長崎県「絶品鍋料理」[2021.11.07]
11月のテーマは「絶品鍋料理!!」
今日ご紹介したのは 「長崎県の絶品鍋料理」です。
「あら鍋」
あら鍋の「あら」は、高級魚として知られる「クエ」のことで、「クエ」を、九州では「あら」と呼んでいます。
実は、長崎県は、天然物のクエ漁獲量が日本一の県!中でも、長崎県の平戸市(ひらどし)は、全国有数のクエ(九州ではあらですね)がよく獲れる場所で、11月から12月にかけて、漁獲の最盛期を迎えるそうです。クエは、「クエ食ったら他の魚は食えん」と言われるほど、昔から美食家たちを唸らせてきた魚の王様とも言われています。11月の九州場所では、食通の力士たちがこぞってクエを堪能するなんて話もあるそうです。
長崎県で獲れる天然物は、引き締まった身が上品で淡白。上質なコラーゲンがたっぷり含まれる鍋になっているそうです!
「いりやき」
「いりやき」は、対馬に古くから伝わる郷土料理で、地鶏や、メジナ・ブリなどの魚、たっぷりの野菜を具材とする寄せ鍋の一種です。
なぜ「いりやき」と言うのかと言うと、もともと材料の肉や魚を、椿油で炒ってから料理していたので、「いりやき」と名付けられたとの説があります。冠婚葬祭や行事などの際によく振る舞われ、島の人たちに親しまれてきた鍋だそう。海の幸と、山の幸のすべての旨味を含んだスープに、最後にソーメンやうどんを入れて食べるのが地元流で、「いりやきは後食え」という言葉もあるそうです。
「具雑煮」
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれたという、長崎県の郷土料理!
今から370年以上も前に起きた、「島原の乱」。この一揆の総大将・天草四郎と農民たちが、海や山からいろいろな材料を集め、蓄えていたお餅と一緒にお雑煮を作り、栄養をとりながら戦っていたそうです。これが「具雑煮」のはじまりといわれています。
島原地方ではお正月にこの「具雑煮」を食べることが多いそうですが、郷土料理として有名になり、現在では市内の様々な飲食店で提供されているそうですよ!
ちなみに、この「具雑煮」。オススメのお店をFM長崎の方にお伺いしたところ、1813年創業の「姫松屋」というお店をご紹介してもらいました!「島原郷土料理」=「具雑煮」=「姫松屋」こんな連想ができるほど県内でも有名なお店だそうで、本店は島原城正面と、とてもわかりやすい場所にあるそうです!出汁は鰹ベースの醤油味であっさり風味。野菜の甘味、焼きアナゴの香ばしさ、シイタケや高野豆腐からも味が染み出して、いろいろな具材を煮込むことで絶妙な「旨味」が出て、香りとともに食欲をそそる一品!「思い出しただけで、思わず口の中によだれが。おもちも5個入って、これだけで満腹、そして幸せになれます!」そんなレコメンも届いています。
今日ご紹介したのは 「長崎県の絶品鍋料理」です。
「あら鍋」
あら鍋の「あら」は、高級魚として知られる「クエ」のことで、「クエ」を、九州では「あら」と呼んでいます。
実は、長崎県は、天然物のクエ漁獲量が日本一の県!中でも、長崎県の平戸市(ひらどし)は、全国有数のクエ(九州ではあらですね)がよく獲れる場所で、11月から12月にかけて、漁獲の最盛期を迎えるそうです。クエは、「クエ食ったら他の魚は食えん」と言われるほど、昔から美食家たちを唸らせてきた魚の王様とも言われています。11月の九州場所では、食通の力士たちがこぞってクエを堪能するなんて話もあるそうです。
長崎県で獲れる天然物は、引き締まった身が上品で淡白。上質なコラーゲンがたっぷり含まれる鍋になっているそうです!
「いりやき」
「いりやき」は、対馬に古くから伝わる郷土料理で、地鶏や、メジナ・ブリなどの魚、たっぷりの野菜を具材とする寄せ鍋の一種です。
なぜ「いりやき」と言うのかと言うと、もともと材料の肉や魚を、椿油で炒ってから料理していたので、「いりやき」と名付けられたとの説があります。冠婚葬祭や行事などの際によく振る舞われ、島の人たちに親しまれてきた鍋だそう。海の幸と、山の幸のすべての旨味を含んだスープに、最後にソーメンやうどんを入れて食べるのが地元流で、「いりやきは後食え」という言葉もあるそうです。
「具雑煮」
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」で選ばれたという、長崎県の郷土料理!
