NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest群ようこさん

群ようこさん

【2018年9月ご出演】

1954年東京都生まれ。日本大学藝術学部卒業。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。
84年、『午前零時の玄米パン』でデビュー。デビュー作が評判となり、専業作家に。
著作には、大人気シリーズ「無印物語」「れんげ荘」をはじめ『かもめ食堂』『三人暮らし』『欲と収納』など多数。
今年2月に、エッセイ『ほどほど快適生活百科』(集英社)、6月に『しない。』(集英社)を発表。
自身と同世代である中高年の生き様、生活スタイルなどを綴るエッセイが特に支持を受けている。

群ようこ エッセイに向きあう大切な哲学

2018/09/08
今週は、作家群ようこさんをお迎えしての3回目です。

群ようこさんは、1954年、東京生まれ。日本大学藝術学部を卒業後、広告代理店に就職。
転職を経て、「本の雑誌社」に入社。事務や営業、編集の仕事をこなしながらエッセイを書き始め、
1984年、『午前零時の玄米パン』で作家デビューを果たします。
そして。この作品が話題となり、本格的に作家に転身。以降、多数のエッセイ、小説を出版され
今年は、2月にエッセイ「ほどほど快適生活百科」、6月には同じくエッセイ「しない。」を
発表されました。

そんな群さんの大切にしているポリシーが、「もの書きである以上、嘘は書かない」ということ。
編集者からテーマとして提示された執筆のテーマについて、ほぼ人体実験的な実行力で
チャレンジを行い、時に赤裸々にプライベートについての情報も披露されてます。
例えば、「捨てる」というキーワード。物を捨てるというだけではなく、
人間関係や意味のない習慣を捨てることなど、自身がやってみて感じたこと、
知ったこと、感心したこと、失敗したことをとことん正直に読者に語られているのが
印象的です。それが、群さんにとって、「もの書きである以上は嘘は書かない」ということ。
そんな正直さが痛快!と多くの女性読者を魅了しています。

職業としての作家であると同時に、一人の女性の生き様が作家、群ようこさんを
通して表現されている。そんなノンフィクションの魅力溢れる
2月に出版された「ほどほど快適生活百科」、6月に出版された「しない。」、どちらも私たちに
生きる知恵や勇気を与えてくれる作品になっています。
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群ようこ 本との出会い

2018/09/01
今週も作家、エッセイストの群ようこさんをお迎えしました。

今年2月に、エッセイ「ほどほど快適生活百科」、6月に「しない。」(集英社)を発表。
自身と同世代である中高年の生き様、生活スタイルなどを綴るエッセイが人気を集められています。
今朝は、その群ようこさんの本との出会いや作家転身についてうかがいました。

群さんは当初、広告代理店に勤務、プライベートでも読書が大好きで、切り口が斬新で
人気を集めていた「本の雑誌」も愛読されていました。「本の雑誌」は、
作家、エッセイストで人気を集めていた椎名誠さんが立ち上げた雑誌。
「39度の熱があっても読める本」など、それまでの新刊紹介の雑誌とはまったく違う
いわば「読者目線」の編集方針が、本好きの人たちに熱い支持を受けていました。
そして、群さんも本を愛する一人として「本の雑誌」を愛読されていましたが、
ある時にその中に本の雑誌社の求人広告を見つけ応募され、
結果、採用されてめでたく入社が叶ったそうです。

仕事は経理と編集と営業と全部。まさに裏方の業務を全部背負って仕事をされていましたが、
その後、雑誌の中でも本の紹介記事を手がけるようになり、やがて書く仕事が増え、注目を
集め、他の雑誌などからも仕事の依頼をいただくようになります。
もちろん椎名さんにも応援をいただき、書く仕事が群さんの時間の多くを占めるように
なっていったそうです。

「うそは書かない」という群さんの書くことへの姿勢。その決意や気持ちの強さは
まずは、読む側、読者として本を心から愛してきたからこその言葉であり、愛するものに対して常に
真摯にいたいというまさに群さんの生き様そのものです。
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群ようこ ほどほど!快適!が一番

2018/08/25
今週からは作家、エッセイストの群ようこさんのお話をお届けします。
群ようこさんは、今年2月にエッセイ、『ほどほど快適生活百科』、6月に『しない。』(集英社)を発表。
ご自身と同世代である中高年の生き様、生活スタイルなどを綴るエッセイが支持を受けています。

今回は、特に『ほどほど快適生活百科』や『しない。』に綴られた、
衣/食/住/健康&美容/仕事/趣味&娯楽/お金/人間関係/エイジングのなど、
女性の悩み多き日々の暮らしを今よりもう少し快適に、もう少し楽しくするための
群さん流のルール&ヒントを語っていただきました。

さて、群さん流の生活のヒント、そのキーワードがまさに本のタイトルの「快適」そして、
「ほどほど」です。どんなに良かれと思っても「快適性」がないと毎日の実践には苦痛が伴います。
手抜きででもなく、怠けるのでもなく、「快適」であることに自分に正直に
居られることが大切とのこと。そして、もう一つは。「ほどほど」ということ。
自分の体力や時間と相談して、欲張らずに「ほどほど」にしておくことで、
余裕を持って物事と向き合うことができるようになるそうです。

そして、そんな毎日を送るためのもう一つのポイントは「ものや荷物を少なくする」こと。
なかなか愛着のあるものを捨てるのは、難しいかと思いますが、ものや荷物を減らすことで
逆に気持ちや気分が充実するそうです。ほどほどの荷物でほどほどの快適な生活。
もしかしたらこれは一番幸せな生き様なのかもしれません。

『ほどほど快適生活百科』と『しない。』。この2冊とも先に編集者の方がタイトルを決定し、
それに合わせてご自身が実際に生活たり実験しながら感じたことをエッセイにされていますので、
群さん曰く、「うそはありません」とのこと。群さんらしいご自身を実験台にしての作品になっていますので、
そんなことも思いながら読ませていただくと、いっそう楽しめますよ。
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