今井美樹言葉の花束
4回目の最終回は、今井美樹さんが一番影響を受けたというアーティストとその作品への思いをお話いただきました。
お父様の影響で、ジャズを聞きながら成長した今井さん、
でも最初から音楽の道を志していたわけではありません。
「最初から歌おうと思っていたわけではありませんでした。でも、子供の頃から音楽は好きだった。
歌手になったのは、音楽に包まれていたかったから。」
そんな、今井さんを歌の道に進ませたのはユーミン、、松任谷由実さんでした。
そして、その後も今井さんの歌の世界に大きな影響を与えています。
「中1からユーミンにはまって、14番目の月、流線型、サーフ&スノウ、昨晩、悲しいほどお天気などなど、
まさにユーミンの黄金期を同時代で体験、
憧れの世界は全部ユーミンのアルバムの中にあったほど、影響を受けます。
その中、ピアノ弾き語りで音楽の魅力により近づきました。」
今井美樹さんと一緒の4回シリーズ。
ラストに、今井さんはこんな言葉の花束をプレゼントしてくれました。
「私も今48才、、でも、いつでも誕生日がいやだったことはない。
実は、体調の変化に伴って気持ちも変わることが最近解りました。
自分ではそんなつもりはないのに若い頃の気持ちと違う。
今は家族の一員といて、守って行きたい人たちが優先ですべてを考えるとき。
自分が何者だかまだまだわからないし、存在意味だって見いだせないこともある。
でも、娘がいるからがんばれる~彼らと出会わなければ見れなかった世界は確かに、
キラキラ輝いているし、ふと頬がほころぶ瞬間を大事にすることが最優先、、。
これが選びたかった道かはわからないけれど、道は続く、、どんな道にしていきたいか考えてこれからも行きてゆきたい。
自分の足で歩いて行こうという気持ちが持てる事が大事。自分を必要としてくれる人がどこかにいる。
そう!一人ではないからふんばれる。感謝の気持ちをできるだけ言葉にして、
1日1日歩いたら365日という感じで、私もがんばりたいです。」
まるで笑顔で包んだ花束のような今井さんからの言葉。
しっかりと抱きしめて、これからまた、新しい1週間、新しい季節を
大切に過ごしたいですね。
今井さん、4週間ありがとうございました。