NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest桐島洋子さん

桐島洋子さん

【2011年7月8月ご出演】

1937年7月6日、東京生まれ。作家。蟹座A型。
'56年都立駒場高校を卒業して、文藝春秋に入社し、9年間ジャーナリズム修行ののち、’65年退社し、フリー・ライターとして世界を巡遊。’67年には従軍記者になり、ヴェトナム戦争を体験する。’68年からアメリカで暮らし、'70年処女作「渚と澪と舵-ふうてんママの手紙」刊行を機に帰国。'72年には、アメリカ社会の深層を抉る衝撃の文明論「淋しいアメリカ人」で第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。 以来マスメディアの第一線で著作・テレビ・講演などに幅広く活躍しながら、独身のまま、かれん(モデル)・ノエル(エッセイスト)・ローランド(フォトグラファー)の3児を育て上げる。 料理ブームのさきがけとなったベストセラー「聡明な女は料理がうまい」や、女性の自立と成熟を促した「女ざかり」シリーズをはじめ、すべて実体験に基づく育児論、女性論、旅行記などは、その斬新な発想と痛快な迫力で広く人気を集めた。 '82年には勝見洋一(美術鑑定家・エッセイスト)と結婚。子育てを了えてからは、”林住期”を宣言して仕事を絞り、年の三分の一はカナダで晴耕雨読し、人生の成熟の秋を穏やかに愉しみ、環境問題・ホリスティック医療・氣功・精神世界などにも関心も深めている。

桐島洋子いつまでも輝くために

2011/08/13
桐島洋子さんの私塾「森羅塾」は、生きる勇気と人生の思いを分ち合う場。
4回に渡ってこの森羅塾からお送りしてきました。
今週はいつも若くて元気な桐島さんの秘密をお話いただきました。

「人間は年を重ねることで味が出て美しくなる、自信を持って熟れることを楽しみたい」
それが桐島流の美しく年を重ね、輝きを失わない秘訣。
「年を重ねるのは、収穫を楽しむこと、そして女性として熟していくこと。」
「よけいなモノをがなくなることで、透明感が出て輝いて来る。」
という言葉に、すごく勇気をもらえた気がします。

「女性としての美しさ」は自分でいつでも輝かせることができるのですね。

桐島さんは50才で人生の「林住期」を宣言、カナダのバンクーバーのお家を、「林住庵」と名付けて、1年の多くをそこで過ごしていらっしゃいます。

年をとるのは「引き算の美学」という桐島さん。
「よけいなモノをがなくなることで、透明感をることが出来る。」
「それはまるで大空の中、、エンジンを切って、まるでグライダーのように風の中を気持ちよく飛んでいるイメージ。エンジンを切ると、子供の頃に好きだった自然の音が聞こえるようになる。自然の音とともに生きることで人は活力、
生気をもらえる。」

自然の音は人の心を落ち着かせ、そこからまた女性の内面に素敵な力と輝きを与えてくれるのですね。
いつかエンジンを切って、桐島さんのように飛べたらいいですね。

桐島さん、4週間ありがとうございました。
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桐島洋子流子育ての旅

2011/08/06
エッセイスト、作家の桐島洋子さんの「森羅塾」をラジオで再現する4回シリーズ」
その3回目は、「桐島流、子育ての旅」について教えていただきました。

「旅は親子が横並びで世界を見て語り合える」という桐島さん。

そして1年半もの長い旅となった、ニューヨーク郊外のリゾート地、
ハンプトンズでのくらしの大きな目的のひとつは、
子供達と真剣に向き合って日本語や行きて行くことで大事なことを学ばせること。

アメリカ、ニューヨークの近郊ハンプトンは今や有名人の別荘立ち並ぶまさに
セレブの保養地ですが、同時に海と森、、とっても豊かな自然に溢れた所です。

でも、海外で日本語としっかり向き合うなんて、、桐島さんらしい、
ユニークで思い切った決断はすごいですね。

激動の上海、そして葉山の自然の中で育った桐島さんにとっては、
どこにいても「一番大事なことは何か」を考えながらの、
それはとても自然な決断だったのかもしれません。

子供達をサマーキャンプに入れたのもよかったとおっしゃってました。
「日本のように最初から危ない事はさせない、という子育ては逆にあぶない」
「親元を離れて、子供の自立心や責任感の学習を見守る姿勢」
大切なことかもしれません。
夏休みにそんな機会をお子さんに体験させてあげられたらいいですね。


また、今朝はリスナーの方から寄せられた質問にもお答えいただきました。

今朝の質問は「ボランティアの心構え」について。
海外と比べて日常生活でのボランティアの習慣が少ない日本。
桐島さんはアメリカで普通の主婦のボランティアの精神や行動に触れて
大切なことに気がつきました。
大げさに考えないで、自然に出来ることから始めること。
無理をしないこと。

誰かの役に立つという有意義な体験はきっと、自信と輝きを与えてくれるのでしょう。
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桐島洋子自然がくれた力

2011/07/30
桐島洋子さんの世界を見る視野の広さやバランス感覚は
上海での生活や環境から得たものとすれば、生きるパワーは
「自然」や「海」から得たものかも知れません。

誰にも負けなかった泳ぎの能力、そして冒険心。
それと同時にアートや小説等にも早くから興味を持ち
子供ながらに自分で当時のあこがれの雑誌「文芸春秋」を
創ったというエピソードには驚かされました。
友人へのはがきの文章が意外な場所で認められ、道を切り開き
その「文芸春秋」への入社など、桐島さんの人生の航海は
力強く大海原の波を切って前進してゆきます。

ダイビングの世界記録を持つ「恋人」との出会いや
出産も桐島さんの人生の航海をより豊かに広げてゆきます。
でも、それも桐島さんの人一倍のがんばりがあったからこそ。

今週は桐島さんのこんな言葉が強く心に残りました。

「子供が出来たことで、仕事にも弾みがつくはず。
 女性は前よりももっと仕事をして、堂々としていることが大切。」
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桐島洋子心に生きる風景

2011/07/23
桐島洋子さんの原風景 前編

幼少時お父様が上海で新聞社をやっていたことで
受けた様々な土地や人々、異文化からの影響に、桐島さんの国際感覚や
美意識が育まれてゆきます。

上海時代に住んだホテルの窓からの風景。凝縮された空間への思いは今も
大切な思いです。
しかし、当時の上海はヨーロッパからの迫害を逃れた人たちも多く、
彼らとの交流で戦争に翻弄される悲劇の人々へのまなざしは
国際感覚も体と感覚にしっかりと刻んでゆきます。
 

その後、帰国、葉山に移り住み、海と山に囲まれた
おおらかな日々。海を泳ぎ、野を駆け巡り、本やアートにも親しむことで
文化的であり、自然に恵まれた環境がその後の桐島さんの人生を豊かにしてゆく原点
となります。

ご両親の「子供を過保護にしないで、好きなことをさせたい。」
葉山の海や一部の人々の心ないいじめの中で「自分を守るのは自分」と知った日々。
自分のぎりぎりを知る力、内なる重心を知る力を桐島さんは
そんな体験の中で学んでゆきます。
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