STRAIGHTENER Special Live Tour "ACOUSTIC" LIVE REPORT
スタートが19時30分だったから、いつもより遅めに準備して出発。
18時40分池下ボトムラインに到着。
妹て合流して会場へ。
live houseなのにフロアに背もたれのある椅子があるという異様な光景にびっくり。
指定ではないし、人数分は無いから、立ち見の人も沢山いた。
そして、いつになくお洒落な格好で埋め尽くされたlive houseに戸惑う私。(笑)
私は一段上がった所で立ち見。
右側で開演を待つ。
会場には何だかいつものliveと違う雰囲気。
テナーのliveはボトムラインとゼップの2回行ったことがあって。
いつもはフロアに緊張感が漂うというか、なんとも言い難い空気に包まれてて。
今日はゆるやかでおだやかな空気が流れてた。
でも、静かさの中にある熱は変わらずあった。
舞台の方に目をやると、いつもよりずっとシンプルなセット。
いつもの骨太さはなく、どことなく華奢で繊細な面持ち。
会場にはまるで映画のBGMに使われそうな美しく壮大な音たちが止めどなく流れている。
本を読む人、音楽を聴く人、携帯をいじる人、お喋りをする人、電話をしている人、目を瞑ってBGMに聴き入る人、テスト勉強をする人、お酒を飲む人。それぞれが、開演を待つ。
フロアの照明が落ちる。
4人が登場。
フロアから沸き上がる拍手。
4人は、いつもと違う、ちょっぴりフォーマルな出で立ち。
ホリエさんは
全身ダークブラウン
長袖カットソーの上に
同系色のベスト
スキニーのパンツ
ひなっちは
黒のジャケット
下に黒のTシャツ(だっけ?)
黒のスラックス
ちょっと折り曲げてた
シンペイさんは
文句なし!
一番かっこいい!
肩に付くくらいの髪
黒のジャケット
下に白のカッター
ボタンだいぶ開けてた!←
黒のスラックス
大山さんは
一番ラフな格好
黒のカッター
ダメージジーンズ
「こんばんは。ストレイテナーです。」
いつも通り簡単な挨拶をして自分の位置に付く。
「あんまりアコースティックliveてのをやったことがないので、緊張してますが、どうぞごゆるりと。」言葉通りメンバー緊張してた。
曲名を言って、演奏が始まる。
ホリエさんのキーボードの音がlive houseに響く。ひなっちのベースが、大山さんのギターが、シンペイさんのドラムが重なる。声が加わる。ハモりが入る。音に厚みが増す。
1曲目「Toneless Twilight」から思わず涙ぐんでしまった。照明、綺麗だった。曲と凄く合ってた。
「Toneless Twilight」が終わると、メンバーも緊張がほぐれたか、笑顔だった。
2、3曲目は「TOWER」、「奇跡の街」と、1stアルバムからの選曲で、会場からも「おぉーー」という歓声と拍手が沸いた。
ホリエさんはキーボードとアコースティックギター。
ひなっちはアコースティックベース、アップライトベース(エレキベースとウッドベースの間の楽器)、エレキベースを曲に合わせて使い分け。
シンペイさんはマラカス、タンバリン、シャランシャラン音がするやつを駆使してました(笑)途中、片方のスティックを口にくわえて、マラカスを振るシーンがあって、様になってた。何をやってもかっこいい。大山さんは1回も楽器を変えずに。アコースティックギターのみ。
どちらかといえば激しい曲も、アコースティックに合うようにしてあったり。雰囲気を変えてちょっぴりジャズ調だったり。手拍子が起こるような場面もあったり。アコースティックながらも、腕を上げたくなるような場面もあったり。
演奏中は終始、メンバー同士が目を合わせて、笑顔で、楽しそうな印象を受けた。
曲も素敵ながら、普段は全くといってしないMCも、1曲ごとにしてて。普段とはまた違った、テナーの姿が見えた。
MCでも、「普段はこんなんじゃないですよ。(笑)もっと厳つい(いかつい)です。ギラッギラしてます。なんかいつもはフロアに緊張感漂ってるけど、今日はこっちが緊張してるよねー。もうなんか、すがりついてるよね。」ってテナーらしくないMCがまた魅力的だった。
テナーの2010年の初liveが、このアコースティックlive@名古屋だからまた驚き。そんな、ゆるりとした空気の中で、ゆったりとした時間が過ぎてゆく。
8曲を終えた所でメンバーがはけて、ビールを持って再び登場。
ビール無しでは8曲が限界です!という言葉にフロアも爆笑。
ラスト2曲は「TENDER」と「MAGIC WORDS」と、どちらも大好きな曲で、終始ニヤニヤしてました。(笑)
特に「MAGIC WORDS」体をゆらゆらと揺らし、心地よかった。
曲が終わって、4人が手を振りながらステージをあとにした。
ふわふわした気分で、余韻が残るまま電車に乗って、家に帰った。
思えばテナーとの出会いは、3年前、妹が「リニア」を買ってきた事がきっかけ。
テナーの轟音かつ繊細な音に一気にはまっていった。
「Immortal」「title」「Dear Dead Man」を衝動買いし、Immortal Tour @今池ボトムラインに参戦した。まだlive馴れしていなかった私は、テナーの激しさも何も知らないまま制服で参戦し大惨事な結果になった(笑)
それからしばらくテナーのliveには参戦してなかったけど、「Nexus」のアルバムを聴いてまたテナーの生の音に触れたくなってた。
Nexus Tour @Zepp Nagoyaに参戦。
このliveは私にとって大満足なliveになった。
そして、1st、2ndアルバムを聴いてますます彼らの音楽に魅了された。
3/3にアルバムが発売されるということで、とてもわくわくしています。
ストレイテナーのスペシャルアコースティックliveは素敵な一夜となりました。