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審査員長 蔦谷好位置


未確認フェスティバル
未確認フェスティバル
全体的に非常にレベルが高く、受賞者を決めるにあたり審査員全員が胃に穴が空く程悩みました。審査はどっと疲れましたがスポーツをした後のような爽やかな疲れを感じました。

何故かと言うと、今回のファイナリストの演奏には純粋に感動したし、みんながしのぎを削って悩んでいたり戦っていたりする姿が本当に美しかったからです。

YouTubeで高度な演奏技術の動画がすぐ見られ、譜面も音源もいつでも手に入る時代になり、 音楽の世界も年々レベルが高くなっています。そういった情報を得ながら育ってきた瞬発力の高さをファイナリストから感じました。

音楽のセンスも良く肉体的だったし、それだけレベルが高くすぐにプロになれるレベルだったと思います。例えて言うなら、普通にドライブしながら聞きたい曲ばかり。それほど良い音楽でした。

その中で順位を付けるという事は本当に難しい事ですが、僕自身として一番重視したのは、 賞をもらう事でそのアーティストの今後を決めてしまうと思うので、音楽的な未来を考えて本当に才能のある子に取って貰いたいと思って、僕自身がそう思ったバンドには高得点を付けました。

今回選ばれなかったアーティストの中にも僕が高得点を付けたアーティストはもちろんいます。
逆に新木場スタジオコーストという会場を掴んでいて場は凄く良かったけど、このままの熱でいけるかな?と感じたアーティストには僕はちょっとだけ低い点を付けました。

とは言え前記した通り、非常に高レベルな音楽ばかりでしたので音楽的な成熟度ではなく将来性、光る物があるか、例えばメロディラインなのか、コード進行なのかアレンジなのか、、、色々なポイントがありますが、それらを総合的に見て「将来性」と捉えて僕は判断をしました。

賞レースには絶対に勝ち負けがあります。でも、その勝ち負けは時に多数決であったりもしますので、本当に正しいかと言うと実はそうじゃない時もあります。しかし、逆を言うと多くの人が良いと言ったことは正解でもあります。

「自分の表現したいこと」と「世の中」とどう向き合っていくかの戦いだと思います。ですので、マイナビ未確認フェスティバルに応募してくれた全てのアーティスト達には、今回の結果は真摯に受け止めて欲しいと思います。

自分と対話し向き合って「何故、私はここで負けたんだろう」「何が足りなかったんだろう」という事を常に考えてながら、自分が本当にかっこいい、美しいと思っているものは絶対にいつか認められるはずだということを信じ続けて、そして時に疑って、自分を磨きながら音楽をやっていって欲しいと願います。
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シークレットゲストアーティスト 片平里菜


今この瞬間に全力で挑む姿、最高にかっこよかったです。8年前のあの日の自分のように、今日観た8組のファイナリストのように、もう一度頑張りたいと思いました。未確認に応募した10代のみんな、たくさんの勇気をありがとう!!
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ゲスト審査員 菅野結以


衝動、危うさ、光、影。
そのすべてがぶつかり合ってステージで爆発する、それがどんどん飛び火して胸の奥を燃えさせる、美しい乱反射の連続でした。

観ているこちらの日々の情けなさや煩わしさまで、ぜんぶ爆音にのせて吹き飛ばしてくれるような。
スタイルやスピリットは違えど、ステージの上で全身全霊演奏する彼らはその瞬間、それぞれが全員無敵のヒーローでヒロインでした。

わたしは審査員だけど、この日だけは心が10代に還る時間がいくつもあって、一緒に泣いたり笑ったり、また青春させてくれてありがとう。
未確認フェスティバル
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ゲストライブアクト CHiCO with HoneyWorks


今回、マイナビ未確認フェスティバル2019のファイナルステージ、ゲストアーティストとして出演させていただきましたCHiCO with HoneyWorksです。

ファイナルステージで演奏をする8組のバンドの皆さんは、本当に楽しそうで、かっこよく演奏する姿から目が離せませんでした。

今しかない一瞬を年の近いライバルたちと音楽をぶつけ合う。
きっと各予選で戦ってきた仲間の想いも背負ってステージに立ってるんだろうな…と思うととても胸が熱くなりました!

