東北

2019.09.16

生産者の労働力を軽減する「お助けコース」を導入し、園芸作物の生産拡大に取り組む!

JA庄内たがわ 組合長
黒井德夫
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、山形県 JA庄内たがわ 黒井德夫組合長。

米だけに頼らない農業を掲げ、
特産のエダマメを中心に、
園芸作物の生産拡大に取り組んでいる。

「エダマメやシイタケなどで、お助けコース、
という仕組みを取り入れております。
生産者が持ち込んだ農作物の選別は、
わたくしどもJAがすべて対応する仕組みで、
年々、この利用者も増えています」

JA管内で生産されるブドウを原料にした
「月山ワイン」にも力をいれる。

「月山ワインは、さまざまなワインコンクールでも受賞しており、
これからもその質の高さを、
世界に向けてPRをしていきたいと思っております」

JA庄内たがわ 黒井組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.08.06

国際的な食品安全規格「ASIAGAP」と「JGAP」を同時取得して、世界へ安心・安全を発信!

JAいしのまき 組合長
松川孝行
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、宮城県 JAいしのまき 松川孝行組合長。

石巻から世界へと「米」を輸出するため、
昨年、輸出拠点となる
最新の「カントリーエレベーター」を導入した。
    
「国際的な食品安全規格
「ASIAGAP」と「JGAP」の団体認証を、
国内で初めて同時取得をいたしました。
安全・安心で新鮮な「いしのまき米」を、
世界に向け発信していきたいと思っております」

石巻と仙台市内、およそ100の飲食店で、
石巻地域の野菜を使った料理が提供されている。

「旬の野菜を堪能していただくため、
「いしのまきフェア」を開催したところ、
とても好評でありました」

JAいしのまき 松川組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.05.28

生産者の声に応え、広域集出荷施設を導入!園芸作物の生産を拡大!

JAこまち 組合長
井上善蔵
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、秋田県 JAこまち 井上善蔵組合長。

あきたこまちというネーミングのふるさと。
米だけに頼らず、園芸作物にも力を注ぎ、
その一環として、大規模団地での生産もはじめている。

「特にネギでは、昨年度の販売金額が、
前年比で157%の、2億7000万ほどになりました。
もちろんネギだけでなく、
さまざまな園芸作物の生産量が増えています。
若手の生産者も、
どんどん育ってきています」

年々増加する青果物の出荷量に対応するために、
JAは広域集出荷施設も建設。
この施設には、大型の冷蔵設備を導入した。

「生産者の声を反映して、より新鮮な青果物を、
消費者の皆様にお届けできるようになってきています。
今後も、地域の園芸振興の、
さらなるお役に立ちたいと思っております」

JAこまち 井上組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.05.02

食農立国を掲げて輸出にも力を注ぐ!

JAいわて中央 組合長
浅沼清一
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、岩手県 JAいわて中央、組合長 浅沼清一。

「食農立国」を掲げ、米や野菜、畜産はもとより、
リンゴの輸出にも力を入れ、
生産者の所得向上を目指している。

「輸出では、タイやベトナム、台湾。
そして新たに全国に先駆けて
カナダへの輸出にも取り組んでいます」

6次産業化商品の開発にも力を注ぐ。
   
「地域農業を盛り上げようと、
食農立国ブランドの商品開発に取り組んでいます。
昨年には、地元の野菜を原料にした、
3種類のドレッシングを
発売して大変好評いただいています」
         
JAいわて中央 浅沼組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.04.16

環境保全米発祥の地から世界へ輸出!

