2020年3月

2020.03.20

有機農業宣言を掲げ、農薬や化学肥料を使用しない農産物を全国にPR!

JA下郷 組合長
矢﨑和廣
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、大分県 JA下郷 矢﨑和廣組合長。

全国のJAでも珍しい「有機農業宣言」を掲げて、
農薬や化学肥料を使用しない農産物と、
添加物を使用しない加工品の生産・販売に力を入れる。

「最近では、遺伝子組み換えをしていない
配合飼料で育てた乳牛による、
新鮮な耶馬溪牛乳100%の生乳と
砂糖の和三盆のみを使った
『飲むヨーグルトS-1』を発売しました」

小さなJAとして地域のつながりも大切にしている。

「診療所やデイケアの経営をはじめ、
これまでの買い物弱者の送迎に加え、
昨年からは、移動販売による買い物支援も始めました。
山間地域ですので、高齢者を中心に
「農協が無いと困る」と、大変、喜ばれております」

JA下郷 矢崎組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.19

地産地消を呼びかけながら、将来の高齢化も見据えてスマート農業の普及にも力を注ぐ!

JA大阪北部 組合長
岸本隆之
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、大阪府 JA大阪北部 岸本隆之組合長。

農産物直売所を拠点に、JAの公式LINEも活用しながら、
地産地消を呼びかける。
一方で、将来の高齢化を見据え、
スマート農業の普及にも力を注ぐ。

「畦畔などの草刈りの労力負担を軽減するために、
昨年は、JAの職員を対象に、
無線操縦草刈機の操縦体験会をおこないました。
女性や高齢者でも楽に草刈りができ、
作業の効率化が測れると、職員の間でも大変、好評です」

食と農をつうじた地域貢献も積極的に進める。

「地域住民とともに地域農業を応援する
サポーターズ倶楽部を結成しました。
JAの組合員の方々が保有する休耕中の農地を活用しながら、
農業に関わりの少ない方々も巻き込んで、
農業への関心を高めてもらっています」

JA大阪北部 岸本組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.18

人とトキが共生できる生物多様性農業を推進!

JA佐渡 理事長
越渡佳弘
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、新潟県 JA佐渡 越渡佳弘理事長。

生物多様性を保全する農業は、
日本で初めて、世界農業遺産に認められた。

「佐渡では、人とトキが共生できる
生物多様性農業を推進しています。
佐渡の自然に触れ、生きものを育む農法を
ご理解していただき、
生産者と消費者が共感できる農業の取り組みを進めています」

新規就農者も、しっかりと支援する。

「農業に希望を持って佐渡島を訪れる若者はたくさんいます。
意欲を持った若者には農業の知識や技術を教えながら、
就農時には農地のあっせんや、
JAが農業機械を取得してリースをするなどの後押ししています」

JA佐渡 越渡理事長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.17

すべてのJA職員が地域農業の多様な担い手を訪問してあらゆる課題を丁寧にヒアリング!

JAぎふ 組合長
櫻井宏
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、岐阜県 JAぎふ 櫻井宏組合長。

すべてのJA職員が、地域農業の
多様な担い手のもとへと出向き、
あらゆる課題や悩み事を丁寧にヒアリングして、
しっかりと解決することに力を注いでいる。

「農家組合員からの要望も多い、
生産資材のコストカットには徹底的に取り組みました。
ときには、電気が切れたので交換して欲しい、
というような相談もあり、
JAが頼りにされていることを実感しています」

生産者の所得向上を目指して、
農産物の付加価値向上にも取り組んでいる。

「特に地域特産の米ハツシモの販売単価の向上のために、
有機米の生産支援や
消費者への玄米販売を強化しています」

JAぎふ 櫻井組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.16

ブランド牛である比婆牛の生産販売に力を入れる。

JA庄原 組合長
藤原信孝
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、広島県 JA庄原 藤原信孝組合長。

畜産の振興のひとつとして、
ブランド牛である、「比婆牛」の生産・販売に力を入れる。
「比婆牛」は、
去年、農水省の地理的表示「GI」にも登録された。

「比婆牛の肉質は、口どけがよく、
やらかい舌触りが特徴なんですよ。
濃厚ながらも、本当、
しくこくない味わいとさっぱりとした後味で、
大変、好評をいただいているんですよ」

食と農をつうじた地域のつながり作りにも取り組んでいる。

「親子で農業体験をしながら農業を楽しく学ぶという
あぐりスクールのほか、
若い女性を対象にした仲間づくりの場として、
女子カレッジなど、
さまざまな取り組みをおこなっているところでございます」

JA庄原 藤原組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.06

熊本地震からの生活・営農再建を支援しながら、生産者所得の向上を目指す!

