お久しぶりです!番組に優しい応援メッセージを寄せてくださった方々、ありがとうございました。お陰さまで無事出産を終えましたので、今日からまた小川洋子さん主催のこの読書会に参加させてください。さて今回取り上げたのは、芥川龍之介23歳の時の作品『鼻』『芋粥』。「普通20代前半の作品というと、オレの考えはこうだ!オレはこんな人間なんだ!と自分を主張したがるものですが、芥川は平安時代の説話を題材として“人間”について書いている…。彼はデビュー間もない頃からもう老人だったんですね」と小川さん。若い頃から老成していた芥川。35歳という短い人生だったことも妙に納得できてしまう2作品です。 (アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!)
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