2020年2月

2020.02.21

JAがハウスを建設し、生産者へ貸し出すハウスリースを実施していちごやトマトの産地化を進める!

JA遠州夢咲 組合長
堀内和清
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、静岡県 JA遠州夢咲 堀内和清組合長。

いちごやトマトの産地形成のため、
JAがハウスを建設し、生産者へ貸し出すハウスリースを実施。
生産量拡大を目指す。

「トマトでは、約4㏊。いちごでは、約1㏊のハウスを建設し、
既存の生産者や新規就農者に貸し出し、生産力の強化を
進めています」

ハウスリースとともに、機械選果場も整備し、
生産者の荷造り軽減にも取り組んでいる。

「令和元年度には、トマトの機械選別機や
いちごのパッケージセンターを更新し、所得向上を目指しています」

JA遠州夢咲 堀内組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.20

品種ごとに用途分けをしながら、需要に応じた生産・販売で稲作を振興!

JA東びわこ 理事長
大脇利博
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、滋賀県 JA東びわこ 大脇利博理事長。

稲作では、オリジナルの肥料を開発してコストを削減!
生産者所得のアップに力を注ぐ。

「キヌヒカリや日本晴を業務用に、
それから、みずかがみやコシヒカリ、
秋の詩をブランド米にというように、
品種ごとに用途分けをして、
需要に応じた生産・販売を進めて稲作を振興しています」

さまざまな特産品の活性化にも取り組んでいる。

「特に人気のある彦根梨は、
選果ラインを増設したことで、処理能力が倍増しました。
さらなるブランド力の向上を目指しています」

JA東びわこ 大脇理事長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.19

園芸ときのこの両輪で、6次産業化商品の開発にも力を入れる!

JA中野市 組合長
望月隆
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、長野県 JA中野市 望月隆組合長。

園芸ときのこの両輪で、
6次産業化商品の開発にも力を入れながら、
生産者の所得向上を目指す。

「干し柿の新しいブランドとして「琥珀の華」、
エノキタケの粉末を使いました「えのき茶」など、
消費者のみなさんそれぞれの
ニーズに合った商品を開発させていただいておりまして、
好評いただいておるところであります」

この1月には国際線ファーストクラスの機内食に、
JA中野市産のリンゴが採用された。

「自然に恵まれた信州中野には、
農産物がほんとうに豊富にあります。
国外の消費者のみなさん方にも
喜んでいただけたらな、
と、こんな思いでがんばっています」

JA中野市 望月組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.18

でんぷん製造工場から発生する副産物を肥料や飼料に変換し、循環型農業を実現!

JAこしみず 組合長
佐藤正昭
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、北海道 JAこしみず 佐藤正昭組合長。

若手農家を対象に、農業の基礎や地域の歴史を教える
独自の講座を開き、
JAを支える担い手の育成に力を注ぐ。

「経営や技術はもちろん人間性を学ぶ場として
若手担い手の為の駿農人講座を開いています。
高齢化で農業者も減少する中、
時代の変化に対応できる経営者がしっかり育っています」

でんぷん製造工場から発生する副産物は、
捨てることなく、
肥料や飼料に変換する施設を自前で作った。

「土づくりに取り組む中で生まれた独自のシステムは、
環境問題やコストなど、
将来の農業を見据えて、より高度化を図りました。
でんぷんを製造する過程で発生する副産物を、
液肥化や飼料としフル活用しており、
循環型農業を実現しております」

JAこしみず 佐藤組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.17

リンゴの輸出拡大に力を注ぎ、生産者の所得向上を目指す!

JA津軽みらい 組合長
山内敏
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、青森県 JA津軽みらい 山内敏組合長。

主要な農産物であるリンゴの輸出拡大に力を注ぎ、
生産者の所得向上を目指す。

「台湾や香港を中心に、ベトナム、タイ、
マレーシアにシンガポールと、
リンゴの輸出は順調に拡大しています。
輸出先からの要望もあり、
農業生産工程管理の「グローバルGAP」も取得しました」

東北有数のミニトマト産地も目指している。

「りんごと米を組み合わせた複合経営や、
新規就農者の加入もあって、ミニトマトの販売額は、
年々、増加しています。
消費者のみなさまから、
本当に美味しいと評判の津軽の桃と合わせて、
ぜひ、ご賞味ください」

JA津軽みらい 山内組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.07

全国有数のサトイモ産地。高齢化にも対応した選果場を稼働し、生産者の所得アップを目指す!

