鹿児島県「しろくま 」[2021.09.05]
9月のテーマは「絶品スイーツ!」
今日ご紹介したのは 鹿児島県の「しろくま 」です。
削りたての氷の上に、練乳とフルーツ、そして、アズキなどをふんだんにトッピングしたスイーツ、それが、鹿児島名物「しろくま」です。鹿児島の人にとっては、夏の風物詩でもあり、鹿児島のソウルフードならぬ、ソウルアイスとも言われています。(笑)
中でもオススメなのは、「白熊発祥の店」と言われている「天文館(てんもんかん) むじゃき」の「白熊」。白熊好きには「聖地」とも呼ばれている場所だそうです。「天文館むじゃき」が白熊の販売をはじめたのはなんと、昭和24年!
もともと、「天文館むじゃき」では、白蜜と赤蜜をかけたシンプルなかき氷を売っていたんですが、フルーツのイチゴにミルクをかけてみるとおいしかった事にヒントを得て、氷に練乳をかけてみたのが、白熊誕生のきっかけ。
でも、ただ練乳をかけるだけでは「甘すぎる!」ということで、改良に改良を重ねて独特のさっぱりとしたミルクを生み出し、さらに、彩りを加えるためにサイコロの形にしたフルーツやチェリー、レーズン、豆類などをトッピングして今の白熊のベースが出来上がっていたとのことです。そして、そのかき氷を上から見ると・・・チェリーと干しぶどう、アンゼリカという砂糖菓子の配置が動物の白熊の表情に似ていたので、そのまま「白熊」という名前をつけたそうです。
ちなみに「天文館 むじゃき」のかき氷。完成した大きさは、直径がおよそ15cm、高さは17cm〜18cm!
「天文館 むじゃき」のウェブサイトにも「大のおとなでも全部食べきるのは至難の業です。」と書いてあるので、覚悟してオーダーしましょう!・・・と言いつつ、ひと回り小さめの“ベビー白熊”もあるそうなので、お腹と相談して注文してくださいね!
天文館むじゃき: 氷白熊(しろくま)の本家