JAみやぎ登米 組合長
榊原勇
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、宮城県 JAみやぎ登米、組合長 榊原勇。

農薬の使用量を抑えた「環境保全米」の発祥の地であり、
畜産でも、「仙台牛」の主力産地。
農畜産物のブランド化を進めて全国へ発信する。
                         
「いま力を入れているのは、米の輸出です。、
JA管内約10,000ヘクタールの水田のうち、
8割の面積で耕畜連携で環境保全米を栽培しています。
環境保全米の輸出も昨年から開始し、
香港、マレーシア、アメリカを中心に取り組んでいます。
今年は昨年の倍、
2000トンの輸出を目指しています」

生産者の所得をあげるため、
出荷用のダンボールのデザインにもこだわる。
   
「生産現場を元気にするため、出荷するダンボールに
いろんなデザインを取り入れました。
キュウリは「サイボーグ009きゅうり」、
キャベツは「地中海キャベツ」、
ニラは「もっこりにら」、
ズッキーニは箱に「みやとめさん」という
キャラクターを入れました。
生産地の知名度アップと
所得の向上につなげたいと思っています」

JAみやぎ登米 榊原組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.04.01

農泊によって地域農業を活性化する!

JAいわて花巻 組合長
阿部勝昭
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、岩手県 JAいわて花巻、組合長 阿部勝昭。

生産資材のコストカットを推進しながら、
同時に、米だけに頼らない農業を掲げ、
販売額1億円の園芸団地育成に力を注ぐ。

「米については、大きな農家を対象に、
3年契約買い取りの集荷を導入しました。
複数年契約によって、
計画的に生産に取り組める仕組みを作り、
米の産地確立を図っています」

農村の活性化を実現する軸として、農泊にも取り組む。

「農業を実際に体験し、自然と触れあう
「農泊」を進めています。
農村文化の魅力を伝えるとともに、
地域農業を、農泊とともに、
さまざまな取り組みで活性化していきます」
              
JAいわて花巻 阿部組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.03.21

土作りにこだわった「ゆうきの里」づくり

JAゆうき青森 組合長
酒井一由
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、青森県 JAゆうき青森、組合長 酒井一由。

JAゆうき、という名のとおり、
土作りにこだわった”ゆうきの里”づくり、
そして、資源循環型農業の実践を掲げている。
 
「野菜の残渣を利用したバイオマス発電事業に乗り出しました。
コストカットにより、
生産者の所得向上につなげていきます」

主力のナガイモやニンニクをはじめ、
農畜産物の販売力強化にも力を入れている。
全国に出向く販売会では、
地場産野菜を使ったレシピ集も配布しています。
利用客からは、
大変、好評をいただいています」
                    
JAゆうき青森 酒井組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2019.03.05

ハイテクを駆使した生産コスト削減とGAP取得によるブランド化!

JAみちのく村山 組合長
折原敬一
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、山形県 JAみちのく村山、組合長 折原敬一。

スイカやサクランボをはじめ、
日本を代表する農畜産物のブランド力向上を目指し、
ハイテクを駆使しながら、
生産コストの削減を図っている。
                      
「昨年は、村山市の果実選果施設をリニューアルしました。
果物の糖度や熟度、蜜などが、
より精密に判別できるようになりました」

また、食品安全基準の認証制度
「GAP(ギャップ)」の取得も進めている。
                        
「山形県版のGAPにスイカが認証されました。
夏スイカ日本一の産地。
夏場の暑い時期に、
『尾花沢すいか』を世界に発信したいと思っています」
                                     
JAみちのく村山 折原組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2019.01.22

農業の豊かさや社会性を本気で考える

JAふくしま未来 組合長
菅野孝志
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、福島県 JAふくしま未来、組合長 菅野孝志。

東日本大震災の発生から、まもなく8年。
農畜産物の「風評被害対策」をはじめ、
さまざまな取り組みで、
農業の活性化、生産者の所得向上に取り組んでいる。
                         
「農産物の安全性を管理する、
国内認証のJGAPの取得を進めています。
具体的には、桃や梨などの果物、
さらには野菜を合わせて、
これまでに、6団体、104名の方々、
団体の認証を受けています。
来年は2020年。
オリンピックとパラリンピックがあります。
世界の方々に、ぜひ、食べて欲しいと、
そんな思いでがんばっています。
ぜひ、よろしくお願いします」

