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暗転と共にステージ正面にオープニング映像が映し出される。
「EARTH X HEART LIVE」のコンセプトと趣旨を柔らかい色彩のアニメーションで展開され、 いよいよ「EARTH×HEART LIVE 2014」が幕を開けた。
最初に登場したのは・・・
「Tizzy Bac」
1曲目から爽快感のあるピアノの音色が印象的な「Iron Bac」で会場をハンドクラップへ導き「Tizzy Bac」ワールドへ引き込んでいく。さすが海外ROCK FESにも出演経験を数多く持つ彼ら、言語の違いなど気にも留めない。
ヴォーカルのチェン・フイ・ティンは凜とした歌声の持ち主だ。
その歌声にピアノの旋律が加わるとバンドに不思議なグルーヴが生まれる。
はじめてTizzy Bacの音楽に触れたオーディエンスもTizzy Bacが持つ、優しくも強烈な強さを秘めた「音」に共鳴しているかのようだった。
3曲目「Someone」で、"Still We Try Try Try Try Try..."と歌いあげたTizzy Bac。
それは、常に音楽に対して真摯に向き合い、未来へと進化する彼らを象徴する1フレーズだった。
「ありがとう、アジカン、テナー、Nell、また会いましょう!」
敬愛の念を込めて、あえて日本で親しまれている呼称でバンド名を呼び、Tizzy Bacのステージは幕を閉じた。
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EARTH×HEART LIVE 2014 -Tizzy Bac -