NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest島田歌穂さん

島田歌穂さん

東京都出身。
1974年で子役デビューし、1982年にはミュージカル「シンデレラ」で初舞台を踏む。
87年ミュージカル「レ・ミゼラブル」初演のエポニーヌ役で脚光を浴びる。
その後も数々のミュージカルやストレートプレイに出演。
1987年からコンサート活動も開始し、現在までに全国200カ所以上で公演、延べ十万人以上が来場。
今年デビュー50周年を迎え、現在、大阪芸術大学舞台芸術学科教授も務める

指導者の顔、そして、歌い続けるということ

2024/10/26
今日もシンガーで俳優の島田歌穂さんにお話を伺いました。

50周年の節目を迎えて
今年、デビュー50周年を迎え、ミュージカル、舞台、コンサートと精力的に活動を続けている島田歌穂さん。今年はミュージカル「Endless SHOCK」に出演し、11月からは「プロデューサーズ」に参加。また、年末には全国ツアーとクリスマスコンサートという多忙ぶり!
両親から受け継いだ“歌い続ける”意志
そんな島田さんは、まさに「歌うために生まれてきた人」。「名前にも「歌」って入っちゃってますからね」と笑う島田さんですが、両親が亡くなった時にもステージに立ち続けたそう。「両親から何があっても歌っていくんだよと言われていた」と語ります。

憧れのジュリー・アンドリュースとのつながり
そんな島田歌穂さんの憧れの存在は、ハリウッドの大女優ジュリー・アンドリュース。「彼女の声を吹き替えさせていただいたことは貴重な経験だった」と振り返ります。特に「サウンド・オブ・ミュージック」や「メリー・ポピンズ」の吹き替えは島田さんにとっても特別な作品で、アンドリュースの「涼やかで力強い存在感」に魅了され続けているのだとか。

大学教授としての活動
シンガー、女優としてもすばらしいキャリアを持つ島田さんですが、実は長年、大阪芸術大学で教授も務めているそう。「歌もダンスもすべてお芝居なんだ」という考えのもと、学生たちに実技を通じて演技を教えています。卒業生が現場で活躍する姿を見るときには、島田さん自身も大きな励みを感じるそう。

これからの挑戦
島田さんの好きな言葉は「桜梅桃李」。それぞれの花がそのままの個性で美しく咲くように、人と比べず自分らしさを大切にする意味が込められています。「人と比べるのではなく、自分の花を咲かせることが大切」と、その言葉に勇気をもらい続けているそうです。
還暦を迎え、「ここからまたスタート」と感じている島田さん、新しいボイストレーニングを始め、「体力やメンタルを保ちながら、進化し続けたい」と意欲を語ります。今後も挑戦を続け、10年後も舞台に立ち続けていたいと語る言葉はパワーに溢れていました。

11月からは舞台「プロデューサーズ」が始まり、12月にはクリスマスコンサート「島田歌穂&島健クリスマススペシャル」も予定。50周年の節目に、島田さんのさらなる活躍が期待されます。
  • この記事をポストする

夫婦のハーモニー:公私共に力強いパートナー、夫・島健との絆

2024/10/19
今週も歌手・俳優の島田歌穂さんにお話を伺いました。

ヒット曲「ステップ・バイ・ステップ」
1987年にコンサート活動を開始した島田歌穂さん。その後も数々のヒット曲を世に送り出し、特に1992年のドラマ『ホテル』の主題歌「ステップ・バイ・ステップ」や「フレンズ」はドラマとともに大ヒットとなりました。現在でもコンサートでも時折歌うことがあるそうですが、訳詞を手がけたのは、秋元康さん。「非常に贅沢な経験」と振り返り、秋元さんの歌詞が楽曲の魅力をさらに引き立てていたと振り返ります。

日本語訳の難しさ
ミュージカルやジャズなど、さまざまなジャンルでの挑戦を続ける島田さんですが、特に英語の楽曲を日本語で歌う際、メロディラインに日本語の歌詞をどう乗せるかという作業が難しいのだとか。英語のイントネーションに合わせるために、歌詞の選び方や表現に工夫が必要で、その作業はとても繊細。ご自身でも訳詞に挑戦し、独自の感性を取り入れるようにしているのだとか。

夫・島健さんとの出会い
そんな島田さんにとって人生の大きな転機となったのが、1994年、音楽家の島健さんとの結婚。出会いのきっかけは、レコーディング現場で知り合いのギタリストを介して偶然出会ったことから。島田さんが出演した『レ・ミゼラブル』のレコードに島健さんが関わっていたこともあり、音楽の話題で盛り上がり、交流が深まったのだとか。島健さんのピアノに初めて触れた際には、その音色の美しさに惹かれ、「この人のピアノで歌ってみたい」と強く感じたそう。

夫婦での音楽活動と挑戦
結婚後すぐに、島健さんと共にピアノとボーカルだけのデュオコンサートを開始し、これまでの音楽活動に新しい風をもたらすこととなった島田歌穂さん。ジャズやポップス、ミュージカルなど、さまざまなジャンルの楽曲をアレンジし、ピアノ一台で多彩な音楽を表現するステージを作り上げました。島健さんは、コンサートやミュージカルのアレンジだけでなく、音楽監督としても活躍する島健さん。常にお二人で意見を交わしながら、音楽作りをされているそうで、島田さんも「彼のピアノで歌うことで、音楽の世界が広がった」と言います。

公私共に良きパートナー
そんな良きパートナー島健さんですが、家では家事が苦手で、最近、やっとゴミ捨てを手伝ってくれるようになったほどなのだとか。亭主関白で「ザ・昭和の男」といった感じだそうですが、家の中でも日々繰り広げられるという音楽や生活における意見交換が大切な時間なのだとか。
これからも、島健さんとの共演や新しい音楽プロジェクトに取り組んでいきたいと語る島田佳穂さん、お二人の絆の強さ、そして、より多くの人に感動を与えるステージを作り続ける意気込みが感じられました。
  • この記事をポストする

音楽に溢れた子供時代、そして芸能界の道へ

2024/10/12
今週も俳優・シンガーの島田歌穂さんのお話を伺いました!

