STRAIGHTENER Special Live Tour "ACOUSTIC" LIVE REPORT
2010年3月3日 「こんばんは、ストレイテナーです。今日はゆっくり楽しんでいって下さい。」
とホリエさんの一言後、最初の1曲、Toneless Twilightからこのアコースティックライブが始まりました。
卒業式が迫った金曜日、電話がかかってきて、アコースティックライブに行けると決まった瞬間、まず最初に泣きそうになったのを今でも覚えています。
昨年の宮古島でのアコースティックイベントを羨ましく思い、ずっとストレイテナーのアコースティックverの曲を生で聴いてみたい、と思っていて、即イベントに応募したのですが、外れてしまい、今回このライブに行くことが出来たのが、まるで夢のよう。それと普段から自分が行ったライブの感想を個人で行なっているブログにて書くことを趣味にしており、次第に「もっと多くの人に読んでもらいたい」とも思うようになり、2つも私の夢を叶えて頂き、本当に感謝しています。
2曲目、TOWER。すごく大好きな1曲。
ずっとライブで聴いてみたい、と思っていた曲の1つで、今回聴くことが出来て本当に嬉しいです。私がいた場所はかなり後ろの方で、メンバーの顔はよく分かりません。でも、どんなに遠い場所にいてもしっかりと音も声も伝わるし、そして心があったかく、ほっこりとします。
今回のライブは普段のテナーとは違って曲の合間にMCが入り、会場の笑いを誘っていました。私はよくテナーのライブに行かせてもらうのですが、普段の緊張感がある、動と静が入り混じったものとは違い、今回のライブは、ほのぼのとした、ナカヤマさんも言っていたフレンドリーな、また違ったテナーを見ることが出来て、新鮮に感じました。
次の、奇跡の街では日向さんがアップライトを弾いていて、Blue Sinks In GreenではMC通り、南国気分になる曲でした。5曲目に、ホリエさん曰わくスイートな曲、今日発売されたアルバム「CREATURES」からStarless Coaster。私はまだアルバムを聴いていなかったので、これがお初。ホリエさんの艶のある歌声、大山さんの力強いコーラス、日向さんの深く染み渡るベース、それを支えるナカヤマさんのドラム。当にスイートな1曲でした。
そして今回一番衝撃を受けたSIX DAY WONDER。初め、いつもと違う拍子だったので何の曲か分からず、最初の「SIX DAY WONDER〜」の出だしでやっと分かって、そういえば初めてテナーのライブで聴いた曲はSIX DAY WONDERだったことを思い出しました。その時…いやそれ以上に衝撃を受け、思わず「やべぇ…」ともらしてしまいました。
普段、CDやライブで聴いたことのある曲も、どこか初めて聴いた時と同じ気持ちになり、また違うストレイテナーの一面を見ることが出来た気がして、何処か楽しく感じていました。日向さんが「ハートに火ついちゃったー?」と言っていましたが、私は既に最初からついていたりしてました(笑)。
EVERGREENでは日向さんが再びアップライトを、ネクサスではナカヤマさんがタンバリンや、ウインドチャイムを鳴らしていました。ネクサスは、アコースティックverの曲はCDやDVDで聴いたことがあるので、大体の想像をしていましたが、やっぱり生は違うなぁ、と思いました。
その後メンバーは一旦、アルコールを持ってくるために引っ込んでました。このゆるゆると、ほのぼのとした行動とMC後、冬の情景を思い浮かべるTENDERへ。TENDERも含め、今回はTOWERやBlue Sinks In Green等、懐かしい曲が多く聴けて、すごく嬉しく思いました。
そして最後の1曲、MAGIC WORDS。
日向さんが三度アップライトを弾いて、いつもモッシュやダイバーが起こるアップテンポな曲なのに、こんな軽やかな、まるでフォークソングみたいな曲になっていて、また新鮮に感じました。
本当にあっという間のほのぼのとした約1時間。だけどお腹いっぱいの満腹感でした。それと同時に貪欲な私は、またアコースティックライブに行きたい、とも思ってしまいました。
最後にストレイテナーを始め、チームSTRAIGHTENERの皆さん、SOLのスタッフの皆さん、今回こんな素敵な機会を設けて頂きありがとうございました。ホリエさんの言っていた通り、「CREATURES」をたくさん聴き込んで次のツアーの、東京2会場楽しみに待っています!!
