2013年07月07日

ディック・ブルーナ作・松岡享子訳
『うさこちゃんとふえ』
 (福音館書店)

心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

7月で番組スタート6周年の「メロディアス・ライブラリー」。その記念として7月最初の2週は「東京子ども図書館」にお邪魔して、理事長でいらっしゃる絵本作家そして翻訳家の松岡享子さんにお話を伺います。中野区の静かな住宅街を歩くと、花が咲くレンガ造りの建物が見えてきます。ここが「東京子ども図書館」。石井桃子さんが作られた「かつら文庫」や松岡享子さんの「松の実文庫」など都内にあった4つの家庭文庫が母体となり1974年に設立されました。1階にある「児童室」には子供たちのための絵本や童話が7700冊。また地下1階には児童文学を研究する人達のための研究書などが1万8千冊おさめられています。

...続きを読む
公益財団法人東京子ども図書館のホームページはこちら