ドラマ、映画、舞台、そしてデビュー50周年を経て新たなチャレンジへ
最新作「風の奏の君へ」では、おばあちゃん役に挑戦、その姿は、これまでの池上さんのイメージとは全く違い、撮影現場でもエキストラの人たちの中には池上さんだと気づかない人もいたほど。主演の松下奈緒さんや杉野遥亮さん、山村隆太さんなど若手俳優の方々にとっても、ベテラン俳優の池上さんは大きな存在だったようです。
そんな池上さんが憧れた女優さんといえば・・・山田五十鈴さん。
楽屋では、かわいい女の子のような山田さんが、衣装を着て舞台に立った瞬間、豹変して、すごいオーラで大きく見えるのを目の当たりにし、「これこそ女優さん!」と思ったことは忘れられないのだとか。
今年は、3月から舞台続きで、「CHICACO」「後鳥羽伝説殺人事件」と出演された池上さん、全く違った役どころに挑戦され、ヘアメイクも自分で担当したほど。
「舞台は、とにかく稽古のときから何回も同じことをやるわけじゃない。何回もね。でもそこで積み重ねていくことによって、どんどん芝居に深みもスパイスも入ってくるし。やっぱり芝居を追求できるというか探求できるっていう意味では、やっぱりお芝居は面白いですよね」と語ります。
観る人によって評価が変わる舞台。演じる側は、毎回100点を目指していても、ある人にとっては80点だったり、50点と感じる人もいたり、
まさに「生き物」という舞台ですが、池上さんが今年の年末にチャレンジするのが、「ミュージカル」。これまでミュージカルの舞台経験がないという池上さん。ボイトレや筋トレなどのレッスンも始めているようです。
豪華な衣装で、「初めて」がたくさんというミュージカルの舞台。どんなものになるのか、楽しみです!
これからもチャレンジを続けたいという池上さん、これまでにみたことがないような池上さんの姿が今後も楽しめそうです!