価値を高めながら、
販路の拡大につなげたいと思っております」
農業を障害者福祉などの現場に生かす、
「農福連携」も進めている。
「数年前から、農福連携をおこなっているところなんですが、
スイーツの開発など
産地を守る切り札として期待しています」
JAフルーツ山梨 中澤組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2020.01.20
京野菜の世界ブランド化へ向けて、地域に寄り添いながら、販売力の強化に力を注ぐ!
JA京都中央 組合長
冨阪裕一
今日は、京都府 JA京都中央 冨阪裕一組合長。
地域農業の担い手の元へ出向き、
課題や要望を、しっかりとヒアリング。
京野菜の世界ブランド化へ向けて、
地域に寄り添いながら、販売力の強化に力を注ぐ。
「新たな消費者ニーズを発掘して、
京野菜の魅力を全国へ発信しています。
昨年4月には、新たに山形県の寒河江に、
九条ネギなど5品目を出荷しました」
子どもたちへの食農教育にも取り組んでいる。
「泥んこになりながらの田植え体験や
タケノコ掘り名人との収穫体験など、
子どもたちからはとても反響があります。
これからも地域とともに歩むJAでありたいと思っています」
JA京都中央 冨阪組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。