親目線で学んだ言葉たち
2020/08/08
2003年。
俵万智は大きな転機を迎える。
息子という存在との出会いである。
「。この真っ白で生まれてきた人間が言葉を習得するとかな?その過程っていうのが本当面白かったですね。例えば、ツツジの花の季節なんかに、ピンクと白のツツジが咲いていて、息子にとっては全く違う花と思っている。それをツツジと言っても私たちなんにも疑問に思ってないんだねとか、息子を通してまたをもう1回自分も言葉に出会い直すようなそんな感覚がありましたね」
息子との日々を短歌にしてまとめた「プーさんの鼻」が若山牧水賞を受賞。
さらには第5回ベストマザー賞にも輝いた。
「すごく励みになりましたですね。立派なお母さんで表彰されるって言うんではなくって、頑張ってるねっていう感じの賞だったんですね」
言葉の達人・俵万智の才能は、
息子に受け継がれている。
「宿題やってるとすぐ疲れたって言うんですよね。だけど、遊んでる時は全然疲れないと。本当、随分違うねと、ちょっと嫌味っぽく言ったら”集中は疲れるけど夢中は疲れないんだよ”って」
「電子書籍についてちょっと説明した時とか”便利だけど、やっぱり俺はこの漫画の本をペラペラした時に顔に当たる風が好きなんだよね”とか言ったり」
言葉にあふれた毎日を過ごしている俵万智。
10年先のビジョンとは?
「これまでと変わらず短歌を大事に作り続けていきたいっていうのがもう基本中の基本ですね。
やっぱこのコロナのことがあって、すごく日常の大切さっていうのはなんか再認識させられるようなこともあって。やっぱ、短歌っていうのは、日常のトキメキやちょっとした心の揺れから生まれてくるものなんです」
そんな日々の中で一首を紹介してくれた。
オンライン歌会がトランプの絵札に見えたこと
こういう状況でも心と言葉が通い合えばね、楽しむ同じ時間を共有できる。
その状況をまとめたものだ。
「トランプの 絵札のように集まって 我ら画面に密を楽しむ」
あなたの日々も言葉に認めては?
俵万智は大きな転機を迎える。
息子という存在との出会いである。
「。この真っ白で生まれてきた人間が言葉を習得するとかな?その過程っていうのが本当面白かったですね。例えば、ツツジの花の季節なんかに、ピンクと白のツツジが咲いていて、息子にとっては全く違う花と思っている。それをツツジと言っても私たちなんにも疑問に思ってないんだねとか、息子を通してまたをもう1回自分も言葉に出会い直すようなそんな感覚がありましたね」
息子との日々を短歌にしてまとめた「プーさんの鼻」が若山牧水賞を受賞。
さらには第5回ベストマザー賞にも輝いた。
「すごく励みになりましたですね。立派なお母さんで表彰されるって言うんではなくって、頑張ってるねっていう感じの賞だったんですね」
言葉の達人・俵万智の才能は、
息子に受け継がれている。
「宿題やってるとすぐ疲れたって言うんですよね。だけど、遊んでる時は全然疲れないと。本当、随分違うねと、ちょっと嫌味っぽく言ったら”集中は疲れるけど夢中は疲れないんだよ”って」
「電子書籍についてちょっと説明した時とか”便利だけど、やっぱり俺はこの漫画の本をペラペラした時に顔に当たる風が好きなんだよね”とか言ったり」
言葉にあふれた毎日を過ごしている俵万智。
10年先のビジョンとは?
「これまでと変わらず短歌を大事に作り続けていきたいっていうのがもう基本中の基本ですね。
やっぱこのコロナのことがあって、すごく日常の大切さっていうのはなんか再認識させられるようなこともあって。やっぱ、短歌っていうのは、日常のトキメキやちょっとした心の揺れから生まれてくるものなんです」
そんな日々の中で一首を紹介してくれた。
オンライン歌会がトランプの絵札に見えたこと
こういう状況でも心と言葉が通い合えばね、楽しむ同じ時間を共有できる。
その状況をまとめたものだ。
「トランプの 絵札のように集まって 我ら画面に密を楽しむ」
あなたの日々も言葉に認めては?