NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

今、仕事も家庭も自分磨きにアクティブな生き様を実践する女性達。そんな女性達がいつまでも輝く心と勇気を失わず、体も心も健康な毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを送るのが、このノエビア カラーオブライフ。「生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと」をテーマにした、トークや音楽、話題、情報などが満載です。

TOKYO FM

NOEVIR Color of Life

EVERY SAT / 09:00-09:30

唐橋ユミ

今、仕事も家庭も自分らしく、いきいきと生きる女性たち。いつまでも輝く心を失わず、心も体も充実した毎日を送るため、各界を代表して活躍する女性ゲストが自らの言葉でメッセージを伝えます。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。

Guest稲葉 賀惠さん

稲葉 賀惠さん

【2018年3月4月ご出演】
1939年 東京、八重洲生まれ。鎌倉、横浜で育つ。1958年、横浜雙葉学園を卒業。
1960年、文化学院美術科を卒業、1963年、原のぶ子アカデミー洋裁学園を卒業。
1964年、オートクチュール制作のアトリエを開く。
1970年、株式会社ビギを設立、ブランド『BIGI』発足。
72年、『MOGA』をスタートさせる。
81年『yoshie inaba』発足。同年、"第25回日本ファッション・エディターズ・クラブ賞"受賞。
現在は、企業制服のデザインも多数手がけ、2017年6月に開業したJR西日本「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の車内クルー制服もデザイン。また、2014年秋に初の書籍「マイ・フェイヴァリットきものに託して」(集英社インターナショナル刊)を上梓。

◆ ヨシエ イナバ 公式 BLOG ◆
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◆ ヨシエ イナバ 公式 Instagram ◆
www.instagram.com/yoshieinaba_official/

稲葉賀惠 マイフェイバリット4

2018/04/28
今週も、ファッションデザイナーの稲葉賀恵さんをお迎えしてお送りしました。

東京生まれの稲葉さんは、洋裁学園卒業後の1964年、
オートクチュール制作のアトリエを開かれ、1970年にはブランド『BIGI』を、
72年には『MOGA』を、そして81年には、ご自身の名を冠した『yoshie inaba』
をと次々とブランドを発足。

現在は、企業制服のデザインも多数手がけ2014年には、
著書「マイ・フェイヴァリット きものに託して」を出版されるなど
まさに日本を代表する女性トップデザイナーとして幅広くご活躍されています。

今朝は、そんな稲葉さんのプライベートな一面から今後の展望などについても、
お話を伺いました。


プライベートでの稲葉さん、映画や旅行を楽しみ、お酒飲みながら本を読むのも大好き。
もちろん、家にいるだけではなく、映画を見に行いったり旅行に行ったり。
友達といったタスマニアもお気に入りの場所だそうです。
また、今度はエディンバラにローリングストーンズを見に行くというご予定も。
元気なうちに何んでもしておきたいと精力的に人生を楽しまれています。
理想とするのは佐藤愛子さんや、遠藤周作さんなど豪快に人生を楽しむ
達人をを目指されているそうですが、私たちにとっては稲葉さんこそ人生の達人です。


今後の洋服は作りのこだわりは、素材によりこだわること。
漆やシルク、紙と蓮の糸で作った素材などを取り入れてデザインに生かしています。
また、例えば蓮の茎を割って糸を作り、それを生地にしたものなどにもチャレンジ。
日本では作れないものをミャンマーでつくるなどいいものを作るために妥協を許さない
姿勢はかつての70年代の稲葉さんそのもの、デザインにも生きかたにも妥協を許さない
稲葉さんの生き様をまさにお洋服に込めて私たちに送り届けていただいています。
歳を重ねてもも洒落したい気持ちは誰にでもあるもの。
そんな思いを受け止めて、人々をデザインで元気にしています。
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稲葉賀惠 マイフェイバリット3

2018/04/21
今週も、ファッションデザイナーの稲葉賀恵さんをお迎えしてお送りししました。

稲葉さんは、1970年代から80年代にかけてブランド『BIGI』、『MOGA』、そして『yoshie inaba』と次々とブランドを立ち上げ、現在は、企業制服のデザインも多数手がけるなど、まさに日本を代表する女性トップデザイナーとして幅広くご活躍されています。

そんな稲葉さんが2014年、初めて語り下ろした著書が「マイ・フェイヴァリット きものに託して」です。
洋服のデザイナーとして世界をリードされている稲葉さんの「きもの」、そして着物に託す「遺したい良き文化」への想い、「和」の世界への想いが存分に綴られた一冊です。

今朝は、この稲葉さんの著書を中心に着物の魅力などについてもお話を伺いました。着物は民族衣装としてとても歴史ある素晴らしいもの。着物自体と同時に帯によって着た時にた時に表情が変わる奥深い召しもの。着物という二次元の姿が着ることで三次元になり、着た人によってもそれぞれ違う表情に見えるまさに魔法のような魅力を持っています。たとえば稲葉さんは一泊だったら着物を着ていくのをお勧めしているそうです。荷物に入れてもコンパクト、着慣れると実は楽。帯だけで雰囲気が変えられるので、数日間の旅行にも重宝されているそうです。

