2019年12月

2019.12.27

米だけに頼らない複合経営を掲げ麦や大豆の転作にも力をいれる!

JA名取岩沼 組合長
佐藤富志雄
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、宮城県 JA名取岩沼 佐藤富志雄組合長。

市場の開拓にも積極的に取り組み、
肥料や農薬など、
生産資材のコストカットにも力をいれる。

「米だけに頼らない複合経営を掲げています。
例えば、麦や大豆の転作にも力を入れております。
さらには、飼料用米等の、
販売単価などの情報を
農家に細かく提供できるようにしています」

10月に発生した台風19号では大きな被害に見舞われた。

「大豆の大部分、そして、特産のセリも、
4割が冠水するなど大きな被害を受けました。
早期に農業が再開できるよう、
JAと生産者が一丸となって取り組んでまいります」

JA名取岩沼 佐藤組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.26

北魚沼産ブランド米を世界へ発信するべく、グローバルGAPの普及拡大を目指す!

JA北魚沼 理事長
岡村健市
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、新潟県 JA北魚沼 岡村健市理事長。

コメのトップブランドである「魚沼コシヒカリ」の産地。
食味向上の様々な取り組みが実を結び、
2019年は、食味ランキングで「特A評価」を奪還した。

「北魚沼産ブランド米の産地として、
信頼をさらに強化するために、
安心・安全の国際的な認証基準である、
「グローバルGAP」の
普及拡大に取り組んでいるところです」

コメだけでなく園芸作物にも力をいれる。

「JAでは、トラクターをはじめ、
さまざまな農業用機械のレンタルも充実させました。
今後、園芸品目の生産拡大も
目指していきたいと思っています」

JA北魚沼 岡村理事長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.25

担い手対策室を設置して、次世代の育成を強化!

JA北はるか 組合長
中瀬省
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、北海道 JA北はるか 中瀬省組合長。

農業の労働力不足に対抗するため、
「担い手対策室」を設置。
次世代の育成に力をいれている。

「第三者継承と言われる仕組みを使いまして、
農地・設備を、そのまんまの状態で引き受けていただく、
と、そういう仕組みでやっております」

生産資材のコストカットにも積極的に取り組みながら、
組合員の所得向上を目指す。

「高品質の野菜の出荷にも積極的に取り組んでいます。
水分を抑制した「フルーツトマト」、
これを、「はるかエイト」というネーミングで出荷しております。
また、生で食べるホワイトアスパラガスも、
非常に生産が伸びています」

JA北はるか 中瀬組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.24

広島県内最大規模の農産物直売所をオープン!

JA福山市 組合長
佐藤宏
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、広島県 JA福山市 佐藤宏組合長。

この6月には、広島県内最大規模の農産物直売所
「FUKUYAMAふくふく市」をオープン。
「身近で親しまれるJA」を目指している。

「新鮮で安全・安心な農畜産物を取り揃え、
生産者と消費者が集う、
地産地消の拠点を目指しております」

ふくふく市には、直売所のほか、
農業研修施設やクッキングスタジオ、
情報発信コーナーも併設した。

「次世代農業者の育成強化や食農教育活動、
そして料理教室など、
地域のみなさまとの新たな交流の場として
活用していきたいと思っています」

JA福山市 佐藤組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.23

地産地消に力を注ぎ金沢農産物のブランド力のアップも目指す!

JA金沢市 組合長
橋田満
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、石川県 JA金沢市 橋田満組合長。

地産地消に力を注ぎ、農産物直売所の販売額は、
毎年、過去最高を更新する。

「五郎島金時や加賀レンコン、伝助大根など、
伝統ある15品目の「加賀野菜」、
さらにはスイカや大根など
基幹5品目の「金沢そだち」と、
金沢産農産物のブランド力のアップを目指しています」

さらなる販路の拡大を見据え、
大消費地である東京へのPRにも力をいれる。

「金沢産農産物の販路を拡大させようと、
高速バスの空きスペースを活用して、
東京に直送する取り組みを始めました。
首都圏で多くの方々に
PRできることに期待をしております」

JA金沢市 橋田組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.13

地の利を活かした産地づくりと6次産業化の強化!