そんな青春で溢れるステージをご一緒できて本当に光栄でした。
生徒の皆さん、そして8組のバンドの皆さんのおかげで楽しいライブができました。

本当にありがとうございました!
未確認フェスティバル
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All Photography BY

TAKAHIRO HIGUCHI (TOKYOTRAIN)
NORITO OHAZAMA (TOKYOTRAIN)
Rina Asahi / KENSHIRO SHIMIZU / Misato MAEDA
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とーやま校長


未確認フェスティバル
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別に誰に強制されたわけでもないのに、何で3101組はマイナビ未確認フェスに音源を送ってくれたのだろう。

3101組、って言うか、1組×3101。で更に、ユニットもいればバンドもいるから、おおよそだけど1万以上の想いがここに集まった事になる。

何でみんなは手をあげてくれたんだ?

名誉のため!
とても良い!やっぱ人にカッコいいって思われたいし、凄いねって言われたいし!

金のため!
欲しい!100万円!必要な機材買える!遊びに行けまくる!服買える!そして何より優越感!

モヤモヤしたものを晴らしたいから!
胸の中のわっかんないのあるよね、何だこのモヤモヤは、どっから来て、いつ消えて、成分もわかんないし、でもマイナビ未確認応募したら何か変わるかも、っていうか変わる!変われ!

メンバーに誘われたから!
これは「人に流された」ではなく、心のどこかでそのメンバーを信頼しているから、だからその誘いに乗ったんだねきっと!

これらに当てはまる人、そうでない人、軒並み全部、どんな動機でも正解だと思う!
どんなきっかけであれ、少しでも動かない事にはぶち破れない!
理由なんて後からで良い!
やってみて、進んでみて、全てはそこからだろう!
そんなみんなの力が集まったんだから、今年のマイナビ未確認も凄かったんであろう!
そうでないと、ファイナルであんなにたくさんの人が涙を流さないよ!
2019年、自分を突破してここに来てくれてありがとう!
これからもそんな時間が少しでも多く君に訪れますように!

あしざわ教頭


未確認フェスティバル
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マイナビ未確認フェスが今年も終わりました。
毎回終わる度、遠い昔のような感覚と今でも目の前に想像できる感覚が共存してる不思議な現象が起こります。それはまさに、僕が10代の頃の夏の忘れられない瞬間と同じです。
それほど、みんなの気持ちがそこに集結してたんです。

僕はマイナビ未確認フェスティバルというのは、いい意味でみんなの壁であるべきだなといつも思っています。

そこを超えられる人、途中で蹴落とされてしまった人、壁の前でびびってしまった人。

色んな人がいるけど、僕はその壁に「立ち向かった」事がやっぱ凄い。
なんだよ、マイナビ未確認のバカヤローでもいいし、悔しい!でもいいし、やってみたら楽しかった!でもいい。
やっぱ、やってみないとわからない!そんな感情を引き出せたら大成功だと思ってます。

最後、SULLIVAN's FUN CLUBがグランプリで演奏をした時、そこはみんなの王国でした。大人はそこには入れない。

それは、見てた人も、演奏してたみんなも「何かになりたい!ほら、なれる!」そんな夢を見た時間だったからあの王国が現れたんです。これほど素晴らしい大成功はありません。

みんなはそんな凄い場所を作れるんです。
その力をみんな持っています。
でも、やっぱり動かないと作れない。
勇気を出さないと作れない。

ライブをみて、音をきいて、もし少しでも勇気をもらったみんなは、明日話せなかった誰かに声をかけてみて下さい。好きな物を好きと言ってみてください、そこから始まります。

そしてそのきっかけとなれるイベントとして、マイナビ未確認フェスティバルは今後もあり続けると、願っております。
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