メッセージ
today's topic

あけましておめでとうございます。今年も魅力的な文学遺産をどんどんご紹介していきますので、引き続きよろしくお願いします。さて新年一発目の今回は良寛の人生を、彼の歌と共にたどりました。有名なお寺の住職でもなく、歴史上の事件に関わったわけでもないのに、私達日本人に「良寛さん」と親しまれている人。考えてみれば不思議な存在です。しかしある時は保父さん、ある時は介護士、ある時はカウンセラーという役目を一手に引き受け、庶民に寄り添って生きたその生涯を知れば知るほど、200年経った今も愛されている理由がよくわかりました。現代に生きる私達にもわかるやさしい言葉で綴られた歌からも、良寛さんの優しさが伝わってきます。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年12月30日
2012年を振り返って
2012年12月23日
岸本佐知子
『ねにもつタイプ』

2012年12月16日
バージニア・
リー・バートン
『ちいさいおうち』

2012年12月9日
新田次郎
『八甲田山死の彷徨』

アーカイブ
ほたるこい〜東北地方のわらべうたによる九つの無伴奏女声合唱より/札幌大谷短期大学輪声会
「さわぐ子のとる智恵はなし初ホタル」をイメージして。こどもの様子をじっくり見ている人でないと作れない俳句、と小川さん。
てまりうた/タンポポ児童合唱団
手まりをいつも持っていたという良寛さんにちなんで。良寛さんの歌は、時を越えて、てまりのぬくもりが伝って来るようなあたたかさ。

雪月花/松任谷由実
自然の大きな営みの中に心の安らぎを見出した良寛さんのことを思いながら聞きたいと小川さん。良寛記念館には川端康成の「雪月花」の書もあるそうです。

 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。