NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest原田マハさん

原田マハさん

【2013年6月ご出演】
1962年、東京都小平市生まれ。中学、高校時代を岡山市で過ごす。関西学院大学文学部日本文学科、および早稲田大学第二文学部美術史学科卒業。マリムラ美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室に勤務。森ビル在籍時、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に派遣され勤務。その後、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍。2005年『カフーを待ちわびて』で第一回日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。以降『さいはての彼女』、『キネマの神様』、『本日は、お日柄もよく』、『永遠をさがしに』など多数発表。
(撮影合田昌弘)

原田マハ絵のある人生5

2013/07/06
今回は5回に渡って作家の原田マハさんをお迎えしてお届けしてきましたが、
今週うれしいニュースが飛び込んできました。
原田さんの、美の巨人達を描いた最新短編集「ジヴェルニーの食卓」」が
直木賞にノミネートされました。発表が楽しみですね。

さて、毎週スリリングな展開で、原田さん自ら現在までのまさに波乱の人生を
語っていただきました。気がついたらニューヨークのMOMAにいた!?という
原田さん、普通では考えられない境遇を自ら切り開いてゆきます。
まさに女は度胸!という人生をそのまま実践されています。
しかし、その勇気や行動力は、結局絵やアートに対しての愛情から生まれている事、
心に響きました。

しかし、そのMOMAで絵の出会いが、そこからの原田さんの人生を
小説家へに向けて大きく舵を切る事になります。

画家がその時代の光や人の心をカンバスに閉じ込め、今にそのままの感動を
届けるように、原田さんの小説は、まさに過ぎ去った時代の光や人の心
情熱を今に蘇らせてくれます。

自分の小説を読んで、一人でも多くの人が絵を愛し、そして
美術館に足を運んで欲しい。そんな思いで原田さんは今、この時間も
絵を心に、時代と世界を飛び越えて思いを馳せらせているのではないでしょうか。
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原田マハ絵のある人生4

2013/06/29
今月は作家の原田マハさんをお迎えしています。

さて、今週はいよいよ原田さんの美術界への進出エピソードです。

原宿でたまたま通りすがりにオープンの準備をしていた「マリムラ美術館」に行き当たり、
飛びこみで「雇ってください」と訴え、それが実ってめだたく就職。
そして、その度胸を買われて美術展の展示、コレクションの管理、広報、受付と幅広い活動をし、
美術館の実務を経験されています。

情熱と度胸で人生を切り開くまさにサクセスストーリーのスタートとなります。

その後もやはり美術界で原田さんを成功に導いたのはこの情熱と度胸です。

以下、ご自身のプロフィールの内容としては

伊藤忠商事に中途入社。
全国の地方自治体や企業の「アート、文化に関するコンサルティングを行う。
新しく美術館を開設する際のコンサルティングや、コレクションの売買、展覧会のプロデュース。
全国の都道府県を飛び回る。世界中のコレクターやギャラリスト、美術館との交渉。
そして、顧客の一人森ビル、森社長のお誘いを受け、伊藤忠商事を退職、森ビル株式会社に入社。
本格始動した森美術館の設立準備室に所属。
以後、世界中の美術館を森社長夫妻と視察。またもや度胸だけで世界中のアートセレブと会いまくる。
六本木ヒルズのブランディングや、美術館設立にまつわるほぼすべての業務に関わる。

と続いてゆき、その先にあったのはニューヨーク。
まさに情熱と度胸のシンデレラストーリーは、来週のNY編へと続きます。
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原田マハ絵のある人生3

2013/06/22
作家の原田マハさんを迎えてお送りしている今月。
今回は原田さんの夢多き高校時代や大学時代のエピソードを
中心にお話をいただきました。

とにかく表現するものへの強い憧れと才能を持っていた原田さん。

小学6年生のとき、百科事典や美術書などのセールスマンをやっていた
お父様の仕事の転勤で、岡山へ引っ越し。、地元の市立女子高校入学。
フォークバンドを結成し、自作イラストつき恋愛小説、少女マンガを書くなど、
地方ではかなり進歩的な10代を過ごされています

そして、関西の大学の文学部入学。当初、ドイツ文学科に所属されていましたが、
あまりにもドイツ語ができなくて日本文学科に転科。
そのおかげで、明治―現代の代表的な小説をほぼ読破されています。
4年生のときにグラフィックデザインの専門学校に通います。

大学時代に友人と共著で、少女マンガ「ロマンチック・フランソワ」を
「りぼんまんが大賞」に投稿、最終選考に残るも残念ながら大賞受賞とは行かず
才能はここでは花開きませんでしたが、変わらずマンガの創作ややフォークソングなど
クリエイティブな青春時代を送られます。
そして、もちろん今も原田さんの青春時代は続いています!


その後就職されますが、ある果敢な行動で美術館への就職となる訳ですが、
ここからの原田マハさんのプロフィールは来週に、、、続きますよ。
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原田マハ絵のある人生1

2013/06/08
今週からは作家の原田マハさんをお迎えします。

1962年、東京都小平市生れ。マリムラ美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室に勤務。ニューヨーク近代美術館(MoMA)にも1年間勤務されています。その後、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍。
2005年『カフーを待ちわびて』で第一回日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。
以降『さいはての彼女』、『キネマの神様』、『本日は、お日柄もよく』、『永遠をさがしに』など多数発表。
そして、今回、美の巨人達を描いた最新短編集「ジヴェルニーの食卓」を発表されています。

原田さんのこれまでの美への思いが凝縮されたこの作品「ジヴェルニーの食卓」。
マティス、セザンヌ、ドガにモネ。
輝きを永遠に失わない彼らの作品が、どんな思い、どんな世界で生み出されたのかを
知り得る事ができます。
そしてこの原田さんの小説との出会いによって、その絵画作品はより
私たちの前で輝きを増します。

そして、この最新短編集「ジヴェルニーの食卓」。それぞれの章の終わりには
その画家の作品が掲載され、鑑賞する事ができますが、
電子書籍版ではより鮮やかな絵を楽しむ事ができます。
こんなアイデイアもキュレーター経験のある原田さんらしく楽しくなります。

雨の日はじっくりと原田さんの「読む美術館」で
絵画の世界に浸ってみるのはいかがですか?
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