目標は、安全性の基準をクリアすることだけにとどまらない。
   
「私たち、ふくしま未来の管内は、
「農業の豊かさや社会性を、
本気になって考える地域なんだ」と、
それを伝えていきたいと思っています。
作る人たちの安全性の問題、
出来上がった物の安全性の問題、
地域全体が、いろんな地域の問題に、
本気になって取り組んでいる、
そういったことを、みんなにご理解いただけることで、
逆に、消費者に応援していただける、
我々は、そんな地域の農業を
目指していきたいと思っています。
一丸となって取り組んでいます」
                                     
JAふくしま未来 菅野組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2019.01.07

みどりのブランドを全国へ発信!

JAみどりの 組合長
大坪輝夫
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、宮城県 JAみどりの、組合長 大坪輝夫。

米をはじめ、地域特性を活かして作られる野菜、
さらには、仙台牛や宮城野ポークをはじめとする畜産と、
全国に、
「みどりのブランド」を発信する。
                         
「ポテトチップスなどの原料となる、
加工用ジャガイモの生産は急成長しています。
米と並行して栽培でき、
収益性も高いことから生産者の所得向上につながっています」

消費者ニーズに対応した6次産業化商品にも
力を入れる。    
   
「昨年は、食物アレルギーの人でも食べられるようにと、
小麦のかわりに米粉を使った、
カレールーやハヤシルーを開発して商品化しました」
                                     
JAみどりの 大坪組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。



令和元年7月1日、合併して、「JA新みやぎ」となりました。
2018.12.28

日本一の産地チャレンジ運動!

JA新いわて 組合長
小野寺敬作
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、岩手県 JA新いわて、組合長 小野寺敬作。

岩手県の半分をカバーする広大な産地。
その地域特性を生かして、畜産や酪農、米に加えて、
野菜の生産拡大を進めながら、
農家の所得向上を目指している。

「リンドウ、キャベツやホウレンソ、
きゅうりやレタスに加えて、
比較的、管理作業や初期投資が少なく、
新たに取り組みやすいことから、
ピーマンの生産拡大にも取り組んでいます」

重視しているのは、市場との情報共有。
生産者が、消費者のニーズを
把握できるようにサポートしている。
        
「掲げるスローガンは”日本一の産地チャレンジ運動”です。
生産資材のコストカットも進めながら、
あらゆる農畜産物の品質を高めていきたいと思っています」
                                     
JA新いわて 小野寺組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2018.12.12

さまざまな6次産業化商品を展開!

JAあきた北 組合長
虻川和義
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、秋田県 JAあきた北、組合長 虻川和義。

あきたこまちをはじめ、日本三大地鶏である
「比内地鶏」の産地として知られている。
集荷と出荷、加工施設を併設した
「農産物流通加工センター」では、
さまざまな6次産業化商品を展開しながら、
生産者の所得向上を目指している。

「秋田県全体で進める
「えだまめ日本一」への取り組みのもと、
栽培面積を拡大した枝豆を活用して、
「むき枝豆」や「枝豆ペースト」など、
幅広く、加工品作りに力を入れています」

また、「大館とんぶり」をはじめ、
エダマメ、アスパラ、ヤマノイモなど、
地域特性を活かした産地づくりに力を入れる。
        
「高齢者や女性にも取り組みやすい軽量野菜も推進しています。
市場のニーズにも対応しながら、
今後とも、生産者の所得を上げる取り組みをすすめていきます」

JAあきた北 虻川組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2018.11.16

直売所のきめ細かな情報発信で所得UP!

