「喫茶マンボ」。インスタ映え間違いなし!名物ババロア、いただきま~す!
やって来たのは、東北、宮城県の気仙沼の、老舗喫茶店、「マンボ」。港からすぐの場所にあります。いつ行っても、地元の人たちでにぎわっている地元密着型のお店。ここ気仙沼が、漁業で大いににぎわい、道を歩けば、人と人の肩がぶつかり合うくらいすごかった!……そんなふうに語られる昭和26年、1951年に、港町の一画に、小さな喫茶店が開店しました。その後、店名が「喫茶マンボ」とあらためられ、再び華々しくオープンしたのが、昭和33年、1958年のこと。
半世紀をゆうに超える長い年月を、気仙沼人たちと共に過ごしてきた、名店中の名店、「喫茶マンボ」なんです。でも、喫茶店と言いながらも……
自家製キムチで作る熱々のキムチ・チャーハンも大人気!(そして、美味!)
夜、呑んだ後のシメに食べたい、海苔の香りが嬉しい醤油ラーメン!(とても、美味しいです!)
「喫茶店と名乗っていますが、ここは地元の人たちの食堂なんです。コーヒーも美味しいですが、ラーメンもチャーハンもどんぶり飯も美味しいんです」と語るのは、「喫茶マンボ」、その3代目、岩本秀之さん。お店のシェフでもあります。
開業後、半世紀以上、子供から大人まで、学生から社会人まで、家族連れからカップルまで……、気仙沼の人たちに愛され、にぎわいを見せていた「喫茶マンボ」。この独特のインテリア、内装が話題を呼び、日本各地からもこの店に足を運ぶ人たちが増えました。老舗店、そして人気店となった「喫茶マンボ」でしたが、2011年3月11日の大地震、大津波によって、店は全壊してしまいました……。その後、間もなく、気仙沼の復興市場「南町紫市場」内に仮店舗で営業を再開。そして、2014年4月30日、現在の場所にリニューアル・オープン! このとき、昔からこの店を知っていた常連さんたち、地元ッ子たちを驚かせ、涙と笑顔で感動させたのが、「もとあった喫茶マンボと、シャンデリアもステンドグラスも、柱の位置や太さも、壁の模様も、椅子、テーブル、何もかも、『まったく同じ、変わっていない!』ということ」でした。岩本さんが手にしているのは、震災前の元の「喫茶マンボ」の店内写真。ほんとうに、同じ店内に驚きます。
「喫茶マンボ」の、(数ある名物のひとつでもあるんですが)名物「イチゴババロア」!
どどーん! 気仙沼産のイチゴにこだわって、すべて手作りしているババロア。小サイズもありますが、ここへ来たらぜひこのオリジナル・サイズで食べてください。確かにびっくりする大きさ、迫力ですが……ぺろっと食べちゃいます! だって、美味しすぎて! イチゴババロアは、季節限定の一品。5月中旬ごろまでとなっています。この春の連休は、気仙沼へ、GO!!