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検索少年
from 『billion voices』
七尾旅人
このアルバムのことを丁寧に説明したとしても、たぶん的を射た説明にはならないし、言葉にした瞬間、ぜんぶウソになる気がするので、何を語ればいいのか困る。
でも、とってもお気に入りで毎日聴いてます。車の中で。
七尾旅人は少年なのかオッサンなのか男なのか女なのかイケメンなのかそうじゃないのか…
ロックなのかダンスミュージックなのかフォークなのかジャズなのかヒップホップなのか、とにかく分からない。
絶妙なフュージョン。
それが21世紀っぽい。
中でもお気に入りは、4曲目の「検索少年」。
3曲目のSalyuが歌ってる曲からの流れが気持ちいいので是非3曲目からきいてほしいです。
……いやいや、1曲目からきいてほしい!
とにかくね、「1曲」だけ切り取って聴くともったいない気がしちゃうのです。
PS:11曲目の七尾旅人xやけのはら「Rollin' Rollin'」もオススメ!
この曲はシングルカットもされていて、シングルにしか入ってないけど“ドリアンの終わらないアーバンソウル”バージョンもとにかく素晴らしいので、是非シングルも聴いて欲しいです♪ |
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「日出処の天子」 山岸凉子
厩戸王子 (聖徳太子) と蘇我毛人の物語。
飛鳥時代って、教科書でもあまり詳しく説明していないし、イメージしづらいと思うんだけど、是非このマンガで勉強してみてください。
主人公である厩戸王子が、美女と見まごうほどの美貌とずば抜けた頭脳の持ち主で、サイキックで、同性愛者…という大胆な設定で描かれてますが、「これって実話かも…」と思ってしまうほど、ひきこまれてしまうマンガです。
特に最後のシーンは圧巻!!
ああいう終わり方はスゴい。
読み終えたあと、厩戸王子のファンになっちゃうと思うよ。
そして、日本史が好きになると思うよ☆ |
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「1Q84」 村上春樹
”新しい世界”へと移行している現在、世の中では何が起こってるのでしょう?
いま、政治も会社も個人も、それぞれが抱えている「問題」を突きつけられてるようには思いませんか?
(身に覚えある? もしキミが10代だったらまだ実感がないかもしれないけど……)
執着や、ねたみや、恨み、怒り。
いまこそ、そういうネガティブな感情を見つめて手放し、個々人が意識を「進化」させなくてはいけない時代に突入しました。
3次元的なモノの見方を手放すときが来たのです。
いまこの瞬間、時代の裏側で何が起きているのかが描かれた問題作。
同時に、この小説で「文学の役割ってそういうことだったんだ!」と気付かされました。
個人的には、『1Q84』は現代版「日本神話」だと思ってます。
続きが読みたーい!!book4は出るのかなあ?
↑これ読んで「読みたい!」って思ってくれた人いるんだろうか……笑 |
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INTO THE WILD
モノが溢れている物質社会に疑問を感じ、すべてを捨てて地球の果てへと旅にでるアメリカの青年の物語。
2007年のアメリカ映画です。
自分がこの世に生まれてきた意味や役割について、さらには自分の中にある良心や、意識のコアな部分を思いっ切り刺激された、強烈きわまりない感動作です。
なんの情報もなく観たんだけど、これが「実話」だったと知り、さらにグッときて、声を殺して何度も泣いた。
そしてラオウのように拳を天に突き上げてみた。(まじ)
SOL世代のキミたちにこの映画はとにかく観て欲しい!!!!!!!!!!
と強く強く推薦します。
原作もオススメらしいです。まだ読んでないけど! |
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