舞台俳優としての日々、そして語り手という新たなチャレンジ
2024/09/21
今日は、岩崎良美さんの舞台俳優としてのキャリアのお話を伺いました。
歌手としてのキャリアを一時的に離れ、舞台を中心に活動された時期があるという良美さん。特にシェイクスピアの「ヴェニスの商人」に出演した際の経験は、彼女の人生に大きな影響を与えました。
歌から舞台への転身
当時、自身の歌手活動について「上手に歌おうとするあまり、いつの間にか歌うことが楽しくなくなってしまった」と振り返っている良美さん。そのため、一度歌から離れ、新たな挑戦として舞台に挑むことを決意しました。そのタイミングで受けたのが、シェイクスピアの名作「ヴェニスの商人」のオーディション。見事、シャイロックの娘ジェシカ役を獲得し、
稽古に明け暮れる日々へ。
時には「稽古場で泣いてしまうほど精神的に追い込まれた」と語る良美さんですが、その厳しさを乗り越え、次第に「自分らしく生きること」を学んだと言います。特に重要だと感じたのは、演技において「媚びず、自然体でいること」。これにより自分らしい演技スタイルを築くことができたと言います。
歌との再会とミュージカル出演
その後、ミュージカル「アニー」に出演が決まった良美さん。9年間にわたりグレイス役を演じ続けました。この作品での経験について、「子どもたちと共演することで新鮮な気持ちで毎回ステージに挑めた」と振り返ります。さらに、舞台ではソプラノで歌う機会もあり、「ハーモニーを取る楽しさを感じた」と語り、歌うことへの喜びが再び戻ってきたのだとか。
舞台を続ける中で、「観客に初めての感動を与えること」を意識しているという良美さん、「同じ役でも、毎回違う表現を探求することが重要」と語ります。
新たなチャレンジ「おさるのジョージ」
2006年から良美さんが取り組んでいるのが、NHK Eテレのアニメ「おさるのジョージ」の語り手の仕事。
世界中で80年以上にわたって親しまれてきた人気絵本で、オリジナルでは男性の語り手のところ、女性に変更され、良美さんが大抜擢された形に。時には、あまりに絵が可愛くて、セリフが止まってしまというという良美さん。「最初大変で、絵を見ないでタイムだけ見るようにと言われながら、つい見ちゃうみたいな・・・」と振り返ります。中でもタイトルの読み上げは特にこだわっているそうで、最初の頃は何テイクも撮り直しすることもあったそうです。
「おさるのジョージ」の主題歌も担当されている良美さん、今年の7月にやっとCD音源化され、リリースとなりました。イベントの際には、黄色い帽子のおじさん姿で子供達と一緒にステージに上がったそうですが、子供達の可愛い表情にやられてしまったんだとか。
今回、収録された最新版は、子供達のコーラスも入っていて、可愛さあふれる音源になっているそうです。
歌手としてのキャリアを一時的に離れ、舞台を中心に活動された時期があるという良美さん。特にシェイクスピアの「ヴェニスの商人」に出演した際の経験は、彼女の人生に大きな影響を与えました。
歌から舞台への転身
当時、自身の歌手活動について「上手に歌おうとするあまり、いつの間にか歌うことが楽しくなくなってしまった」と振り返っている良美さん。そのため、一度歌から離れ、新たな挑戦として舞台に挑むことを決意しました。そのタイミングで受けたのが、シェイクスピアの名作「ヴェニスの商人」のオーディション。見事、シャイロックの娘ジェシカ役を獲得し、
稽古に明け暮れる日々へ。
時には「稽古場で泣いてしまうほど精神的に追い込まれた」と語る良美さんですが、その厳しさを乗り越え、次第に「自分らしく生きること」を学んだと言います。特に重要だと感じたのは、演技において「媚びず、自然体でいること」。これにより自分らしい演技スタイルを築くことができたと言います。
歌との再会とミュージカル出演
その後、ミュージカル「アニー」に出演が決まった良美さん。9年間にわたりグレイス役を演じ続けました。この作品での経験について、「子どもたちと共演することで新鮮な気持ちで毎回ステージに挑めた」と振り返ります。さらに、舞台ではソプラノで歌う機会もあり、「ハーモニーを取る楽しさを感じた」と語り、歌うことへの喜びが再び戻ってきたのだとか。
舞台を続ける中で、「観客に初めての感動を与えること」を意識しているという良美さん、「同じ役でも、毎回違う表現を探求することが重要」と語ります。
新たなチャレンジ「おさるのジョージ」
2006年から良美さんが取り組んでいるのが、NHK Eテレのアニメ「おさるのジョージ」の語り手の仕事。
世界中で80年以上にわたって親しまれてきた人気絵本で、オリジナルでは男性の語り手のところ、女性に変更され、良美さんが大抜擢された形に。時には、あまりに絵が可愛くて、セリフが止まってしまというという良美さん。「最初大変で、絵を見ないでタイムだけ見るようにと言われながら、つい見ちゃうみたいな・・・」と振り返ります。中でもタイトルの読み上げは特にこだわっているそうで、最初の頃は何テイクも撮り直しすることもあったそうです。
「おさるのジョージ」の主題歌も担当されている良美さん、今年の7月にやっとCD音源化され、リリースとなりました。イベントの際には、黄色い帽子のおじさん姿で子供達と一緒にステージに上がったそうですが、子供達の可愛い表情にやられてしまったんだとか。
今回、収録された最新版は、子供達のコーラスも入っていて、可愛さあふれる音源になっているそうです。