JAさがえ西村山 組合長
柴田清志
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、山形県 JAさがえ西村山、組合長 柴田清志。

日本を代表する「さくらんぼの里」。
直売所「アグリランド産直センター」は、
今も売り上げを伸ばしている。
                         
「春はさくらんぼから始まりまして、
桃、スモモ、洋ナシ、りんごまで、
売り場ごとに、また、品目ごとに、
ポスターを貼って、買い求めやすいようにしています」

きめ細かな情報発信で、売り上げは、年々増加。
生産者の所得向上につなげている。
        
「生産の拡大や技術向上を求める農家に対しては、
効率化やコストカットを学ぶ、
「スキルアップフェア」も実施しています。
今後も、農家の支援をひろげていきたいと思っています」  
                                  
JAさがえ西村山 柴田組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2018.11.02

主力の米に加えて園芸振興に力を注ぐ

JA庄内みどり 組合長
阿部茂昭
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、山形 JA庄内みどり、組合長 阿部茂昭。

主食用米に加工用米に飼料用米。
生産の中心にはしっかりと米を据えながら、
同時に、園芸振興にも力を注いでいる。
                       
「ミニトマト、アスパラガス、シャインマスカット、パプリカ。
このの4品目の栽培の農家には、
園芸用ハウスなどをJAが取得して、
農家に貸し出す取り組みをおこなっています」

そして、長ネギの生産拡大も進めている。
        
「長ネギは、苗づくりや定植、収穫など、
主な作業を農協が請け負っています。
そういうことから園芸を組み合わせて、
生産者の所得をしっかりと上げていきたいとこう思っております」
                                     
JA庄内みどり 阿部組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2018.10.05

会津はひとつ!全市町村長と一緒に全国へトップセールス!

JA会津よつば 組合長
長谷川一雄
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、福島県 JA会津よつば、組合長 長谷川一雄。

広大な範囲、かつ、標高差も大きいエリアながら、
地形を生かしたリレー出荷を実現して、
生産者の所得向上を目指している。
                         
「会津の農産物のトップセールスに力を注いでいます。
会津の全17市町村長と一緒に
首都圏はもちろん、
関西方面にも積極的に出向いて会津ブランドをPRしています」

雪が多い立地のため、これまでは、水田単作地帯だった。
そんな構造も、いま、見直している。
    
「会津は良質米の一大産地ですが、
標高差を利用した園芸品目の生産拡大にも取り組んでいます。
盆地特有の寒暖差を生かした
高品質な野菜、花、果物を消費者の皆様へ届けたいと思います」
                                     
JA会津よつば 長谷川組合長の挑戦は続く。 
前へ、前へ。全力農業。
2018.07.06

米一辺倒の産地から脱却して、園芸に注力。

JA秋田なまはげ 組合長
京極芳郎
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、秋田県 JA秋田なまはげ、組合長 京極芳郎。

米一辺倒の産地から脱却して、園芸に注力。
地元の農業を盛り上げ、また、生産者の所得を増やすため、
新規就農者の支援にも力を注いでいる。
                         
「エダマメ、ネギ、ダリア。こういった最重点品目を対象に、
新規生産者の初期投資を減らすため、
苗や資材の費用の一部を、助成しています」

1年を通じて枝豆を食べられるように、
冷凍品や粉末加工する6次産業化にも挑戦している。   
        
「枝豆は、生産量の4割で規格外が出てしまいます。
無駄なく有効活用して、農家の所得確保につなげていきます」

京極組合長の挑戦は続く。
前へ、前へ。全力農業。
2018.07.02

米の生産コスト削減や新しい園芸作物の生産振興に取り組む

JAやまがた 組合長
板垣平治郎
農業の世界で新たな改革に取り組む、挑戦者たち。
今日は、山形県 JAやまがた、組合長、板垣平治郎。

主力の「米」では、生産コストの削減や新しい品種による生産振興に取り組み、同時に、野菜や果実など園芸作物の生産・販売にも
力を注ぐ。

今年になって、野菜のハウス団地が完成しました。早速、いま、収穫期を迎えておりまして、非常に高品質で、大変美味しいきゅうりが出来上がっています。

目指しているのは、消費者からも市場からも信頼される、
キュウリ産地を維持すること。

さらなる拡大も図っています。新しく就農する若い方々も、積極的に受け入れています。後継者をしっかりと育てて、農家の所得が上がるように頑張っていきます。

板垣組合長の挑戦は続く。前へ、前へ。全力農業。
Prev
12