不幸な生い立ちで教育をろくに受けられなかったけれど、歌詞や文章が好きで、人の言い回しや発音の間違えなどを訂正するのが得意だった加害者・ペリー。「彼が文学と出会っていたら人生は違うものになっていて、事件も起こらなかったのでは?」という小川さんの指摘にはハッとさせられました。「ではペリーに差し入れるとしたらどの1冊を?」ちょっと考えた小川さんが選んだのは『銀河鉄道の夜』!男性の2人旅という共通点があるものの旅の内容は真反対。銀河という大きなスケールの中進んでいく自己犠牲の物語、是非ペリーに読んで欲しかった…と説明してくれました。さすが日本を代表する文学少女のチョイス!そのセンスに感服いたしました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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