長崎県の「九十九島」[2021.08.01]
8月のテーマは「絶景スポット」!
今日ご紹介したのは 長崎県の「九十九島(くじゅうくしま)」です。
佐世保市内から車でおよそ20分。佐世保湾の外側から北へ平戸までのおよそ25kmにわたり多くの島々が点在する海域を、九十九島と呼んでいます。
「九十九」というのは、「数がたくさんある」という意味で使われる例えで、実際の島の数は、なんと「208」もあるそうです。そして、島の密度は、なんと日本一!その島を包むかのように、複雑に入り組んだリアス海岸が広がります。海の色はエメラルドグリーンで、島の緑と海のエメラルド色がなんとも言えない絶景を作り出しています。
九十九島は、人が住む有人島は4島しかなく、他204島はすべて無人島!しかも、島のひとつひとつに名前があって、今も語り継がれるその由来や伝説が残っているそうです。例えば・・・
▼ライオンが寝そべっている姿に見えると言われている「横島(よこしま)」
▼日本書紀にも登場する神功皇后(じんぐうこうごう)のご愛用の木の枕が、嵐で船から投げ出され、流れついた島との伝説がある「枕島(まくらじま)」
▼一つの島が真っ二つに割られたような珍しい姿の島「割島(われしま)」
そんな大絶景を望む展望所が、佐世保市内には8カ所あって「九十九島八景」として認定されています。中でも人気なのがハウステンボスからは車で40分ほどの場所にある「展海峰」という場所。
FM長崎の放送部、部長代理 西川さんからこんなレコメンが届いています。
「展海峰は九十九島が180度パノラマで広がる展望公園で、視界を遮る物がなく開放感が魅力です。夏だからこそ観る事ができる景色は圧巻で、島々の深い緑、青い夏の空と、海の色のコントラストはまさに絶景!佐世保を代表するビューポイントです。」とのこと。
島の深い緑と、青い夏の空、そして海の色のコントラスト・・・夏にぴったりな絶景が浮かんできますね!!