恵俊彰がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「東京海上日動 Side By Side」（毎週土曜15:30～15:55）。毎週さまざまなゲストを招き、ゲストが育んできた出会い、言葉、音楽などを通じて、“いつも身近にある存在”について語ってもらいます。

2月18日（土）、25日（土）放送ゲストは、歌舞伎役者で、俳優の尾上右近（おのえ・うこん）さん。この記事では、25日（土）の模様を紹介します。3月17日（金）公開予定の映画「わたしの幸せな結婚」に出演する右近さんが、健康でいるために気を付けていることや、俳優としての活動について語ってくれました。

恵俊彰、尾上右近さん

右近さんは1992年、清元宗家七代目 清元延寿太夫の次男として誕生。曾祖父は六代目尾上菊五郎さん、母方の祖父は俳優・鶴田浩二さんです。7歳のときに歌舞伎座の初舞台に立ち、12歳で二代目尾上右近を襲名。2018年1月には、清元栄寿太夫を襲名しました。

◆“体が資本”身を持って実感

前回の放送では、「いつも身近にある存在」として「歌舞伎」「清元」にまつわるエピソードを語ってくれた右近さんが、3つ目に挙げたのは「身体」でした。

歌舞伎、清元、役者として活躍する右近さんは、30歳になってから健康の大切さを痛感した出来事があったと明かします。

「やりたいことを表現するのに、体力がないとできないこともあって悔しいんですよね。（身体を）乱暴に扱っちゃいけないんだなと感じましたね」と話す右近さん。身体を労わるために、睡眠時間の確保を意識するようになったそうです。

そんな右近さんが出演する映画「わたしの幸せな結婚」が3月17日（金）から公開されます。小説家・顎木あくみ（あぎとぎ・あくみ）さんによる大ヒット和風ファンタジー小説を、Snow Manの目黒蓮さんと今田美桜さんの共演で映画化。心を閉ざしたエリート軍人を目黒蓮さん、義理の家族のもとで育った少女を今田美桜さんが演じ、明治・大正期を思わせる架空の世界を舞台に描いた政略結婚から始まる異色のラブストーリーです。尾上さんは、ミステリアスな雰囲気を漂わせる医師役に挑戦します。

「（石橋蓮司さんが演じる帝都を治める最高権力者・）帝の専属医師でありながらも、ちょっと怪しげな雰囲気のある役です。『そうだったのか』と感じることがたくさんある映画なので、私もその一員として参加させていただいております」とアピールしました。

番組では他にも、大好物の料理や、3月4日（土）から始まる「三月花形歌舞伎」への意気込みを語ってくれました。

尾上右近さん

＜番組概要＞
番組名：東京海上日動 Side By Side
放送日時：毎週土曜日15:30～15:55
パーソナリティ：恵俊彰
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/sbs/