2×××年、異常気象により空から星が消えた。
政府は、絶望に満ちた世界を立ち直すべく「星という存在の抹殺」の政策を発表。
時代に飲まれて消えた「星」の存在…。
30××年、一人を愛する高校生・高藤尚人は「星」の存在を追っていた。
そんな彼は新月の日に図書館で「星」に関する資料を発見。
喜びを叫ぼうと駆け上がった屋上で彼が見たのは高藤は給水塔から飛び降りようとしている学年でも有名な氷の美少女・須波千登勢だった。
新月から新月へ。一つの周期の中で孤独な少年と少女が紡ぐ、小さな恋物語。
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