クリープハイプに対してこんなにも愛が溢れていたなんて、
このアルバムを聴くまでちゃんと気づかなかったと思う。

涙が止まらなかった。
アルバム「世界観」が発売されると知ったその日から、ずっとずっと楽しみで待ちに待ち焦がれ、ついにアルバムを手にしたあの瞬間を私は一生忘れないだろう。
宇宙で1番、大好きなバンドの、最高の今を形として表した「世界観」。
私が知っている今までのクリープハイプを良い意味で覆す新しいクリープハイプと、その中にあるこれまでのクリープハイプが、まるでオムライスみたいだなと思った。
一曲目を彩る「手」から、最後を飾る「バンド」まで、どの曲も全部もう最高以上としか私の乏しい語彙力では表現することができない。
「バンド」をきいたときはただただ涙が、とまらなかった。
尾崎さんが書く歌詞が愛おしくて、それをひとつの音にするクリープハイプが愛おしくてたまらない。
クリープハイプに対してこんなにも愛が溢れていたなんて、このアルバムを聴くまでちゃんと気づかなかったと思う。
「世界観」をきいて、確信した。
もう、この一枚があれば私は永遠に生きれるんじゃないかと思わせるような「世界観」はこの先私の人生の中で、ずっと大切に大切にしていきたいアルバムになった。
こんな素敵なアルバムに出会えて、本当に幸せだ。