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少年が悪い大人達をかわして活躍する、楽しさ満載の冒険小説!・・・かと思いきや、「宝探しの旅に出るまでが思いのほか長いですし、島で実際に宝を探すシーンがほとんどないんですね」と、小川さんも驚いていた『宝島』。ただやみくもに読み手である子ども達の冒険心をくすぐるのではなく、生きて行く上でのいましめや、大人社会の厳しい現実が容赦なく描かれている児童文学です。裏切りあり、失敗あり、したたかな計算ありで、船の中の人間関係はまさに社会の縮図。あの半沢直樹もびっくり、主人公のジムの口から今にも、「倍返しだ!」という言葉が聞こえてきそうでした。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2013年8月25日
瀬戸内寂聴
『夏の終り』

2013年8月18日
寺田寅彦
『科学と
科学者のはなし』

2013年8月11日
竹山道雄
『ビルマの竪琴』

2013年8月4日
庄野潤三
『プールサイド小景』

アーカイブ
フィフティーンメン/スキップ・ヘンダーソン
小説には♪死人の箱に15人とくらあ♪という船乗りの歌が何度も登場します。「死人の箱」は、英語で「Dead Man's Chest」。ジョニー・デップの「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマン・チェスト」にもこの歌をベースにした曲が使われています。
酔っ払いの水夫/ロジャー・マッギン
現在に伝わる船乗りの歌。ビリーは、自分にとってラム酒は、妻と夫、肉と葡萄酒とたとえるほどお酒が大好き。
船乗り/スピッツ
少年ジムは、この冒険を通して一人前の船乗りになったのではないでしょうか?彼のわくわくする気分はこの歌のようかもしれません。
 
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