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小学生の頃、日焼けした細い手足を「やーい、ゴボウ!」とクラスの男子にからかわれたという小川さん。しかしそこは文学少女。「ゴボウなんかじゃないもん!私はバンビだもん!!」と言い返したそう。さすが!ツッコミ・・・いや返しにも文学的センスが光っていますね。そんな洋子少女のか細い足と同じく、折れてしまいそうな足で必死に立ち上がろうとする生まれたてのバンビ。「生まれたんですが・・・どうすればいいですか?」とでも言いたげな困惑の表情を浮かべている最初の挿絵を見た途端、一気にバンビLOVEになってしまいました。「バンビ、“あいつ”みたいな人間ばかりじゃないのよ、バンビ」
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2015年3月22日
坂口安吾
『桜の森の満開の下』

2015年3月15日
ガストン・ルルー
『オペラ座の怪人』

2015年3月8日
『福島の文学
11人の作家』

2015年3月1日
石井桃子
『三月ひなのつき』

アーカイブ
シューマン:森の情景より「狩りの歌」/シプリアン・カツァリス(ピアノ)
動物たちにとって狩人たちは最大の恐怖ですが、森の動物たちもまた狩りをしあって生きている、その様子も描かれます。
ドボルザーク:森の静けさ(チェロとピアノのための)/ハンリヒ・シフ(チェロ)アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
中央ヨーロッパの森を思って選びました。バンビが生まれた美しい日が思い浮かびます。
小鹿のバンビ/由紀さおり
ディズニーのアニメーション『バンビ』の人気から生まれた日本の童謡です。
 
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