NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest川上未映子さんさん

川上未映子さんさん

【2013年4月ご出演】
1976年大阪生まれ。音楽活動をするかたわら、したためていたブログが編集者の目にとまり2007年『わたくし率 イン 歯ー、または世界』でデビュー、芥川賞候補作となる。同年第一回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2010年は映画『パンドラの匣』にも出演、キネマ旬報新人女優賞を受賞。
最新作は「愛の夢とか」(講談社) 「写真撮影:石倉和夫」

川上美映子不思議の活力

2013/05/04
今回は4回にわたって作家の川上美映子さんをお迎えしました。
今週は川上さんの書くことへのモチベーションをうかがいました。

小学校時代、、当時大ブームとなった「ノストラダムスの大予言」に心をふるわせ、
そんな気持ちや情報を書いて、人に何かを知らせることの面白さに目覚め、
それがやがて作家川上美映子さんの原点となってゆきます。

もともと議論好き人とつきあうことが多かったという川上さん。
旦那様とも議論で刺激を与え合い、家事をしながらもそんな議論の内容や
相手の意見が気になるそうすよ。
そして、その刺激が様々な思いを産んで、やがては作品を産んで行くそうです。

何でも100%わかろうとするのは間違い。
人はわからないから面白いし、魅力がある。
人生も同じ。そんなわからないことがある限り「自分は書く!」という情熱がなくなることはない。

そんな思いや決意が潔くて(失礼)とってもすてきでした。
今回「愛の夢とか」が刊行されたばかりですが、
既に読まれた方には、次回作とっても楽しみですね。
次回作はどんな議論から生まれるのか、、期待しましょう!
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川上美映子音楽と生活

2013/04/27
今週のゲスト川上美映子さんの最新刊「愛の夢とか」(講談社)
もうお読みになりましたか?
とっても素敵な短編集です。
さて川上さんは作家であると同時にミュージシャン、そして女優としても
活躍されています。
今週はその活躍のエネルギーになる音楽の話題をうかがいました。

川上さんの現在のお気に入りの音楽家はドビッシー。
特に「亜麻色の髪の少女」は珠玉の文章さえイメージさせる
心を豊かに落ち着かせてくれるもの。
土曜の朝などにはおすすめの音楽ですね。

そして、歌は女性にがんばろうと思わせてくれるアーティストが大好き。
特にシンディーローパーやビョークは音で抱きしめてくれる、
その愛情のエネルギーを私たちにいつも放出してくれるアーティスト。
ライブにも必ず駆けつけ、その素敵なエネルギーを受け止めることで
癒される時間を大事にされています。

人が歌うという行為の原点やすばらしさを感じる、、
ひとつひとつの作品にもそんな輝きを見つけるのが
川上さんのらしい「愛情」ですね。
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川上美映子言葉の記憶

2013/04/20
今週も最新刊「愛の夢とか」を発表されたばかりの
作家の川上美映子さんをお迎えしました。今週は子供時代の意外なお話です。

子供時代の川上さんは早く大人になって、自分ですべてやってゆきたい願望の
強い子供。夢がなかった、、、夢よりも不安を感じた、、、
誕生日でも死に近づくのにうれしいのか、、疑問だったそう、、。
その象徴が当時大流行した「ノストラダムスの大予言」。
子供ながらにその予言の終末をなんと自分で新聞にしてコピーしては
クラスで配っていたそうです。不安のすべては終末、死への不安。
恋愛小説よりも、死や悟りの本をとにかく熟読していたそうです。

そして、その後の川上さんの自分を語るもう一つの個性は議論好き。
学生時代から付き合う人といつも、どこでも様々な議論を重ねて、
現在の旦那様との生活もそんな議論で満ちていて、、、たとえばネギを切っていても、
そんな議論のテーマを考えられているそうですよ。

そして、そんな議論に向かう話題は実際に作品に書く事とは別に、
毎日メモをとっているということ。
川上さんの作品の中のある言葉が私たちの心にズシンと残るのは、
普通は一瞬で通り過ぎる気分や言葉を、きちんと受け止めて鮮やかに
記憶の中にとどめられているからかもしれませんね。

川上さんの作品の魅力の理由が一つ解った気がしました。
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川上美映子新刊を語る

2013/04/13
さあ4月も半ば、新たなスタートを切られた方も、少しは新生活に慣れてきて
心に余裕を持ちながら過ごしている、そんな方も多いのではないでしょうか。

新しい季節、その心に余裕ができた時間を新しい小説と共に過ごす、
というのはいかがでしょう。
今週からは、川上未映子さんをお迎えしてお送りしていきます。

2007年、初めての中編小説
「わたくし率(りつ) イン 歯ー(はー)、または世界」を発表、
翌2008年には、『乳と卵(ちちとらん)』で
第138回芥川賞も受賞されています。
小説はもちろん、詩集、そしてミュージシャンの顔も持つ川上未映子さん。
つい先月には、自身初となる短編小説集
『愛の夢とか』が出版されたばかりです。

すてきな花柄のワンピースでスタジオにいらしてくれた川上さん。
スタジオ中がお花の香りに包まれました。

さて、今回はこの新作を中心に、お話を伺っていきたいと思います。

川上未映子さん初の短編小説集「愛の夢とか」
2人をテーマに様々な形の関係が描かれています。
たった一人でいる時の孤独より、二人でいても孤独を感じる方が
心に痛みをより感じるというお話に、納得ですね。

川上未映子さんのお話、第一回目の今朝は
先月発売されたばかりの新作を中心に
お話をお伺いしました。
初の短編小説集『愛の夢とか』講談社より発売されています。

是非手に取ってはいかがでしょう?
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