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BIRDMAN
from 『THE BEST OF FB』
FIRE BALL
2006年。はじめて行った横浜レゲエ祭@横浜スタジアム。
あたしはあの時、はじめて”奇跡”ってものを目撃した。
ずっとずっと音楽が好き。
生活を彩るモノ。
日々を楽しくしてくれるモノ。
そっと寄り添って背中を押してくれるモノ。
大切だけど、ただそれだけのものだと思ってた。
でも、3万人がびっしり埋まった横浜スタジアム。
アリーナから最後尾まで、すべてのお客さんが踊るその中心で歌う4人の姿を見た時、「音楽は世界を変える事ができるんだ」ってはじめて「実感」した。
世界を変えることは、手の中にあるものを大切にすること。
世界を変えることは、自分を解放すること。
世界を変えられないって思ってたのは、他の誰でもない自分だったってコト。
もしも、今これを読んでいるあなたが、何かにつまづいたり、嫌なことがあったり、どうしようもないコトがあったらこのアルバムを耳から心にねじ込んで欲しい。
そしていつから横浜レゲエ祭にも行って、感じてほしい。
あたしたちは、翼がなくたって、飛べるんだってコトを。
※ちなみに、このベストアルバム2枚組なんだけど、私的オススメはDISC2!!
どの曲も素晴らしいのだけど、一曲選ぶとしたら「BIRDMAN」。
この時、レゲエ祭で聴いたこの曲をオススメします。
あぁ、好きすぎてフワフワしたレコメンド文になってしまった…。あぁぁぁぁ。 |
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「ちはやふる」 末次由紀
キミの周りに「でもでも星人」はいる?
何を話しても、何をやろうとしても「でも」という言葉で全てをストップさせる「でも〜」が口癖の「でもでも星人」。
でもでもでもでも、でもでもでもでも。
あー、うるさい。ホントうるさい。
あぁでもどうして、考えれば考えるほどにどうやらそれはあたしみたい。
「あー、あれ興味あるわー。でも、今忙しいからなぁー。」
「あの人カッコイイ!でも、あたしなんかに振り向いてくれるわけないし〜。」
でもでもでもでも…。でもでもでもでも!!!
自分でも気づかないほどの「でも」を重ねて、自分に必死で言い訳して、その巧妙な言い訳に自分すらだまされて。
思えばあたしは自分の「でも」で自分のスピードにブレーキをかけて、自分の世界を狭めてきた。
自分を守るため?いつの間にか自分を貶めているとも知らずにね。
この漫画「ちはやふる」の主人公・千早は、「でも」って言葉を絶対に吐かない。
あたしだったら「でも」を100回ぐらい言ってる場面でも絶対言わない。
ものすごい速さで、周りの「でも」を打ち消し、仲間に変えて自分の目的地に向かって走り出す。
もしキミが「でもでも星人」になりかけてるとしたら、あたしと一緒に「でも」って言うの、やめてみない?
そして、誰にも負けない"スピード"を手に入れよう。 |
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「ロッキンホースバレリーナ」 大槻ケンジ
「十八歳で夏でバカだった!」 (ー文庫版の帯より引用。)
どぉ?面白そうでしょ?
そうです。面白いんです。とにかくとにかく面白い!
一応あらすじを書いてみると…
3ピースロックバンド「野原」が初の全国ライブハウスツアーに出る。
3人と機材、そしてマネージャーとバンを乗せたバンはライブハウスを巡りながらツアーファイナルの地福岡へ。
そんな旅の途中、謎のゴスロリ娘のヒッチハイクで旅は思わぬ方向へと進みだす。
ツアーは成功するのあ?ゴスロリ娘、七曲町子の正体は??
バンドで全国ツアーに行きたい男子!
ライブツアーの裏側を見てみたい女子!
昔の恋愛を引きづってる男子!
素直になれない女子!
音楽は好き!でも、本はきらーいっていう男子!
ひとつでも当てはまったら、今すぐページをめくり、一緒にライブツアーに出かけよう!! |
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SRサイタマノラッパー
何かカッコよくて、ドでかい事ができるって漠然と思ってた高校時代。
こんな片田舎にいて、ださいヤツら一緒になんて居られない。
どうにかしなきゃと遠くの大学受験して、独り暮らし開始。
バイトして、カワイイ洋服着て、がっつりお化粧して、クラブ行って、カフェでお茶して…。
スカしたふりして、頑張ってみたけど、頑張れば頑張るほど消えたくなるほどダサかった
あたしの人生はきっと死ぬまでずっとダサイ。
いや、むしろ頑張るほどにダサイ。
この事に気づくまで、結構時間がかかった。
この映画の主人公は、レコード屋もライブハウスもない埼玉県のフクヤ市で、ラッパーを目指す不器用な男達。
ダサイ。出てくる彼らがとにかくダサイ。
仕事もせず、お金もない。彼女なんかもちろんいない。
ラップもカタチばっかりで、大人からは冷たい目で見られ、友達からもバカにされてる。
最初はその低予算っぷりに眉を若干ひそめながらも、ソファーに寝転んでケタケタ笑いながら見てたんだけど (特に市役所のシーンは最高!)
ラスト10分。
あたしは全く笑えず画面にくぎ付けになってた。
気付いたら涙がボロッボロこぼれてきた。
人生なんか最高にダサい。
でもでもでもでもやっぱり、涙が出るほど素晴らしいんだ。
その全てがこの映画のラスト10分につまってる。
(ちなみに…現在公開中「SRサイタマノラッパー2」は、女の子が主人公!!
これまた泣ける…。特にアラサー(ギャ!!)女子にはずしっと来るものがあるのだよ(涙)。
私的には2を見て、1を見るのがオススメ!) |
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