今から370年以上も前に起きた、「島原の乱」。この一揆の総大将・天草四郎と農民たちが、海や山からいろいろな材料を集め、蓄えていたお餅と一緒にお雑煮を作り、栄養をとりながら戦っていたそうです。これが「具雑煮」のはじまりといわれています。
島原地方ではお正月にこの「具雑煮」を食べることが多いそうですが、郷土料理として有名になり、現在では市内の様々な飲食店で提供されているそうですよ!
ちなみに、この「具雑煮」。オススメのお店をFM長崎の方にお伺いしたところ、1813年創業の「姫松屋」というお店をご紹介してもらいました!「島原郷土料理」=「具雑煮」=「姫松屋」こんな連想ができるほど県内でも有名なお店だそうで、本店は島原城正面と、とてもわかりやすい場所にあるそうです!出汁は鰹ベースの醤油味であっさり風味。野菜の甘味、焼きアナゴの香ばしさ、シイタケや高野豆腐からも味が染み出して、いろいろな具材を煮込むことで絶妙な「旨味」が出て、香りとともに食欲をそそる一品!「思い出しただけで、思わず口の中によだれが。おもちも5個入って、これだけで満腹、そして幸せになれます!」そんなレコメンも届いています。
長崎県「女王シュークリーム」[2021.09.12]
9月のテーマは「絶品スイーツ!」
今日ご紹介したのは 長崎県の「女王シュークリーム」です。
創業70年を超える、佐世保の老舗レストラン「蜂の家」のシュークリームはかつて、「ジャンボシュークリーム」として売られていたように、とにかくジャンボ!大きいんです。数年前に「女王シュークリーム」に名前を変えて売り出されたのですが、華奢な女王ではなく、手に持つと、ずっしりとした重みを感じる女王。
生地の中には、濃厚な自家製カスタードと、焼きりんご、バナナ、キウイがたっぷり入っています。さらにこのシュークリームには、 “魔法のソース”というものが別についていて、そのソースを途中でかけることで、味の変化を楽しむことができ、最後まで美味しく食べられます。
このソースは「スカッチソース」と呼ばれ、焦がしたざらめに、お砂糖、水あめ、ハチミツ、練乳などを加えてできた、“蜂の家オリジナル”のソース。以前はひょうたん型のボトルでしたが、現在豚さんの形をした可愛いボトルに入って添えられているので、好きな量をかけながらいただくことができます。
そして、元はジャンボシュークリームとして販売されていたものが「女王シュークリーム」になったのは、理由があるんです。
それは、今から2年ほど前。先代の社長が亡くなられたそうですが、その時に「蜂の家のシュークリームを作ったのは、社長が奥様の気をひくため、ハイカラのものを作りたい!と思っていたのがきっかけ」・・・ということがわかったのだそうです。だからこそ、社長の奥様への思いも含めた「女王シュークリーム」という名前にしたのだそうです。
素敵なエピソードとともにぜひいただいてみてください。
レストラン蜂の家
長崎県の「九十九島」[2021.08.01]
8月のテーマは「絶景スポット」!
今日ご紹介したのは 長崎県の「九十九島(くじゅうくしま)」です。
佐世保市内から車でおよそ20分。佐世保湾の外側から北へ平戸までのおよそ25kmにわたり多くの島々が点在する海域を、九十九島と呼んでいます。
「九十九」というのは、「数がたくさんある」という意味で使われる例えで、実際の島の数は、なんと「208」もあるそうです。そして、島の密度は、なんと日本一!その島を包むかのように、複雑に入り組んだリアス海岸が広がります。海の色はエメラルドグリーンで、島の緑と海のエメラルド色がなんとも言えない絶景を作り出しています。
九十九島は、人が住む有人島は4島しかなく、他204島はすべて無人島!しかも、島のひとつひとつに名前があって、今も語り継がれるその由来や伝説が残っているそうです。例えば・・・
▼ライオンが寝そべっている姿に見えると言われている「横島(よこしま)」
▼日本書紀にも登場する神功皇后(じんぐうこうごう)のご愛用の木の枕が、嵐で船から投げ出され、流れついた島との伝説がある「枕島(まくらじま)」
▼一つの島が真っ二つに割られたような珍しい姿の島「割島(われしま)」
そんな大絶景を望む展望所が、佐世保市内には8カ所あって「九十九島八景」として認定されています。中でも人気なのがハウステンボスからは車で40分ほどの場所にある「展海峰」という場所。
FM長崎の放送部、部長代理 西川さんからこんなレコメンが届いています。
「展海峰は九十九島が180度パノラマで広がる展望公園で、視界を遮る物がなく開放感が魅力です。夏だからこそ観る事ができる景色は圧巻で、島々の深い緑、青い夏の空と、海の色のコントラストはまさに絶景!佐世保を代表するビューポイントです。」とのこと。
島の深い緑と、青い夏の空、そして海の色のコントラスト・・・夏にぴったりな絶景が浮かんできますね!!