【グランプリ】
『孤独星』 ベニ (東京都 15歳)
女子高に通う高校1年生。小説を書くのは今回がはじめての経験。
"今" の鼓動が刻まれた、蒼き文学作品!!
あらすじ
3×××年。夜空から星が消し去られた世界。
星を信じる少年が、ある日、図書館で謎の書物に出会う。
そこには、探し続けた「星」の存在が…。
興奮し駆け上がった屋上で少年が見たものは、今まさに飛び降りようとする少女だった…
孤独な少年と少女が、星の光の下で紡ぐ、小さな恋物語。
【準グランプリ】
『陽のあたるところ』 海央 (東京都 18歳 大学1年生)
高校生の頃から、映画制作に取り組む大学1年生。
小説の連載ははじめての経験。
実際に盲学校へ取材に行き書き上げた繊細な感動作!!
あらすじ
日向――陽のあたるところ。それがあたしの名前。
病院で過ごす弱視の主人公、日向。
毎日毎日、ベットにくくりつけた紐を頼りにベランダへ出ては朝日を迎える。
朝日を見ることができなった日。それは彼女にとって世界の終わる日を意味する…。
【審査員特別賞】
『× (かける)』 柚木椅子 (東京都 18歳 大学1年生)
本屋さんでバイトをする大学1年生。将来の夢はもちろん小説家!!
読み始めたら最後。ページをめくる手がとまらない、緻密な構成かつ、疾走感あふれる作品!!
あらすじ
引きこもりのオタク少年が、愛する漫画の最終話を追いかけて、世界が終わる夜を駆け抜ける!!
最後の夜に出会った、オカマの編集者に、謎の美少女…。
現実と、マンガの世界が今、交差する!! |