NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest本谷有希子さん

本谷有希子さん

【2013年10月ご出演】本谷有希子 劇作家、演出家、小説家
1979 年、石川県出身。劇団、本谷有希子主宰。高校卒業後、大人計画『ふくすけ』、宮沢章夫監修『alt.4』、ヴィレッヂプロデュース『1989』に出演。庵野秀明監督のアニメ『彼氏彼女の事情』に沢田亜弥役の声優として参加。
00年9月、劇団、本谷有希子を旗揚げ。主宰として作・演出を手掛ける。07年、『遭難、』で第10回鶴屋南北戯曲賞を最年少で受賞。09年には『幸せ最高ありがとうマジで!』で第53回岸田國士戯曲賞を受賞した。また、小説家としても活動し、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』、戯曲『遭難、』(講談社)が三島賞候補、『生きてるだけで、愛。』(新潮社)が芥川賞候補にノミネート。2011年、小説『ぬるい毒』』(新潮社)で第33回野間文芸新人賞を受賞。2013年には『嵐のピクニック』(講談社)にて第7回大江健三郎賞を受賞。最新刊は「自分を好きになる方法」(講談社)「撮影露木聡子」

本谷有希子自分好きになる方法

2013/10/26
10月は劇作家、演出家、小説家の本谷有希子さんをお迎えしました。

今年夏に発表された「自分を好きになる方法」
For six days of Lindeなどについてうかがってきました。

Lindeという一人の女性の人生のいくつかの「1日」を
描いたこの作品。ただ時がカ過去から未来に流れるのではなく、時に28歳、
時に47歳、時に3歳、時に63歳と時間を自由に操りながら
人生の一こまが描かれてゆきます。

こんな表現にも本谷さんの持つ自由な心が魅力的に現れています。
書く時は「書いているという自分を悟られないように書く」
こんな謎掛けのような言葉も本谷さんの口から語られると
自然になっとくできます。

人生はもっと自由で、束縛を受けないもの。
私たちがつい忘れがちのこんな原点に気づきを与えてくれる
本谷さんの作品、舞台にこれからも期待したいですね。
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本谷有希子ワープロに込めた思い

2013/10/19
今週は劇作家、演出家、小説の元谷有希子さんの3週目です。

18、19歳で誰もが持つ自分への根拠のない自身。
東京生活を始め、本谷さんのそんな自信は徐々に失われます。

その焦燥感や、不安感の中で本谷さんが見つけたのは
誰か(おそらくお父様)に誕生日にプレゼントされた1台のワープロ。

自分自信の存在をかけるように毎日、毎晩アパートに帰ると
そのワープロに向かった本谷さん。
その1台のワープロこそが自分を前進させたそうです。
ワープロで書き、ページがすこしずつ増えることが手応えとなって、
生きるエネルギーを得て、自分を前進させることが出来たそうです。

初めて出来上がったのはなんと6時間分の戯曲と小説。
確かなもの、手応えをつかむことによって本谷さんの世界はどんどん広がって行きます。

ちなみにこの戯曲も小説もすべて独学で仕上げた本谷さん。
教える、教えられるという立場ではなく自由な中で学んだり、
考えたり、そんな生き方も本谷さんらしいですね。
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本谷有希子23歳までの足取りを巡る

2013/10/12
先週に続いて小説家、演出家、劇作家の本谷有希子さんを
お迎えしてお届けしました。

本谷さんはとにかく人に対しての興味の強い子供だったそうです。
自分でどうやったら人が盛り上がり、それがブームになるか、、
自分で遊びを考えては、人の心を惹き付ける何かを求めていた子供だったそう。

そこには単に目立つ、人気者を目指すのではなく「人に対しての興味」
「人って何だろう」という心に芽生えた思いの追求がありました。

また、自分で一度考え、納得しないと動かない子供。
習慣や常識にとらわれずに、時には規則に対しても
まず考える時間が必要だったそうです。

自分に目覚めたのはなんと、、ジェットコースターに乗っている時。
そこでいる自分に疑問を感じ、ジェットコースターよりも
お化け屋敷の美学に自分の特質を感じ、その後の人生の歩みを
考えられたそうです。

まさに小さな革命家本谷有紀の姿が想像されますね。
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本谷有希子自分を好きになる方法

2013/10/05
さあ、今週からは小説家、演出家、劇作家の本谷有希子をお迎えします。

9月に最新公演(本谷有希子 紀伊国屋公演 「ぬるい毒」9月13日~9月26日まで)
の終わったばかりの本谷さん。疲れを感じさせないエネルギッシュな存在感が
印象的でした。

公演で大事なことは少しぐらい違っていても「熱い思い」が籠ったもの。
今回もそんな熱い思いを込めた舞台を終えた充実感を感じさせてくれました。
そして、最新作小説「自分を好きになる方法」(講談社刊)などこの夏の大きなマイルストーンを
経て、たった今の本谷有希子さんの気分や手応えについて語っていただきました。

最新小説「自分を好きになる方法」は心から一緒にいたいと思う相手を探す女性の旅について描かれています。
子供時代、成熟した女性として、そして若い世代、、年代を追うのではなく、
それぞれの時代がランダムに描かれながら進行してゆきます。

構成してから流れを追って描くと予定調和になる。
人生も小説もハプニングで何かが変わってゆき、何かを失い、得てゆく。
大事なことは読み手の想像力を広げる事。
怖いほどの現実を見せられながらページは進んでゆきます。

是非ご一読お勧めします。
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