豪雪という敵を相手に無念の死を遂げた隊員達を思うと、なんともやり切れない気分が何日も続きました。それほど衝撃的、かつ当時詳細が語られなかった八甲田山の悲劇を掘り起こし、人々の心に響くストーリーに肉付けした新田次郎という作家の筆にもまた、大きな衝撃を受けました。ところでこの重厚なストーリーは映画化されていて、小川さんは15歳の時、なんと一人で観に行ったのだそう。「何を感じたかは忘れましたが、泣きながら帰ったことだけは憶えています」と小川さん。ティーンエイジャーには重すぎる内容でしたね・・・15歳の洋子ちゃん、お疲れ様でした。
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