洋風な生活の普及ともに忘れられていた日本の良さが着物にはあります。積極的にファッションに取り入れてはいかがでしょうか。
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稲葉賀惠 マイフェイバリット2

2018/04/14
今週もデザイナーの稲葉賀惠さんをお迎えしてお話をうかがいました。

早くから海外の雑誌などで最新ファッションの刺激を受けていた稲葉さんは洋服作りの道を選び、1960年に文化学院美術科を、そして1963年、原のぶ子アカデミー洋裁学園を卒業されます。
最初はオートクチュールのショップを展開。おしゃれさだけではなく、素材にこだわり、仕立てにこだわり、自ら送り出す洋服でファッションの世界で注目を集めます。

そして、1970年、ブランド『BIGI』を立ち上げられました。実は文化学院時代のボーイフレンドが後に結婚される菊池武夫さん。ここでも稲葉さんは素材にこだわり、デザインにこだわり、価格以上に価値のある洋服を次々と世に送り出していきます。ちょうどその頃、雑誌ミセスにモデルとしても登場。お仕事も、子育てもと多忙な日々を送られます。

BIGIのファッションは1970年代を席巻しましたが、決して過去のものではなく今もヴィンテージとして高い評価を得ています。それは、新しいものを取り入れるだけではなく、ファッションの伝統や基本など、ベーシックなモノを取り入れてから。
手が込んでいて、長く使うことにより、より価値が見出されるまさに時代の最先端をリードし、日本のファッションを世界に認めさせるものとなったのです。

これは今も変わらない稲葉さんのスタイル。企業制服のデザインも多数手がけられていますが、素材を吟味した働きやすさと、時代の流れをリードするおしゃれ感覚が、まさに変わらない人気の秘密となっています。
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稲葉賀惠 マイフェイバリット1

2018/04/07
今週も日本を代表するファッションデザイナーの稲葉 賀惠さんをお迎えしてお届けしました。

稲葉賀惠さんは1939年 東京、八重洲生まれ。鎌倉、横浜で育ち。1958年、横浜雙葉学園を卒業。1960年、文化学院美術科を卒業、1963年、原のぶ子アカデミー洋裁学園を卒業。1964年、オートクチュール制作のアトリエを開かれています。

今週はファッションの道を歩むことになる、稲葉さんの原体験についてうかがいました。

今のように海外からの情報や物資が豊富にない時代。稲葉さんはご親戚のかたから送っていただく、ファッション誌などを見て、おしゃれを楽しんでいたそうです。
また、お家の中も洋風と和風の両方を積極的に楽しみ、ライフスタイルに取り入れるという雰囲気があり、稲葉さんも両方の良いところ、魅力を感じながら成長されます。

そんな時代ならではエピソードをご紹介いただきましたが、中でも微笑ましかったものが靴下のお話。ものが豊富にない時代。、今のように洋服が傷んだら捨てるという習慣はなく、ハギレを充てたりして丁寧に長く使うのが常識。稲葉さんはそんなオリジナルのおしゃれを楽しみたいために靴下のツギあてにもこだわり、靴下に穴が開くことも楽しみにされていたそうです。

日本を代表する女性トップデザイナーの稲葉 賀惠さん。その後ファッション関係の学校に進まれ、1960年代のオートクチュールのアトリエを開き、1970年代からは自身の会社、ブランドを立ち上げ、その後半世紀近くにわたって、トップランナーとしてデザインの世界をリードされていったのです。
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稲葉賀惠さんと迎える春

2018/03/31
今週からは日本を代表するファッションデザイナーの稲葉 賀惠さんをお迎えしてお届けします。

1970年代から自身の会社、ブランドを立ち上げ半世紀近くにわたって、トップランナーとしてファッションシーンをリードされています。その稲葉さんの世界観やこだわりはどうやって生まれたのか?大きな影響を与えた文化や出会いは?

今回は5回にわたって稲葉賀惠さんの世界とその歩まれてきた人生、見つめる世界をお届けします。まず、今週はこの桜の季節思うこと、そして春のファッションのポイントをうかがいました。

今年、一足早く訪れた桜の開花、例年より10日ほど早く満開を迎えています。稲葉賀惠さんをお迎えしたこの半蔵門の近く、千鳥ヶ淵の桜もちょうど満開の時を迎えています。

稲葉さんの思う桜を楽しむ秘訣は、遠くから眺める桜。人が近づけない場所、お堀の向こう岸で咲く桜。そこに桜本来の美しさを見つけることができるそうです。


さて、今回スタジオにいらしていただいた稲葉さんのファッションも気になりますね。素晴らしい漆とシルクの織物で仕立てられたジャケット。日本の着物文化を大事にされている稲葉さんらしい素敵な出で立ちでした。

そして、陽の光が強くなるこの時期の稲葉さんのファッションアドバイスは、強い色ではなく、淡い色や色を落としたトーンの召物。そこに少しだけ流行の色や、今っぽさを取り入れることで、旬のファッションの空気感を楽しむことができるそうです。

もう一つ大事なことはいいものを長く使うこと。ものを大事にすることは、その文化を大事にすること。真心込めて作られたものがずっと大切にされ残っていくように。そんな思いで自身のファッションを捉えてみるのもおしゃれの秘訣だと教えていただきました。

是非、来週もお聞きのがしなく。
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