東京海上日動 Side By Side

Personality : 恵俊彰

番組にお迎えするゲストが育んできた出会い、言葉、音楽などを通じて、
いつも身近にある存在について語る番組です。

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尾上右近「襲名に納得してもらえるかは、僕の頑張り次第」“愛する家業”清元について語る

2023.2.18
恵俊彰がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「東京海上日動 Side By Side」(毎週土曜15:30~15:55)。毎週さまざまなゲストを招き、ゲストが育んできた出会い、言葉、音楽などを通じて、“いつも身近にある存在”について語ってもらいます。

2月18日(土)、25日(土)放送ゲストは、歌舞伎役者で俳優の尾上右近(おのえ・うこん)さん。この記事では、18日(土)の放送内容を紹介します。歌舞伎の世界に興味を持ったきっかけについて語ってくれました。

尾上右近さん、恵俊彰



右近さんは1992年、清元宗家七代目 清元延寿太夫の次男として誕生。曾祖父は六代目尾上菊五郎さん、母方の祖父は俳優・鶴田浩二さんです。7歳のときに歌舞伎座の初舞台に立ち、12歳で二代目尾上右近を襲名。2018年1月には、清元栄寿太夫を襲名しました。

◆人生を大きく変えた曾祖父の踊り

右近さんが「いつも身近にある存在」の1つ目に挙げたのは「歌舞伎」。自身はこだわりがない性格だと認識している尾上さんでしたが、「生きているなかでのあらゆる選択基準が歌舞伎のためだと意識している」と語ります。

右近さんが歌舞伎の世界に憧れを持ったのは、3歳のときのこと。六代目尾上菊五郎の踊りを小津安二郎監督が撮影した記録映画「菊五郎の鏡獅子」を観て、自らも鏡獅子になりたいと思うようになったそうです。

右近さんは「たぶん、人生における初めての感動でしたね。その感動がめちゃくちゃでかかったんです。いまだにそれを超えないぐらい」と当時を振り返りました。

三味線音楽のひとつで歌舞伎の伴奏音楽である「清元」もまた、右近さんにとって「いつも身近にある存在」です。尾上右近の名を背負うなかでの清元栄寿太夫襲名でしたが、七代目尾上菊五郎のお墨付きをもって、歌舞伎と清元の両立を実現させました。

「襲名することに納得してもらえたのは師匠のおかげです」と語る右近さんは、「実際に納得してもらえるかは僕の頑張り次第です。そういう意味では、清元は愛する家業ですね」と意気込みを見せました

番組では他にも、清元の稽古内容や、父と子の関係性、12歳で決断した二代目尾上右近の襲名についても語ってくれました。

尾上右近さん



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聴取期限 2023年2月26日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:東京海上日動 Side By Side
放送日時:毎週土曜日15:30~15:55
パーソナリティ:恵俊彰
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sbs/

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