今週も、盆栽家の山田香織さんをお迎えしてお送りしました。
さて・・・盆栽・・・あなたはどんなイメージをお持ちでしょうか?
敷居が高い、費用がかかるというイメージをお持ちの方も多いんじゃないでしょうか。
山田さんは、そんな声を受け、もっと気軽に花束を買う感覚で盆栽を楽しんでもらいたい、
そして女性や若者にも盆栽を広めたいという想いの元、彩花盆栽を発信されています。
1999年に設立した彩花盆栽教室では、そんな女性や若者をメインにアプローチし、
メディアを通じての活動も精力的に行なっています。
今朝は、その彩花盆栽について、そして盆栽の魅力、楽しみ方、伺いました。
盆栽は中国:唐の時代の盆景が日本に伝わり、小さくなり現在の盆栽になったと言われています。
山田香織さんの発信する彩花盆栽とは、お父様が構想、香織さんが具体化したもの。
木や草花を入れて季節感など具体的に表現、鉢にも自由度を入れ、長く伝わる盆栽の
本質的な事を押さえつつ、老若男女楽しめる盆栽であってほしい、、そんな思いが
込められたものです。
今回スタジオにも紅紫檀の彩花盆栽をお持ちいただきました。
今の季節ををそのまま感じられる花や紅葉など四季を感じられる鉢。
実はこの盆栽は下から覗くのがコツで木の世界に入れてもらるそうです。
そして、低く見ることで、木の世界を敬う心が生まれ、視覚ともに心でも
一本の小さな木にも大木感を感じられるようになるそうです。
盆栽は十人十色で楽しめる、さらに旅行が楽しくなる、、そんな魅力も
教えていただきました。旅行先での出会った自然や森、樹々に対してより
魅力を覚え、改めて日本の風景を知る気持ちが出てきたりするそうです。
そして、自身の盆栽にそんなすばらし光景を再現したいという気持ちも
生まれ、心の引き出しが豊かになるそうです。
そんな山田香織さんの盆栽への熱い思いや「清香園」の様子などは、
2017年1月27日放送の「ノエビア ボタニカルライフ ボタニスト」でも特集、
ご紹介しています。
「ノエビア ボタニカルライフ」の番組サイトを是非、ご覧ください。
http://www.tfm.co.jp/botanical/index.php?&itemid=118671
私もいただいた紅紫檀の彩花盆栽を大切に育てたいと思います。