心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
夏休みの読書感想文で、昔も今も人気の「宝島」。イギリスの作家スティーブンソンが1883年に出版した冒険小説です。舞台は1700年代。ある岬のそばに「ベンボー提督亭」という宿がたっていました。そこにやってきたのは日に焼けて顔にサーベルの傷跡がある年老いた船乗り。その男は2階に衣装箱をあげさせ「しばらくここにいることにする」と言ったのです。「ベンボー提督亭」の息子ジムによって語られる「宝島」の物語。今年は出版から130年。日本で翻訳が出てからちょうど100年目にあたります。日本でも「宝島」のファンは多く、夏目漱石や中島敦も大好きだったとか。文豪たちはどんな部分にひかれたのでしょうか?
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