JAかみましき 組合長
梶原哲
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、熊本県 JAかみましき 梶原哲組合長。

2016年の熊本地震では最大震度7を経験。
組合員や地域住民の生活・営農再建を支援する一方で、
自己改革にも力を入れる。

「これまで6つあったカントリーエレベーターを3箇所に再編して、
規模・機能を強化しました。
中長期で見れば、
農家の利用料金を減らしていけると考えています」

食と農をつうじた地域のつながりも積極的に作っている。

「親子によるイチゴ狩りなど、
食農体験ツアーを定期的に開催しています。
未来を担う子どもたちに、
農業の魅力をこれからもたくさん伝えていきたいと思っています」

JAかみましき 梶原組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.05

北陸最大のトマト産地として6次産業化商品を次々と開発する!

JA小松市 組合長
西沢耕一
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、石川県 JA小松市 西沢耕一組合長。

北陸最大のトマト産地。
規格外品を活用した6次産業化で、
さらなる産地の拡大を目指す。

「トマトカレーを作っております。
レトルトパックのトマトカレーなんですけど、
非常に好評をいただいています。
それからトマトジュースについても、
去年から発売しておりますけれども、
爽やかな飲み口ということで好評いただいています」

6次産業化商品のヒットによって、
年間を通じて、原料を安定供給できる体制が整っている。

「たとえば高速道路のサービスエリアとか、
あるいはスーパーとか、
どんどんどんどん置いていただいているということで、
売れなければなにを作っても意味がない、
ということなので、売るのに今精一杯努力していると、
そういうことでございます」

JA小松市 西沢組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.04

長野県内でも有数の農畜産物の生産地として、食と農をつうじた地域の結びつきに力を入れる!

JA佐久浅間 組合長
浅沼博
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、長野県 JA佐久浅間 浅沼博組合長。

長野県内でも有数の農畜産物の生産地。
現在では、ユーカリの産地化にも取り組んでいる。

「ユーカリはですね、軽量で大変栽培しやすく、
鳥獣被害も受けにくい、
また、低コストということで
高齢化対策、さらに、中山間地の耕作放棄地対策として
非常に期待しているところでございます」

食と農をつうじて、地域の結びつきも生み出している。

「JAの女性会の取り組みとしてですね、
年に2回、地域の高齢者を対象に、
「まごころ弁当」の配食サービスをしております。
地元食材をたっぷり取り入れて
1食100円ということで大変喜ばれております」

JA佐久浅間 浅沼組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.03

JAの独自肥料を使ったブランド米、「土づくり実証米」の振興に力を入れる!

JA秋田しんせい 組合長
小松忠彦
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、秋田県 JA秋田しんせい 小松忠彦組合長。

「秋田由利牛」や「秋田鳥海りんどう」など
さまざまな特産のブランディングを進める一方で、
主力の米は、JAの独自肥料を使ったブランド米、
「土づくり実証米」の振興に力を入れる。

「土づくり実証米は、JAが土づくり肥料の散布費用を
無料にすることで、農家の負担を減らしています。
食味もよい独自のブランド米として全国にPRしながら、
生産者の所得向上につなげています」

企業や農機具メーカーとも連携して、
スマート農業にも積極的に取り組んでいる。

「試験的にではありますが、ドローンを活用して水田を撮影し、
そのデータを活用することで、
圃場内・圃場間の生育のバラツキをなくし、
安定収量確保の取り組みをおこなっています」

JA秋田しんせい 小松組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2020.03.02

農家の手取り最大化を掲げ、米だけに頼らない水田農業を目指す!

JAつがるにしきた 組合長
長内隆彦
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、青森県 JAつがるにしきた 長内隆彦組合長。

農家の手取り最大化を掲げ、
米づくりにかかる肥料や農薬のコストカットに力を注ぐ。
その一方で、
米だけに頼らない水田農業も目指している。

「農家が取り組みやすいブロッコリーの産地化を目指しています。
JAとしましても、選果機、
製氷機を導入して、首都圏にも販路を伸ばしています」

地域農業の担い手の元へも積極的に出向き、
課題や要望を丁寧にヒアリングする。

「JAの情報を提供し、要望をどんどん出してもらえるよう
「担い手わげもの会」を設立しました。
地域に愛されるJAとなれるよう、
一丸となって取り組んでおります」

JAつがるにしきた 長内組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
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