日本でもファンの多いディック・ブルーナの『うさこちゃん』シリーズ。その翻訳を手がけられた松岡享子さんにお会いすることができました。『うさこちゃん』シリーズには独特の愛らしさがありますが、松岡さんいわく、作者が住むオランダ特有の「モノに対する愛情深さ」も絵本から感じられるそう。『うさこちゃんとふえ』では笛作りのプロセスが細かく綴られていますが、この他の作品にも編み物や畑仕事、薪割りなど、モノづくりの楽しさや、モノを愛おしむ大切さを伝えるシーンが度々でてくるのだそうです。子どもに読み聞かせる際には、そういう点も一緒に伝えてあげたいですね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |