物語の舞台は歴史深い、とある館。小川さんは「古いお屋敷には、昔そこに住んでいた人たちが使っていた物が沢山残っていて、その一つ一つに物語を感じられるんです」とおっしゃっていました。そんな環境にアリソン・アトリーや小川さんのような感受性の強い書き手が身を置くと、未来に残る素晴らしい文学が生みだされるのですね。ちなみに私は初めて行った外国がイギリスで、100年前に建てられたというお屋敷にホームスティさせてもらったのですが、滞在した2ヶ月間、英単語をつなぎ合わせるのと遊ぶのに大忙しで、一つも物語を感じることなく帰国してしまいました。感受性、弱い・・・。
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