地方から東京へ出てきたばかりの素朴な三四郎が、ヒロインに翻弄されまくる様子が不憫すぎて、ついつい美禰子に辛辣になってしまいました。色々な読み方ができる作品ですが、(1)美禰子は三四郎を好きだった (2)美禰子は野々宮が好きで、あてつけで三四郎と仲良くした (3)美禰子は周りの男性陣に気を持たせて遊んでいただけ。以上の(1)〜(3)、あなたはどれだと思いますか?小川さんは(2)、私は(3)なのですが、番組スタッフの見解もそれぞれ違い、どれもなるほどと思うものばかり。『三四郎』を読んで女子会でもしたら相当盛り上がりそうです。それにしても100年後に生きる私達をも色んな意味で興奮させる夏目漱石、やっぱりすごい!
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