JAあきがわ 組合長
坂本勇
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、東京都 JAあきがわ 坂本勇組合長。

大消費地に近い、地の利を活かした「産地づくり」を進めながら、
漬物や味噌をとおした
6次産業化の取り組みにも力を入れる。

「今年は、あきるの市産の、規格外の大根を使った
おろしぽん酢の販売をはじめました。
消費者の方にも、大変、好評をいただいています」

小学生や保育園児を対象に「稲作体験教育」をおこなうなど、
食と農をとおして地域のつながりを作りながら、
高齢農家の耕作支援や、農機具の無料点検など、
地域の生産者も幅広くサポートする。

「新規就農者には、無料で農機具を貸し出す
支援もおこなっております。
トラクターの購入には初期投資がかかることもあり、
非常に、喜ばれております」

JAあきがわ 坂本組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.12

タブレット端末で、営農に必要な情報を迅速に組合員へ提供!

JA利根沼田 組合長
林康夫
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、群馬県 JA利根沼田 林康夫組合長。

地域農業の担い手のもとへ出向き、
あらゆる課題を丁寧にヒアリングしながら、
生産者の所得向上を目指している。

「JAの職員は、タブレット端末を常に持ち、
さまざまな営農に関する情報を迅速に生産者へ提供しており、
大変、好評いただいています」

食と農をつうじた地域の活性化にも力を注ぐ。

「10年ほど前から、1年に3回、
「親子農業体験」を開催しています。
種まきや苗植え、収穫までを体験してもらうことで、
たくさんの人に農業の魅力を伝え、
農業まつりなどを通じ、
地域の方に、JAの理解と絆を深めています」

JA利根沼田 林組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.11

水稲・園芸・畜産の三本柱で生産者の所得増大!

JAいわて平泉 組合長
佐藤鉱一
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、岩手県 JAいわて平泉 佐藤鉱一組合長。

黄金文化で知られる奥州・藤原氏ゆかりの地。
そこから着想を得て、
「黄金の郷」と銘打った独自の営農支援策に取り組んでいる。

「水稲、園芸、畜産の三本柱で
生産者の所得増大を目指しています。
肥料や農薬といった
生産資材のコストカットも確実に進めています」

毎年3月11日には、
地元農畜産物で作った「とん汁」を振舞っている。

震災当時を忘れずに、地元食材で、おにぎりと豚汁をつくり、
一関駅前で振る舞い、
安全・安心な食を今後ともPRしていきたいと思っています。

JAいわて平泉 佐藤組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.10

和牛繁殖に園芸品目と積極的に後継者を育成!

JA北さつま 組合長
春田和則
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、鹿児島県 JA北さつま 春田和則組合長。

和牛繁殖や園芸品目で経験の浅い人を集めた勉強会を開催。
積極的に、後継者の育成に取り組んでいる。

「トマトにイチゴにネギに繁殖牛と、
若手の勉強会では、
知識や技術が身につくのはもちろんなんですが、
人と人とのつながりができると好評です」

地域農業の担い手の元へ出向き、
農家の要望を積極的にヒアリング。
生産者の所得向上にも力をいれる。

「一円でも安く生産資材を提供することに
全力で取り組んでいます。
肥料や農薬は、安心・安全を確実に実現し、
低価格化を実現しています」

JA北さつま 春田組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.12.09

草津メロンをはじめ農産物のブランド化に力をいれる!

JA草津市 理事長
田中進
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、滋賀県 JA草津市 田中進理事長。

JA管内の「施設野菜団地」は、全国でも有数の規模を誇り、
草津メロンをはじめ、水菜やホウレン草など
さまざまな農産物のブランド化に力を入れながら、
生産者の所得向上を目指す。

「草津メロンはさらなる産地の維持拡大を見据えまして、
トレーニングハウスを新たに設置して、
新規のメロン栽培者を育成する講座を始めました」

食と農をつうじた地域の活性化にも取り組んでいる。

「女性大学にアグリキッズスクールと、
世代を超えて、食と農とくらしをテーマにした
学びの場をたくさん作っています。
今後とも、食と農をつうじた活動で、
地域を元気にしたいと考えています。

JA草津市 田中理事長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
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