2024年、デビュー50周年を迎える島田歌穂さん、ミュージカル「レ・ミゼラブル」でのエポニーヌ役をはじめ、その長いキャリアの中で、多くの舞台や音楽活動を通して、幅広いファンに愛されている島田さんの音楽・舞台への情熱の背景には、音楽一家で育った幼少期の経験がありました。

音楽一家で育った幼少期
島田さんの両親はともに音楽に携わるアーティスト。父は作曲家・編曲家であり、ボイストレーナーやピアニストとしても活動。母は元宝塚歌劇団の女優で、後にジャズ歌手へ転身。そんな両親の影響を強く受けた島田さんは、音楽に囲まれた環境で育ち、自然に音楽や歌、そして踊りに触れ、4歳の頃からバレエを習い始め、6歳でピアノのレッスンも始めたそうです。

「両親の影響で、歌や踊りが大好きな子供でした」と語るように、子供の頃から自然に音楽に触れ、音楽の道へ進む基盤が築かれていたよう。
そんな島田さんが芸能界に足を踏み入れたのは、子役として出演したテレビドラマ「がんばれ!ロボコン」でのロビンちゃん役。この役を通じて、多くの人に知られる存在となり、その後1981年にはアイドルデビューを果たします。しかし、アイドルとしての活動は必ずしも順調とはいえず、後にミュージカルの世界に新たな挑戦を決意することとなります。

ミュージカルの道へ:シンデレラ役からの転機
アイドル活動に行き詰まりを感じていた島田さんに転機が訪れたのは、18歳の時。ミュージカル「シンデレラ」のオーディションに挑戦し、主役のシンデレラ役に大抜擢。初舞台で、「ここが一番輝ける場所だ」と感じ、舞台女優としての道を歩むことを決意。

バレエやジャズダンスのレッスンに再び打ち込み、さらには父の助言でジャズを学び、アルバイトをしながらジャズのレパートリーを増やす経験を積み重ねた島田さん、この時期の経験が、後のミュージカルキャリアに大きな影響を与えたようです。

ニューアルバム「島田歌穂・シングス・ディズニー」
デビュー50周年となる記念のアルバムでもある「島田歌穂・シングス・ディズニー」をリリースする島田さん、これまで数多くのディズニー作品の吹き替えやテーマソングを担当してきた島田さんですが、特に「メリーポピンズ」からの楽曲「2ペンスを鳩に」という曲には特別な思い入れがあるのだとか。

ぜひ、ニューアルバム「島田歌穂・シングス・ディズニー」、チェックしてみてください!
  • この記事をポストする

人生を変えたミュージカル「レ・ミゼラブル」との出会い

2024/09/05
女優・歌手として多彩な活動を続けている島田歌穂さん。今回は、彼女がミュージカル「レ・ミゼラブル」で演じたエポニーヌ役や、その後の活動について伺いました。

舞台と音楽を愛する夫婦の日常
休日や週末の過ごし方について「この仕事は平日・土日関係ないので、夜更かしして昼まで寝てしまうこともあります」という島田さん、作曲家である夫の島健さんも、夜に作業することが多いため、二人とも夜型の生活なのだとか。

「レ・ミゼラブル」との出会い
そんな島田さんのキャリアを大きく変えた作品の一つであるミュージカル「レ・ミゼラブル」。1987年の日本初演のキャストである島田歌穂さんですが、重要な役どころであるエポニーヌ役のオーディションには3,000人以上の応募があったとか。島田さんは「絶対に受かるわけがないと思っていた」と思いながらの挑戦でしたが、結果的に、彼女は見事に選ばれ、その後の長期間にわたる出演を果たしています。
オーディションでは、複数の審査が行われ、最終的には演出家のジョン・ケアード氏による細やかな指導を受けながら、4回目のコールバックで合格を勝ち取った島田さん、「自分に期待しすぎると傷つくのが怖かったけど、結果として幸運だった」と振り返ります。

ジョン・ケアード氏からの言葉
オーディション、その後の稽古と、演出家のジョン・ケアード氏からは、本当に様々なことを教えてもらったと振り返る島田歌穂さんですが、演技に納得がいかず、自己評価が低いときには、ケアード氏から「僕がよかったと言っているんだから、信じてありがとうと言いなさい」と叱咤されたことが、島田さんの演技へのアプローチを変えたと言います。

エリザベス女王の前でのパフォーマンス
初演から世界中で大旋風を巻き起こすこととなった「レ・ミゼラブル」ですが、島田さんは、世界中の「レ・ミゼラブル」キャストの代表として、エリザベス女王の前でパフォーマンスを行った経験も。日本を代表する女優として大きな誇りを感じた瞬間でもあったとか。

デビュー50周年のメモリアルコンサート
そんな島田歌穂さん、今年でデビュー50周年を迎え、一夜限りのメモリアルコンサートを10月9日に文京シビックホールで開催します。このコンサートでは、過去の作品を振り返りながら、女優・歌手としての軌跡を辿るプログラムが予定されているとのこと。特別ゲストとして井上芳雄さんも登場予定で、心に残るステージになりそうです。
  • この記事をポストする
Page Top
|| 1 | 2 | 3 | 4 ||