お茶碗の中、電車の混雑、ミノムシなどなど、私たちの身の回りにあるものには科学的な面白さが宿っていて、観察すれば世の中もっと面白い!ということを寺田先生は教えてくれます。「観察力の弱い人は、一生を退屈して暮らすようなもの」という言葉にドキッ。ところで科学者の方々と親交のある小川さんいわく、作家が新しい作品のアイディアを得るのは、ぼーっとしたり本から遠いところにいる時が多いそうですが、科学者の方のひらめきは、考えて考えて考え尽くした果て、という大きな違いがあるそう。にしても、いつも精力的に動かれている小川さん。ボーっとする時間があるなんて信じられないです・・・。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |