長崎県「女王シュークリーム」[2021.09.12]
9月のテーマは「絶品スイーツ!」
今日ご紹介したのは 長崎県の「女王シュークリーム」です。
創業70年を超える、佐世保の老舗レストラン「蜂の家」のシュークリームはかつて、「ジャンボシュークリーム」として売られていたように、とにかくジャンボ!大きいんです。数年前に「女王シュークリーム」に名前を変えて売り出されたのですが、華奢な女王ではなく、手に持つと、ずっしりとした重みを感じる女王。
生地の中には、濃厚な自家製カスタードと、焼きりんご、バナナ、キウイがたっぷり入っています。さらにこのシュークリームには、 “魔法のソース”というものが別についていて、そのソースを途中でかけることで、味の変化を楽しむことができ、最後まで美味しく食べられます。
このソースは「スカッチソース」と呼ばれ、焦がしたざらめに、お砂糖、水あめ、ハチミツ、練乳などを加えてできた、“蜂の家オリジナル”のソース。以前はひょうたん型のボトルでしたが、現在豚さんの形をした可愛いボトルに入って添えられているので、好きな量をかけながらいただくことができます。
そして、元はジャンボシュークリームとして販売されていたものが「女王シュークリーム」になったのは、理由があるんです。
それは、今から2年ほど前。先代の社長が亡くなられたそうですが、その時に「蜂の家のシュークリームを作ったのは、社長が奥様の気をひくため、ハイカラのものを作りたい!と思っていたのがきっかけ」・・・ということがわかったのだそうです。だからこそ、社長の奥様への思いも含めた「女王シュークリーム」という名前にしたのだそうです。
素敵なエピソードとともにぜひいただいてみてください。
レストラン蜂の家