メッセージ
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番組で取り上げるのは3回目となる松谷みよ子さんの作品。今回もメッセージ性の強い1冊でしたが、はじめのうちはファンタジー?ホラー?はたまた推理小説?とジャンルがなかなかつかめませんでした。しかし最後が近づくにつれ1行、1文字も無駄にせず伏線を張り巡らしていたことが明らかになり、今回も松谷さんの作り上げた世界の凄さに感動です。ところで直樹とゆう子のおかあさんの働きっぷりは凄まじいものがありますね。遠い実家へ子どもたちを預ける前後も自分は一泊もしない・・・。「こういう先人たちの頑張りがあって、私たち女性は今働くことができるんですね」小川さんとこのおかあさんに注目せずにはいられませんでした。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2019年08月04日
佐多稲子『水』
2019年07月28日
ルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』
2019年07月21日
新美南吉『でんでんむしのかなしみ』
2019年07月14日
川本三郎『老いの荷風』

アーカイブ
椅子/長谷川きよし
直樹が出会った椅子は、「イナイ、イナイ」と低い声でつぶやきながら町を歩いていました。「椅子が座り手を待っている」という歌なので選びました。
伝える花/二階堂和美
広島県大竹市出身、在住、浄土真宗本願寺派の僧侶でもある二階堂和美さん。この曲は、2015年 RCC中国放送「被爆70年プロジェクト“未来へ”」のテーマソングとして作られました。「ふたりのイーダ」では、庭にマツバボタンやバラ、夾竹桃などの花が咲き、りつこは、灯篭流しに色とりどりのダリアを持ってきました。
原爆を許すまじ/中央合唱団
浅田石二作詞、木下航二作曲。「この曲のタイトルに「ふたりのイーダ」の登場人物みんなの思いがつまっていると思います」と小川さん。
 
今まで紹介した作品
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