JAいるま野 組合長
大木清志
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、埼玉県 JAいるま野 大木清志組合長。

全国でも有数のサトイモ産地。
多くの時間を費やす出荷調整作業の負担を減らして
安定供給につなげるため、
新たに、サトイモ選果場を構える。

「農業者の高齢化にも対応した
サトイモの選果場を今年稼働します。
これにより、生産者の所得アップ、
さらには、農業生産の拡大につながるように
しっかり取り組んでまいります」

食と農をつうじた地域のつながり作りにも力を入れる。

「20代から40代の女性を対象に、
カルチャースクールを開いております。
子育て実践講座や料理教室など、
仲間作りの場としても、大変、好評いただいております」

JAいるま野 大木組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.06

酒米の振興に加えて、主食用米の加工品開発に力を注ぎ、生産者の所得向上を目指す!

JAなんと 組合長
上田憲仁
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、富山県 JAなんと 上田憲仁組合長。

米の作付面積のおよそ4割で、
酒米を栽培する富山県内有数の酒米産地。
毎年、酒米の生産者と蔵元が交流する
「なんと酒米サミット」を開催している。

「五百万石に雄山錦、山田錦と、
一丸となって酒米の栽培技術を向上させながら、
需要に応じて生産性をあげています」

酒米振興の一方で、主食用米の加工品開発にも力を注ぐ。

JA管内で栽培・収穫した特別栽培コシヒカリを100%つかった、
パックごはんは大変好評をいただいております。

JAなんと 上田組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.05

大型農産物直売所を拠点に地産地消を進め、次世代を担うリーダーも育成する!

JAあつぎ 組合長
大貫盛雄
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、神奈川県 JAあつぎ 大貫盛雄組合長。

都市近郊の農業を維持・発展させるために、
独自に「組合員講座」も開き、
次世代を担うリーダーの育成にも力を入れる。

「大型農産物直売所の夢未市を拠点に、
地産地消を推進しております。
昨年は、新たにオープンした大手スーパーの中に、
直売所の出張所も常設いたしました」

耕作放棄地の解消を目指して、小麦や大豆の生産も拡大する。

「厚木地粉うどんにさがみビールと、
小麦を使ったオリジナルの商品を、
次々と、生み出して生産拡大にもつなげています」

JAあつぎ 大貫組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.04

特産の梨は海外への販路が年々拡大し農業者の所得増大に貢献している!

JA常総ひかり 組合長
塚本治男
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、茨城県 JA常総ひかり 塚本治男組合長。

力を注ぐ、梨やメロンの輸出は、年々、輸出先が拡大し、
農業者の所得増大に大きく貢献している。

「とくに、梨につきましては、
ベトナムに加えて昨年はアメリカへも輸出しました。
メロンも、カナダをはじめ、
昨年は、シンガポールにも輸出しています」

肥料や農薬といった生産資材のコストカットに加え、
共同購入トラクターを提案する。

「これは、必要な機能を絞り込むことで価格を抑えたトラクターで、
生産者のニーズをとりまとめた中で、
一括で仕入れることでさらに価格を還元する取り組みです」

JA常総ひかり 塚本組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.02.03

特産品のブランド化に力を入れながら、販路の拡大も進める!

JA日向 組合長
藤本隆康
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、宮崎県 JA日向 藤本隆康組合長。

香酸かんきつのヘベス、みやざき地鶏のじとっこ。
特産品のブランド化に力を入れながら、
販路の拡大も進めて農家所得の拡大を目指す。

「農家の担い手の元へ定期的に出向き、
多様なニーズに答えています。
妊娠牛の供給をする繁殖センターや、
担い手を育成するトレーニングハウスも建設しました」

食と農をとおして地域のつながりを作りながら、
宅配便業者や路線バスの事業者とも連携を進める。

「青果物の集荷や輸送が困難な中山間地域で、
効率的な輸送体制を整備して、
生産者の生涯現役を支援していきます」

JA日向 藤本組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
1