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「母性愛が強すぎる家庭教師の話」「家庭教師は10歳の男の子に恋していた」「同性愛を思わせるくだりがあった」などなど、番組が始まる前からスタッフ皆でそれぞれの意見を披露。大いに盛り上がりましたが、解釈の分かれる難しい作品でした。そんな中、「子ども達は最初から二人とも死んでいたのではないか」という小川さんの読みは、全ての謎に説明がつく納得の見解です。伏線を張り巡らし、謎だけを残して読者を置いてけぼりにするこの作品、どんな感想を持たれましたか。タイトルからしてなんとも言えない空気が漂いますが、表紙もよく見ると不気味。二人の子どもを呑み込んで一体化してしまった家庭教師を描いたように見えませんか・・・?
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年11月25日
武田百合子
『犬が星見た
―ロシア旅行』

2012年11月18日
ジッド『狭き門』
2012年11月11日
川端康成『古都』
2012年11月4日
『平家物語』

アーカイブ
ゴウスツ(GHOSTS)/JAPAN
亡霊を見てしまう「私」に。デビッド・シルビアン率いるジャパンの代表曲。
ブリテン:歌劇「ねじの回転」より ザ・ピアノ/マーラー室内管弦楽団 ダニエル・ハーディング(指揮)
「ねじの回転」をイギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンがオペラにしました。マイルズは「私」にピアノを弾いてあげましょうか?と提案します。

タイト・ロープ/レオン・ラッセル
恐怖、本人も意識しない愛、性や階級の時代のタブー、さまざまな不安な心理を味わえる小説です。♪綱渡りの綱の上にいる。こんなはずじゃなかった♪

 
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