人が喜ぶことを
「世界中の子供に向けて作った映画、全て子ども目線で作られた映画のみを集めて日本の子どもたちに見てもらおうという映画祭です。今は二子玉川をベースにして、秋口に毎年、一週間ぐらいかけてみんなに見てもらうという映画祭をやっています。いろんなジャンルの映画をみんなで集めて選んで見てもらっているのですが、長編もあれば短編もあるし無声の映画もあるし、アニメーションもあるし、実写もある。私達は長編の外国映画を生で吹き替えをするというのを一発勝負で一時間強の映画を吹き替えたりもしています」
この活動を通じて本場ヨーロッパの子ども映画際を巡りたいという。
「盛んなのはやっぱりヨーロッパ。あのドイツのベルリンでもみんなが知ってるあの映画祭ですけど、子ども向けでもちゃんとあるんですよね。ベルリンで子どものカテゴリーもちゃんとありますから」
俳優、声優として活躍している戸田恵子。
原点でもある「うたうこと」については特別な思いがある。
「劇団に入ってからそのミュージカルを主にやってる劇団だったので、歌うということはずっとやっていまして。劇団辞めてからもそれは続いていて、50歳の時に何か記念で何作ったり、イベントとかどうかなーっていう時に CD作ろうって話になって久しぶりにレコーディングしたらめちゃくちゃ楽しくて、やっぱり歌っていいよねってことになって。じゃあライブもやろうかなーってなって50からライブハウスに年に1回2回ぐらいやろうっていうことでそこからまた始まったっていう感じで、今に至る感じなんですよね」
マルチに活躍する戸田恵子、10年後どんな自分でいたいのか?
「仕事してるかどうかってのまだ大きな問題ですね。76ぐらいでお仕事されてる方たくさんいらっしゃるんですけど。まず、健康であることなんですよね。私親しくしている方に高齢でバリバリな草笛光子さんとかいらっしゃってあのどうしたらそんなふうに言っていつも思うんですけど、まずね比べちゃいけないんだなっていう、その人は選ばれた方なんだなっていう風に思ってるから、でも本当にちょっと健康でいることがまずね、もう最優先になってくるので、たくさん旅行をもっとできるようになっていて、充実した仕事をしていたらいいなという風に思いますね」
番組リスナーへ
「やなせ先生のお言葉になってしまいますが、やなせたかし先生に“人が喜ぶことをおやりなさい”と先生に言われてきたので、困った時はなるべくその方向に行くように、誰かが喜んでくれることをやろうかなっていうふうに思っているので。何か窮地に落ち込まれたらその方向に少し行けたらいいかなという風に思いますので、頑張ってまいりましょう」