NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest松井冬子さん

松井冬子さん

【2013年2月ご出演】
1974年、静岡県森町出身。2002年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業。2007年、同大学大学院美術研究科 博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了。同大学日本画専攻の女性としては初の博士号取得者となる。主に絹本に岩絵具を用いて描く古典的な画法で、女性や花、その幽霊などを描き、内臓や身体器官もモチーフにしつつ、自己分析的に「痛み」「狂気」を絵画で追求する。
3月19日まで九段下「成山画廊」で個展を開催中。

(写真撮影中川真人)

松井冬子絵に向かう情熱

2013/03/02
3月になりました。明日はお雛祭りですね。
桃の節句という言葉通り、
まだちょっと冷たい風の中にもほのかに花の香りが漂う、淡いピンク色の光がさしこんでくるような季節です。

さて、今朝は女性を描くアーティスト。
日本画家の松井冬子をお迎えしての4回目シリーズの4回目です。

松井冬子さんは静岡県出身。
2002年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業。
2007年には、同大学の日本画専攻の女性としては
初めての博士号取得者となっています。

主に岩絵具を用いて描く古典的な画法で、
女性や花、その幽霊などを描き、内臓や体の器官もモチーフにしつつ、
「痛み」「狂気」など独特の世界を絵画で追求されています。

今朝は、そんな松井さんの作品がまさに産声を上げるアトリエと制作過程の様子ついてうかがってみました。

印象的だったのは松井冬子さん制作への情熱。
制作中はアトリエに引きこもり、まったく書けないでずっといるだけの時もある、、、それでもいつもどこでも絵のことを考えている、、でも
人から見るとだらだらしているだけに見えるかも、、と気さくに語っていただいた中にも、その産みの苦しみ、孤独などと向かい会うしっかりとした覚悟が伝わってきました。

常に作品のアイデアを考え続けているという松井さん、そして芸術は体力という言葉からは、松井さんの絵に込められた強さの秘密をを感じました。
パワーがなければ人にパワーは与えられない!
ぎりぎりまで自分の情熱とパワーを絵に込める事だけ考えている。
でも、力いっぱいがんばった後はスパでゆっくり、、急に女性としての松井さんの優しさも伝わってきました。

これから松井さんがどんな絵の世界を届けてくれるのか、
期待したいですね!
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松井冬子「世界中の子と友だちになれる」

2013/02/23
今週も日本画家の松井冬子さんをお迎えしてお届けしました。
今週は、世界に大きな共感を得た作品集
「世界中の子と友だちになれる」に込めた思いについてお話をうかがいました。

この「世界中の子と友だちになれる」というタイトルは、
ある意味“希望の言葉“としてつけたものというお話、印象的でした。

大人の冷静な視点で考えると、自分が世界中の全部の子供と友達になれるわけはないけど、
子供心に感じる、そんな無謀な事さえ実現出来るという
妄想や狂気に近いエネルギーこそが、希望にに繋がる、、そんな思いを発信されています。

そして、松井さんが女性だけを描いて男性を描かないのは、女性として生きる自分にリアルに感じられないものは相手にも伝わらないから、という松井さんの正直さ、一途な思いを感じました。

芸術家としての正直な感性への強いこだわり、、、松井冬子さんの作品世界に、また一歩近づいた気がしましたね。

さて、ちょうど今、松井冬子さんの個展『散逸』が九段下の成山画廊で開催されています。新作と、旧作の季節の作品が展示されています、、。
成山画廊は午後1時から7時までオープン。水曜、日曜、祝日は休廊です。
是非、松井さんの絵の世界を自身の目で体験してください!

来週は4回目、松井冬子さんのアトリエ、まさに作品が産声を上げる現場に迫ります。
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松井冬子モナリザとの出会い

2013/02/16
先週からは日本画家の松井冬子さんをお迎えしてお届けしています。
今週は、その独特の松井さんの絵の世界、そしてその創作の原点に迫ります。

松井さんが最初に絵の世界を意識したのはあのモナリザ。
子供心にあの絵の持つ雰囲気や世界観に魅了され、
まさに「気になる存在」として意識に刻まれたということです。
その後、お祖父さまからいただいた芸術家の意識を導く本に
感銘を受け、芸術家としての考えかたを身につけて行かれます。

現在、松井さんの絵の世界に登場する美や描かれる内蔵、肉体等も
お祖父さまのお仕事の環境に触れての影響を受けられています。

さて、ちょうど今、個展『散逸』が九段下の成山画廊で開催されています。
新作と、旧作の季節の作品が展示されています。
その中にも女性と内蔵などのモチーフが描かれていますが、
松井さんの中にある絶対美がそこには込められています。

人間の肉体の本当の美しさや心との関わりの世界を
松井さんの芸術を通して知る事ができます。

画廊に一歩はいると、圧倒的な松井さんの世界が迫ってくる、魂に迫る個展。
成山画廊は午後1時から7時までオープン。水曜、日曜、祝日は休廊です。
是非、その絵の世界を体験してください!

来週は 世界的な共感を得た松井冬子作品集「世界中の子と友だちになれる」
その作品に込めた思いをうかがいます。
是非、お楽しみに!
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松井冬子日本画への情熱

2013/02/09
今週からは日本画家の松井冬子さんをお迎えします。

松井冬子さんは静岡県森町出身。2002年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業。
2007年には、同大学日本画専攻の女性としては初の博士号取得者となっています。
主に絹本に岩絵具を用いて描く古典的な画法で、女性や花、その幽霊などを描き、内臓や身体器官もモチーフにしつつ、
自己分析的に「痛み」「狂気」など独特の世界を絵画で追求されています。

ちょうど今、個展『散逸』が九段下の成山画廊で開催され、
新作と、旧作の季節の作品が展示されています。

私も先日、うかがったのですが、画廊に一歩はいると、圧倒的な
松井さんの世界が迫ってくる、本当に魂に迫る個展になっています。
若女性もたくさんたくさん訪れていました、、、。
今回は4回に渡ってこの松井さんの創作の秘密、その情熱、うかがいます。

松井さんは実は画家を目指される中、油絵から日本画に進路を変え、
その日本画を描くことに今、すべての情熱を注がれています。

日本画の絵の具は科学的な大量生産ではなく、鉱物から採れる
二つとない唯一の輝きと特徴を持っています。
その絵の具を使って描かれる日本画の世界。
松井さんの心と情熱を受け止めて、まさに唯一の輝きを放ってます。

「まず、絵を見て欲しい。特に女性の方に!」
そうおしゃっていました。
是非、絵の世界を体験してから、来週からもこのインタビュー
お楽しみください!
来週は松井冬子さんの絵の世界の原点に迫りますよ!
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