NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest酒井順子さん

酒井順子さん

【2013年7月ご出演】

1966(昭和41)年東京生れ。立教大学社会学部観光学科卒。エッセイスト。高校在学中に泉麻人氏に見込まれ、雑誌に連載を持つ。大学、3年間の会社員時代も、本業を満喫しつつ複数の連載をこなし、円満退職後、ついに本職に。若い女性を中心に“酒井節”のファンは多い。『少子』『容姿の時代』『負け犬の遠吠え』『女子と鉄道』『おばさん未満』『おばあさんの魂』『徒然草REMIX』など著書多数。
最新作は週刊現代の連載をまとめた「そんなに、変わった?」

酒井順子そんなに、変わった?4

2013/08/03
エッセイストの酒井順子さんをお迎えしてお届けしてきました。
37歳のときに発表した『負け犬の遠吠え』は大ベストセラー。
まさに当時の女性の思いと姿を多くの人に届けました。
時代と女性の姿を映像より、写真よりも的確に捉える酒井さんの視点と文章。
今、多くの人がブログやツイッターでアマチュアメディアを自称していますが、
それらとは全然レベルや信憑性を持つ酒井さん。
一歩間違えれば悪口になってしまう部分も、酒井さんだからこそ
男性、女性関わらず受け入れられました。

こんな言葉が印象に残りました。
「長くやっていると、書くことがなくなってくる。だから、絞り出す。
書くことを仕事にし、新しいことを掘る。そのために読書する。
読むと、おもしろさを発見できる。自分を律するために、
必要なものはすべて実践しています!」

「生きる事はひとつ失って、ひとつを得ること。
若さを失えば、大人の感覚がわいてくる。普通の家庭生活をしていないからこそ
書けるものある。」

まさに自らを実験台にするような生き様、執筆への執念を感じます。
現代の枕草子と言われ、この時代を未来に伝える最高の作品は
プロフェッショナルとしての酒井さんの努力やプロの意識の高さから
生まれるのでしょう。
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酒井順子そんなに、変わった?3

2013/07/27
エッセイストの酒井順子さんをお迎えしてのシリーズ。
新たな世界、物書きを目指したなかで酒井さんは
自分をどう持って世界を切り開いて行ったのでしょう。

いよいよ今回は酒井さんの存在を不動にした、
あの名作、名言「 負け犬の遠吠え」編です。

酒井さんが世に送り出し、流行語にもなった「負け犬」現象。
結婚や子供を持つという生き方とは別の生き方を選んだ女性をさして、
酒井さんが考えた言葉です。
結婚はしていなくても相応の社会的地位から
安定した生活を送っている女性自らが半ば自嘲的に「負け犬」と自称し、
一種のブームに。「負け犬の遠吠え」は2004年度流行語大賞のトップテン入りも果たしています。

日本では、結婚・子育てこそ女の幸せとする価値観が根強い一方、
結婚よりも仕事、家庭よりもやりがいを求めて職業を大事にする女性が、
1980年代以降増加しています。でも、結果、気が付いた時には
「浮いた話の一つもないい30代」という一方的にレッテルを貼られることも。
酒井さんは、そんな彼女たちをこう表現する事で逆説的にエールを送っのだとのこと。

最近ではイクメンの増加など、社会の役割に於ける男女の存在が伝統的な価値観に
左右されなくなってきていますが、今度は酒井さん、どんな女性の自由な生き方を
発見してくれるのでしょうね?
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酒井順子そんなに、変わった?2

2013/07/20
今月は現代の枕草子と言われる酒井順子さんを迎えてお送りしています。

今週はまさにエッセイスト酒井順子さんの誕生前夜!就職編です。

ペン一本で勝負する自信はなかったため大学卒業後、酒井さんは広告会社に就職。
しかし、会社に入った瞬間、向いていないと気づかれます。
(自称)ダメ社員で、何ひとつ役に立てない。請求書ひとつ回せない。
そんな重い社会人生活からの脱皮を決断したのが、入社から3度目の正月休みのこと。
たまたま読んだ渡辺淳一氏の小説が、退社を決意させた。
それが25歳、、。その作品は「35歳の女性が主人公の作品でした。
つまり10年後の自分。そのとき何をしていたいのかと考えたら、会社員ではなく物書きだろうと納得!!」
されたそうです。

酒井さんのOL時代の悩み、それを乗り越えた転機が
渡辺淳一さんの本であり、10年後の自分を考える事だったのですね。

「10年後、輝く自分を考える事、それは何より今の自分を大切に生きる事。」

そんなメッセージをいただきました。
来週はあの流行語大賞にもなった「負け犬」現象についてお話をうかがいます。
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酒井順子そんなに、変わった?

2013/07/13
さて今週からはエッセイストの酒井順子さんをお迎えします。
最新作は週刊現代の連載をまとめた「そんなに、変わった?」。

まず今週はその最新作の話題からうかがいました。

時代時代のシーンを鋭く切り取るエッセイで女性に絶大な人気を誇る
酒井さん。時にはその毒舌がさえ、自分も鋭く「切られてるなー」と
思いながら、なぜか憎めない酒井さんの秘密に迫ります。
今回の本、2012年5月~2013年4月の週刊現代への連載
「その人、独身?」をまとめた本としては7冊目です。

一時の熱や流行に追われて、社会現象や出来事に惑わされてしまう私たち、、
酒井さんのエッセイでふと自分を取り返す時間を持つ事ができます。

「実は、、、あれはそういう事だったのか!!」というまさに池上彰さんのお話(授業)のような
作品が酒井さんの特徴です。
そんな酒井さんの生態エッセー歴は小学校時代にさかのぼる事ができるそうです。
子供時代から感じた周りとの違和感、ユニークで大胆な発想や視点を高校時代から発揮。
ある雑誌への投稿が編集者の目にとまり、同級生たちの生態を描いたエッセーを書き始められました。

大学時代には女性誌に連載も持つなど引っ張りだこに。
小学校のとき級友から「いじわる」「人をすぐ傷つける」と指摘され、
思ったことを率直に口にすると風当たりが強くなると察知。
一方で、ちょっとした皮肉を交えた文章にすると受け入れてもらえることを知り、
その書き方を会得されたそうです。

酒井さんのエッセイは「現代の枕の草子」と言われるそう。
何年後か、、新聞や映像よりもより多弁に今の女性達の気持ちを
伝えてくれる存在になるかもしれませんね。
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